脳内出血になっても、フツーのおばちゃんに戻りたい

35歳で脳内出血で倒れた「わたし」のリハビリ記録&その後

敵を知り、自分も知る

2006-10-17 21:43:19 | リハビリ日記
Dr.コトーを見て気付いたこと。
私ってそういえば、自分の頭ん中がどんなふうになっちゃったか、CTの写真も何もみてないんじゃないの? ってこと
周りのいろんな人からは、脳内出血で云々・・・という話は聞いたけど、テレビのドラマでよく見る、脳の断面図(!?)は見てない! 見せてもらってない。

「私・・・、まだ一度もCTの写真見てないんですけど・・・」
「えーーーっ、ホント??」
リハビリの先生方は、みんなして物凄い驚き。

というわけで、見せてもらうことにしました。

1週間に1度、循環器センターから脳外科の偉い先生が来られていて、その先生に直々に話を聞くことになりました。

さて当日、再度CTを撮り、いざ診察室へ。
ちょっと怖そうな先生。だけど質問にはきちんと答えてくれました。

京都で倒れた直後に撮ったCTと、今日撮ったCTを並べて、現在がどういう状況かの説明をしてくれました。

始めて見る私の脳の白黒写真。
この白い部分は何だ?
出血した部分は、この白くなってるところ。で、今は徐々に吸収してきているということ。
出血した部分が運動神経にダメージを与えていなかったので、徐々にだけれど手足が動かせるようになってきたこと。これがもし、運動神経にダメージを与えていたら、一生車椅子の生活になっただろうこと。
そして、シビレについて。
中枢神経にダメージが少しかかっているようなので、シビレが今後ひどくなるかもしれないこと。そして、シビレはおそらく一生残るだろう事
他に脳梗塞等は見当たらないので、ひどくなっているわけではないこと。シビレがキツく出てきたために、ひどくなったように感じているだけだということ。
あと、これは「脅し」に近いかも

血管は左右対称です。同じように仕事してます。つまり、左が出血したということは、右の血管も同じように傷んでいる可能性大です。今度右が出血したら両麻痺の可能性があるんですよ! 血圧の管理だけはきちんと!

この一言はききました。
両麻痺・・・考えたくない・・・

この日、私は、自分の現在の状況をはじめて納得して理解しました。

今の自分を受け入れなければ。
で、受け入れて、これからどうするかが問題。

リハビリ頑張ろう