L's room.

Lions blog!! 2019

2019.1.3. 今年もやるっきゃない! 

2019-01-03 18:29:23 | 日記

平成最後のお正月をみなさんいかがお過ごしでしょうか?

僕は朝起きてランニングをしつつ、昨日と今日は箱根駅伝を存分に楽しんでのんびり過ごしております。

朝のランニングは寒いのですが、とても気持ちいいですね。
毎日5キロだけですがさっと走って頭もスッキリです。

 

そんなわけで本年も当ブログを何卒よろしくお願いいたします。

 

というわけで、新年早々、ライオンズ関連のビックニュースが入りましたね。
雄星のポスティングでの移籍先がマリナーズに決まったそうです。
契約がかなり複雑な形なようですが、それでも最低でも3年間で総額60億ほどの年俸は補償されているようで、
改めてメジャーの年俸はNPBのそれと比べると破格も破格です。

あのイチローとまさか同じチームで投げることになるとは雄星もさぞビックリでしょうね。


さて、新年一発目のブログはどんな内容にしようかずっと悩んでおりまして、年末にブログを更新しない間にいろいろと調べ物をしていました。

うちのブログはシーズン中こそライオンズ関連のネタでぎっしりですが、オフシーズンになると野球界全体についてのトピックスについてネタが続くのは今年も変わらずです笑

今日からしばらくは、日本のプロ野球界が今後どのように日本で生き残っていくかを考えていきたいと思います。

すでに、当ブログを御覧のみなさんはきっと、野球界全体についてもかなりの知識があると思いますが、
なにより、今日本の野球界において一番心配されているのは、ずばり「野球離れ」です。

ここ最近ずっと叫ばれていましたが、日本の野球人口は年々減少していますよね。
が、プロ野球の観客動員はここ数年右肩上がりで伸びています。
さらに、少し前のネットのニュースで、パリーグ全体でのリーグの収益が50億程まであがり、リーグ全体が危機感を持って
アレコレ改革を進めた結果だと思います。
大変喜ばしいことなのですが、やはり先に述べたように、日本において野球をする子どもが圧倒的に減少してきているのは事実なようです。

昭和の時代であれば、日本の子どもは特に他の選択肢もなく、「野球」をやっていたんですよね。
サザエさんでもドラえもんでも基本的に昭和に生まれたアニメはみんな「野球」をやっています。
それだけ、子どもはみんな野球をやって、そこからプロ野球選手も多く生まれたとも言えます。

が、90年代前半にJリーグが発足し、サッカーの人気に火がつくと、まずここで子どものスポーツの選択肢が野球だけでなく、
サッカーが加わります。
で、そこから子どもを取り巻く生活環境は急激に変化しました。
平成ももうすぐ終わりますし、ざっとどんな変化があったかおさらいしてみましょう。

①インターネットやゲームの進化
やはり子どもを取り巻く環境の変化にも大きな影響を与えたのが90年代中盤から始まったインターネットの普及、
ケータイや現代のスマホの進化によって、とにかく「外で遊ぶ子ども」が減ったように思えます。
さらに、昭和の終わりに生まれたファミコンから始まった家庭用ゲーム機はそこから90~00年代にかけてこちらも目覚ましい進化を遂げました。
子どもの選択肢はやはり「野球」だけでなく、こういったその他の娯楽が増えたので、そら「野球」をやる人ってどうしたって減りますよね。

②公園の減少。公園でボール遊びができない環境
僕はね、これが地味に痛いと思っています。これも先ほどの例じゃないですけど、サザエさんやドラえもんではみんなで空き地で野球をやって、打球が隣の家の窓ガラスを割って、その家の親父に怒られる…といったプロットがよく描かれていますが、
現代の日本ではこんな場面はほとんど見なくなりました。

そもそも公園自体が減少していますし、公園があっても「球技禁止」の看板がよく目に入ります。
これって本当に残酷と言いますか、子どもが遊びにくい世の中に大人がしてしまっているよなぁといつも感じます。

③野球以外の選択肢の増加
これも先ほど少し触れましたが、昭和の時代ならもう子どもは野球をやること以外なかったと思います。
選択肢が他に無かったですからね。
が、90年代にJリーグが発足しサッカーが。近年はBリーグも誕生し、バスケットが、そしてさらにさらにTリーグが生れた卓球、
と言ったように、野球以外にもいろいろな競技がプロリーグを発足し、子どもの選択肢がたくさん増えました。

ざっとこんな要因があって(他にも山ほど理由はあると思いますが)
今の子どもの「野球離れ」が生じていると思います。

今はある種のバブルのような形でプロ野球の観客動員は増えていると思いますが、
そもそも日本は今や人口減少社会なので、どうしたってこの観客動員もいずれ頭打ちになってきます。
少子化も依然進行中なため、このプロ野球人気にあぐらをかくことなく、アレコレ手を打つ必要があるのかなと感じます。


やはり、2000年代前半に起きた近鉄バファローズの消滅といったように、あのような出来事はもう起きてほしくないので、
本当はチーム数を増やしたいところですが、少し前にエモヤンの記事で面白いニュースが流れていましたね。
ざっと内容を抜粋すると

・プロ野球のチーム数を増やせという意見をよく聞くが、そもそもアメリカと日本では野球人口が少なすぎるので、
現在の12球団が限界ではないか

とのこと。
まぁそもそも人口が全然違いますが、逆にメジャーみたいに30球団もあればそれだけ子どもが野球を生で見る機会が増えるわけで、
その結果野球人口も増やせるような気もするのですがね…
こうなると卵が先か、鶏が先かの問題になりそうな気がしますが…


と、言うわけで、本日は新年一発目ということで、プロローグ的な内容なので今日はここまで。

明日以降、色んな観点から「野球」と「それ以外」のプロスポーツについて比べてみたいと思います。


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