JUMPファンと、JUMPファンでない人への創作小話114

よかったら、読んでみてね

 

ゆうこ：（ナレーション風に）私は、商店街の片隅で占いをやっている、「そろそろ大向こうを唸らせたいゆうこ」。今日も世の中の迷える子羊を待っています。

夕方４時３０分、小腹から大腹になりかけたころ、お客さんがやってきました。

 

ゆうこ：ピュアな瞳のうすばカゲロウ～♪ 出禁のお店は数知れず～♪ はぁ、誰も来ないなぁ。

 

？？？あの、今いいですか？

 

ゆうこ：目鼻立ち、はっきりくっきりイケメンさん。あなたのお名前は？

 

？？？：複雑なことは、楽々こなせるのに、なんでもない所でこけるので、「ふっこくちゃん」って呼ばれています。

 

ゆうこ：スーパーのラーメンの棚の所で、出会ったら、確実に小躍りする名前ね。では、ふっこくちゃんの悩みはなーに？

 

ふっこく：各家庭の郵便受けを見ると、その中に、きざみ酢ショウガの小びんを入れたくなるんです。どうにかして下さい！！ゆうこ。

 

ゆうこ：まぁ、いつの間に私の名前を・・・。ちなみにその小びんは何色なの？

 

ふっこく：えーと、ピンク色ですけど・・・。

 

ゆうこ：そっかあ、オレンジ色だったら、「俺んちにオレンジ色のしゃれた小びんが・・・。」って少しなごむのにねぇ。

 

ふっこく：だじゃれですか！！（怒）

 

ゆうこ：まぁまぁ、そんなにお冠にならないで。

 

ふっこく：だって、ゆうこ、悩み相談にのってくれないからっ！！

 

ゆうこ：サンタフェ家の住人って、みんな、スロースターターだけど、そんなお座なりなことはしないから。大丈夫。ふっふっ・・・。

 

ふっこく：笑ってる場合じゃないですよ。もう～！！

 

ゆうこ：ごめん。思い出し笑いしちゃって。ゆうべね、カーネギーが「ムニャムニャ」寝言言ってて。

 

ふっこく：はぁ・・・。

 

ゆうこ：「もう、遅かりし由良之助だぴょん」って言ってて。

 

ふっこく：知ってます。それ！！「待ってたのに、時間に遅れて間に合わなくて、うまいこといかない時に」言う言葉だぴょん。

 

ゆうこ：THO（そう）語尾にぴょんつける位、ふっこくちゃんも落ち着いてきたから大丈夫。なまけもののカーネギーが自分のこと棚に上げて言うもんだから・・・。キャハ

 

ふっこく：ヒィーヒィー（笑いとまらず）息ができない。苦しい・・・。でも、なまけものって、１日中どこかにぶら下がってるんですか！？

 

ゆうこ：小田原提灯みたいに、伸びたり、縮んだりはしてないけど、定位置にぶら下がってるし。毎日、１人で、自分の生活一味足して、エンジョイしてるわよ。

 

ふっこく：そうなんだ。うらやましい。

 

ゆうこ：だから、ふっこくちゃんも、その酢ショウガの小びんを、魔法のランプの中に入れ込んで、売り出せば、もーうマハラジャよ！！毎日、おみおつけに、フォアグラてんこ盛りよ！！

 

ふっこく：わかりました。ゆうこの、お眼鏡にかなうように、アホな人のことはスルーして、ビジネス界で音頭を取れるようにがんばります。ばいばい。またね！！

 

ゆうこ：一大事解決！！ふっこくちゃん。超高速で行っちゃった。さぁーてと、ゆうこもおさんどんしに帰ろうーと！！

 

きざみ酢ショウガの口コミもいいけど、「そろそろ大向こうを唸らせたいゆうこ」でした。

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今回は知念侑李くん編です。ドラマがんば ほうほうほでした