JUMPファンと、JUMPファンでない人への創作小話113

よかったら、読んでみてね

 

ゆうこ：（ナレーション風に）私は、商店街の片隅で占いをやっている、「こうなったら、未来の展望は、ズゴーンと大き目に設定したゆうこ」。今日も世の中の迷える子羊を待っています。

夕方４時３０分、小腹から大腹になりかけたころ、お客さんがやってきました。

 

ゆうこ：ビジュアル重視のトーテンポールぅ～♪ はぁ、誰も来ないなぁ。

 

？？？：今いいですか？

 

ゆうこ：ズキゥ～ン 声も出ない位のイケメンさん。あなたのお名前は？

 

？？？：「卵焼きが食べたい」って、かなりたっぷり目のいい間で言ったので、「たっぷりんちゃん」って呼ばれています。

 

ゆうこ：世界の喜劇王みたいな名前ね。では、たっぷりんちゃんの悩みはなーに？

 

たっぷりん：実は、望遠鏡が怖いんです。HELP！！ゆうこ。

 

ゆうこ：まぁ、いつの間に私の名前を・・・。ステッキぐ～るぐる。リリカルパスカル♪ ヤンバルクイナめぇ～！！

 

たっぷりん：どうしたのゆうこ。なんかさっき拾い食いでもしたの？

 

ゆうこ：たっぷりんちゃん。そのかっちょいい二つのお目々は節穴なの！？

 

たっぷりん：まじでこわい！！うっうっうっ（涙目）

 

ゆうこ：わっ！ごめんね。はじめましてから、５分も経ってるのに。ゆうこのおでこのたんこぶスルーしてるからつい、見えない敵に呪文をかけちゃった。てへ

 

たっぷりん：あっ！？それってたんこぶだったんだ。赤と青と黄色とオレンジの色がまだらに、混じり合ってるから、ゆうこ自家製のサラミでも、そこに保存してたのかと・・・。

 

ゆうこ：明日の夕方位が、食べごろね、って・・・。ちが～う！！実は４日前にみみずばれ商店街の真ん中で、転んじゃって。

 

たっぷりん：はぁ・・・。

 

ゆうこ：ゆうこにとっての見えない敵は、まさにゆうこ自身ね。これから先、ますます足腰弱くなるし。くしゃみしただけで、おしっこだだ漏れよっ！！（怒）

 

たっぷりん：あのー、息巻いてるところ、あれなんですが、ぼくの悩みは・・・。

 

ゆうこ：大丈夫！！あんなにいたかった、たんこぶが、日が経つにつれ、まだら色になり、勢力が弱まるように。

 

たっぷりん：意味がわかりません。ちょーむずい。

 

ゆうこ：望遠鏡。こんなに、人の心を素直に表してるネーミングはないわね。ねえ、たっぷりんちゃん。

 

たっぷりん：はい？

 

ゆうこ：あと１、２年で命の光が消えかかってる、先が見えてる人生と、これから、どの道に進むかわからないけど、考えただけでワクワクする人生。どっちがいい？

 

たっぷりん：そりゃあ、リリカルパスカル♪ 前途洋々の見えない人生の方がいいです。

 

ゆうこ：でしょう。じゃあ、望遠鏡を見たり、気にしたり、怖がる必要なんてないよ。自分のこれからは、がんばってる自分の背中に自然と見つかるもんだから。

 

たっぷりん：ゆうこ、まじでかっこよすぎ！！スッキリしたので、帰ります。ばいばい、またね！！

 

ゆうこ：一大事解決！！たっぷりんちゃん、ステッキ忘れて行っちゃった。さぁ～てと、ゆうこも帰って、カーネギーに、このたんこぶ自慢気に見せようーと！！

 

たんこぶの１つや２つがなんだ～！！「こうなったら、未来の展望は、ズゴーンと大き目に設定したゆうこ」でした。

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今回は髙木雄也くん編です。ほうほうほでした