よかったら、読んでみてね
昔々あるところに、勇敢で、心の優しい男の子が住んでいました。
いつも黄緑のベレー帽をかぶっていたので、「どりベレちゃん」と呼ばれていました。
今日は、大好きなママに頼まれて、おばあちゃん家におつかいに行く途中です。
どりベレ:特大スプーンをぶち投げたらぁ~♪ 磁場が狂って迷惑メールぅ~♪
なぜだか二月の空も、どりベレちゃんの心も荒れ模様のまま、おばあちゃん家につきました。
どりベレ:おばあちゃん。こんにちわ。4年前初孫として、産声を上げた、あけち黄金パンダ子ヨークシャテリアです。
おばあ:もしや、お前は、私のかわいい孫。あけち黄金コアラ子レトリバーなのでは。
どりベレ:びっくりしすぎて、目が覚めたんじゃない、おばあちゃん。よかったよかった。3日前から、町内会のねむりの森の美女ごっこでビールのみすぎて、なんど電話しても、目覚めないって、ママが心配してたから。
おばあ:歴史好きのどりベレちゃんが、わざわざ、自分のうんちく好きを押し隠して、パンダ子なんて、言うから。
どりベレ:おばあちゃんだって、それに合わせて、わざとコアラ子とかいって。
おばあ:ふ・ふ・ふ。ほんとは、
どりベレ:愛妻家でおなじみの、明智光秀さんの奥様の名前は、熊子だよねぇ~。
おばあ:側室さん達をもらわなかった、その辺は、一途だったのかも。それに比べて、死んだMyハズバンドは、あっちにも、こっちにも・・・。
どりベレ:まって!!ぼくの記憶の中の、優しかった南伸坊さん似のおじいちゃんは、とってもナイスガイだったよ。
おばあ:なんだってぇ~!!Myハズバンドは、15年前にこの世からいなくなったんだよ。どりベレちゃん。実は、あと1年で成人式かい。えらいこっちゃ。お祝い金、通帳にぜんぜんたまってない(絶句)
どりベレ:おばあちゃん。もはや完全に目が覚めたよね。ぼくが知ってるわけないじゃん。おじいのことは・・・。
おばあ:えっ!?あ、あ~良かった。実は先月、もう1つあった百万円の定期預金、「安齋肇さんと行こう。着物お見立て会」で、見栄張って使っちゃったもんだから。
どりベレ:じゃあ、春になったらその着物きて、お花見にいこうね!!
おばあ:本当に聡明でイケメンな優しい子じゃよ。
どりベレ:ママが心配してるから、そろそろおいとまするね。ばいばい、またね!!
おばあ:気をつけてお帰り。
20分後、家でのんきに、旅番組を見ていたママのもとに、どりベレちゃんはかえりました。
今回は薮宏太くん編です。
薮ちゃん、舞台がんば!!ほうほうほでした