万葉集ブログ・1 まんえふしふ 巻一~巻八

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1329 作者未詳

2009-08-22 | 巻七 比喩歌
寄弓

陸奥之 吾田多良真弓 著絃而 引者香人之 吾乎事将成

陸奥(みちのく)の 安達太良真弓(あだたらまゆみ) 弦(つら)はけて 引かばか人の 我(わ)を言なさむ


弓に寄せる

「みちのくの、安達太良の美しい弓に、弦をかけて。それを引いたら他人が、僕のことを噂にするだろうか」

●陸奥(みちのく):陸奥(むつ)、陸中(りくちゅう)、陸前(りくぜん)、岩代(いわしろ)、磐城(いわき)の5か国の古称 現在の青森県、岩手県、宮城県、福島県にほぼ相当

●あだたら真弓:陸奥国安達郡(福島県)から産出した弓