万葉集ブログ・1 まんえふしふ 巻一~巻八

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1312 作者未詳

2009-08-05 | 巻七 比喩歌
凡尓 吾之念者 下服而 穢尓師衣乎 取而将著八方

おほろかに 我れし思はば 下に着て なれにし衣を 取りて着めやも


「なおざりに、僕が思っているのなら、下に着て、なじんだ衣を、(別の衣に)着替えるのか」

(きみのことを、おろそかに思っているのなら、着なれた服を、着替えるがごとく、きみを他の女と取り換えるのかい)