1315 作者未詳 2009-08-08 | 巻七 比喩歌 橘之 嶋尓之居者 河遠 不曝縫之 吾下衣 橘(たちばな)の 島にし居(を)れば 川遠み さらさず縫ひし 我(あ)が下衣(したごろも) 「タチバナが咲く、島に住んでいるので、川まで遠いわ。(しょうがないので布を川に)晒さずそのまま縫ったのよ。私の下着を」