万葉集ブログ・1 まんえふしふ 巻一~巻八

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1310 柿本人麻呂歌集

2009-08-03 | 巻七 比喩歌
雲隠 小嶋神之 恐者 目間 心間哉

雲隠る 小島(こしま)の神の 畏(かしこ)けば 目こそ隔てれ 心隔てや

右十五首柿本朝臣人麻呂之歌集出


「お亡くなりになられた、小島の神に、(私は)畏怖の念すら覚える。なるべく視界に入らないようにはしているが、内心は(それを)断ち切ることができない」

右の十五首は、柿本朝臣人麻呂の歌集に出る