比等母祢能 宇良夫禮遠留尓 多都多夜麻 美麻知可豆加婆 和周良志奈牟迦
ひともねの うらぶれ居(を)るに 龍田山(たつたやま) 御馬(みま)近づかば 忘らしなむか
「人はみな、悲しみに沈んでいるのに。龍田山に、(あなたの)ウマが近づく頃には、(あなたは私たちのことなど)忘れてしまうのではありませんか」
●ひともね:語義未詳 「人皆(ひとみな)」の九州方言説、「一棟」「人の胸」「人の目」とする説 など
ひともねの うらぶれ居(を)るに 龍田山(たつたやま) 御馬(みま)近づかば 忘らしなむか
「人はみな、悲しみに沈んでいるのに。龍田山に、(あなたの)ウマが近づく頃には、(あなたは私たちのことなど)忘れてしまうのではありませんか」
●ひともね:語義未詳 「人皆(ひとみな)」の九州方言説、「一棟」「人の胸」「人の目」とする説 など