思君未盡重題二首
波漏々々尓 於忘方由流可母 志良久毛能 知弊仁邊多天留 都久紫能君仁波
はろはろに 思ほゆるかも 白雲の 千重(ちへ)に隔てる 筑紫(つくし)の国は
君を思(しの)ぶことが未(いま)だ尽きず、重ねて題す二首
「はるばる遥かに、思われます。“白雲の”何重にも隔てている、筑紫のくには(果てしなく遠い)」
波漏々々尓 於忘方由流可母 志良久毛能 知弊仁邊多天留 都久紫能君仁波
はろはろに 思ほゆるかも 白雲の 千重(ちへ)に隔てる 筑紫(つくし)の国は
君を思(しの)ぶことが未(いま)だ尽きず、重ねて題す二首
「はるばる遥かに、思われます。“白雲の”何重にも隔てている、筑紫のくには(果てしなく遠い)」