舞栗倉庫

過去ログ

それでは問題です。

2006-08-21 20:15:44 | Money
Q1 生命保険で言う三大成人病に入らないのは?

1:ガン

2:夜尿症

3:脳卒中


Q2 病気や解雇などにより給料が減ったり無くなったときは◯◯で補う。

1:コエンザイムQ10

2:隣の晩ご飯

3:所得補償保険


Q3 景気ウォッチャー調査の関するものに当てはまらなものは?

1:地域の景気に関連の深い動きを観察できる人を選び行う。

2:「家計動向関連」「企業動向関連」「雇用関連」の3分野で判断する。

3:右足のつま先に小さな手鏡を付け、80%程度の乗車率の電車に乗車しスカートの中を照査する。


Q4 期待収益の一番大きいものは?

1:コインを投げて表なら賞金10万円、裏なら賞金無しの、参加料5万円のゲーム。

2:同様に表なら賞金20万円、裏ならペナルティー10万円、参加無料のゲーム。

3:3つの料理のうち選んだ1つがTOKIOのメンバー2人以上とカブらなければ食べられる、ギャラも勿論出るゲーム。


Q5 健康保険ではなく、労災保険が適用されるモノは?

1:仕事で車を運転中、資生堂「椿」のロケをしており、3人のモデルさんに見とれて追突。額にケガをした。

2:仕事帰りに仲間と呑みに行き、その後いつものルートで帰宅しようとして電車のホームから落ちて足首をねんざした。

3:社員食堂で焼き魚定食を昼食に食べたところ、肴の骨が喉につまり4日間の入院となった。


Q6 それぞれの説明で最も不適切なものは?

1:PERとは、「パァ~」と発音する。最近結婚したGEY人の「フォ~」の次に考えてるギャグである。

2:遺留分減債請求とは、「宏様、お父様は軽井沢の別荘も含めて全財産を後妻で迎えられた由美様に相続させると遺言書に書いていらっしゃいます」と昼の3流ドラマで弁護士が言っていても、実子である宏には法定相続分の1/2の財産を相続する権利があることを言う。

3:法人税とは、法人の所得に対して一定率を掛けて計算するものだが、今現在約7割の法人が赤字と言われており、法人税を支払ってはいない。




銀行にお金を「預ける」と一般的には言うけれど預けているのではなく「投資」してるのである。銀行の貸金庫にお金を入れてるんだったら「預けて」いるのかもしれないけど、なにも銀行は預金として集めたお金をじぃっと金庫に眠らせてる訳はなく投資に回して運用してるのだから。
国債を買ったり、子会社のサラ金に貸したり、銀行同士のインターバンク市場で貸し出したりその他諸々の金融商品で運用してる。「預けた」人はその運用益のおこぼれを貰ってるって訳だ。

もしも長銀みたいに経営が上手くいかなくなって万が一にも銀行が潰れちゃうなんてコトになっても他の業界の会社に投資してるのとはちょいと違ってて、投資したお金が全部パァ~になっちゃう訳じゃなく、1,000万円とその金利は保障される。2,000万を仮に銀行に入れてたとして残りの1,000万円はまったく戻ってこないかってぇとそんなこともない。「全部は」保障されないからだ。潰れたときのその銀行の財務状況によって戻って来ることもある(らしい)。
ただ今後銀行が「潰れる」ってことが起きるのか?金融危機対応処置ってのがあって、ヤバいなってことになると直接の資本増強=税金の投入(りそな)や預金保険機構による全株式の取得(足利銀行)などがあって今後潰すことはないように思うけど。

ん?けど?けど・・・「ゲド戦記」。きっこのブログにあの映画はつまらんと書かれてたけど、先週だったか小金井大勝軒で中華そばに一味唐辛子を大量に振りかけていたら、隣のテーブルにいたおじさんが連れのおじさんと会話してて「昨日娘とゲド戦記見たんだけど、つまんないねぇ~。金出して損したよ・・・」と言っていた。CMじゃお客さんが大いに入っていて大好評だって印象がありますゲド?実態は違うのかなぁと聞いて思いましたゲド・・・

それにしても小金井大勝軒はご主人以外の人が麺をゆでると柔らか過ぎるんだゲド、どうにかならんもんかなぁ。

えと、なんだっけ?あ、銀行の破綻の話ね。
そのかわり運用が上手くいけば、お客さん向けの金利には反映することはないけど、銀行自身の儲けは大きくなって羽振りもよくなる。

何年か前に公的資金が投入された琉球銀行だけど、やっと今期黒字に転換できたらしい。友人はローンを組んで家を新築した途端に公的資金が入って、それとともに給料が6掛けとなって真っ青になった。黒字転換でいずれは給料も元通りに・・・いけばいいのにねぇ。
りゅうぎんは毎年1万人にも昇る県外からの移住者に目をつけて専用の住宅ローンを売り出したらしいけど、これも銀行の儲けの為。通常の住宅ローン金利に0.05%くらい上乗せするらしい。

銀行に投資したお客さんの利子に対する税率は20%。
仮に100万円を三菱UFJ銀行に預けたとすると今の普通預金金利が0.1%なので、1年間に増えるインカムゲインは1,000,000×0.001×0.8=800円となる。銀行は100万円を金融商品に投資したりして稼いでいるのに個人に回るのは800円だけ。



会社から払われる給料などは超過累進課税であり、所得税・住民税合わせて最大50%を納税することになるけれど、上場株式の譲渡益はいくら稼ごうとも税率は10%だけ。ジェイコム株で20億円益を出した市川だか船橋だかに住んでるらしいネットトレーダーも、もしその年にジェイコム株しか売買していなければ
所得税・住民税で支払う税金は2億円。
同じように話題になった人でどこかの投資会社の部長さんが貰った給料が20億円ならば、納税額は簡単に言うと10億円。
元は同じ20億円だけれど差し引き8億円の開きが出て来る。

株式の譲渡益課税も本則では利子にかかる税率と同じで、所得税15%・住民税5%の合わせて20%だった。しかしバブルガムが割れたあと経済を立て直したい政府はボーナスを考えた。税率を半分の10%にし株式市場を活況にすることで株価を上げて法人の持ち合っている株式の含み損を軽くする。

しかしこのボーナスには2007年末までという期限を設定し2008年からは本則の20%に戻す、というものだった。

ということは2007年末で個別株も国内投資信託も国外で運用してる投資信託もいったん皆売りに出すだろう。そして一時株価は大幅に下落するだろう。どの時点で売るかの見極めが難しいなぁと考えてた。

でも待てよ。センセイ達の中には株式や◯◯ファンドで運用してる人が結構いるだろうから、もっともらしい理由くっつけてボーナス期間を延長するってことも考えられるなぁ。未だに村上ファンドみたいなものはた~くさんあるって言うからなぁ。「センセイ、我がファンドで運用されませんか?」なんて囁きが聞こえてきそうだ・・・なんて思ってたら、期間延長の可能性ありの新聞記事が昨日の日経に載ってた。「個人の貯蓄から投資への流れはまだ充分とは言えず・・・」やっぱりねぇ。

そんなもんなのね。