舞栗倉庫

過去ログ

資本主義、だからねぇ。

2006-08-04 17:39:54 | Money
予想以上に大問題化してる亀田兄ちゃんの試合。こりゃぁもうタイトル辞退しちゃいなさいな、って僕がここに書いても何の足しにもなんないけど。
ある意味可愛そうっちゃ可愛そうかもね。まだ未成年なのにあんな試合に出させられて、自分の知らないところで取引されて、大勢の目にさらされて見せ物になっちゃって、買っちゃならない試合に何故か勝っちゃって、だからお相撲さんに担がれたらビックリしちゃって泣いちゃったんだね、ボクちゃん・・・。

あのキャラ、嫌いじゃなかったんだけどなぁ。

悪者はオヤジ。自分の大事な息子の人生を一時のお金で売っちゃった。
オヤジのトレーナーとしての能力がいかばかりなモノなのか僕にはサッパリ解らんけれど、親として子供の将来についてどう考えているのか、問題はそこにあると思う(八百屋だと決めてかかってるけど)。
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15年間使い続けたROLEX。最初の頃はお気に入りだったんだけど、自動巻のせいで時間が正確ではなく、よく遅れる。5年に一度のオーバーホールも費用がかかる。故障がなくとも5万ほどかかるから、年1万円くらいはランニングコストとして見ておかなけりゃならない。あと30年生きたとしたら現在価値で30万円。大した金額じゃないと言えば大した金額じゃないけれど、我が家から出て行かないんなら出て行かない方が良いお金であることはある訳で(表現がクドいんだよな)次の時計を探してた。

最近の若い子達は・・・「さいきん」を変換してみたら「細菌」となった。そんなに最近の子達って汚れちゃってるのか?何故だ?そうか、電車の中でも歩道でもどこでも平気で直に座っちゃうから汚れちゃってるんだな。スカート姿の女の子達でさえ、そこらへんに座っちゃうのはどうかと思うよ、昭和のオッチャンは。

初めての海外旅行はヨーロッパだった。生まれて初めて時差を体験し、眠いし疲れて空港でしゃがんでしまったら、ガイドに「みっともないことをするな」と叱られちゃった。周りを見渡してもしゃがんでる人は1人もいない。国際線のロビーだったと思うから各国の人達がいたんだろうけど、しゃがんでる人は皆無だった。「国際的に見てパブリックスペースでしゃがむという行為はみっともないということなんだ」と初めて知った。

ならばしゃがむのではなく、直に座っちゃうのはガイジンの目にはどう映るのだろうか?
オ~マイガ~か?(ガイジン ミナ エイゴシャベル チガ~ゥ)

フランスで香水の技術が発達した理由、イギリスでコートが普及した理由を知ってビックリしたと同時に「そうかもね」と案外簡単に頷いたこと。
昔は市街地でも糞尿は窓から捨てていたから街の道路という道路は糞尿だらけ。おまけに歩道(というものがあったのか知らないけど)を歩いていると、いつ何時他人様の糞尿が頭に降って来るか解らない。だから糞尿テポドンが見事命中した時のためにコートと帽子を身につけるし、風呂にはあまり入らない文化だから香水が発達した。彼らのDNAには「道路は糞尿まみれ」が刻み込まれているから日本の子供達のように道端に座るなんてことはあり得ないんだろうなぁ。

話がそれちった。
最近の子達って時計を持たない子が多いって記事を読んだ。時間は携帯電話で確認するから腕時計は、おされのためだけに持つ、と。なので今まで売れてた所謂フツ~の腕時計が売れない。売れるのは高級時計ばかり、なんだそうだ。

僕は携帯電話を「災害時のための押さえ」として所有してるので、いつもは携帯しない携帯電話。
大体、携帯で喋る時のタイムラグはどうにかならんのか?鬱陶しくってイヤになる。お互いに固定電話の前にいることが確認できるとかけ直すようにしている。地球の裏側からかけてる訳でもないのになんでずれんのかねぇ、って理由は解ってるけど解ってるからこそ早いとこどうかして欲しいもんだ。

僕のは非携帯電話なので時間を知るために腕時計は必須だ。それも短期間に時間が狂う時計は有り難くない。僕自身が既に狂っているので、時計まで狂ってしまうと何を基準に生きていけば良いのか皆目見当がつかなくなってしまうってもんだ。
僕は時計をおされとして持つ訳ではないので着替えない。一つの時計をず~と付けてる。シャワーを浴びてる時も、羽布団に包まれてお花畑の夢を見て熟睡している時も。だから基本として耐水性に優れたもの、早い話がクオーツのダイヴァーズウォッチだ。
でもホイヤーにピンと来るものがない。知らないブランドのHPなどを色々見てみても、う~ん、なんだかなぁ。

Yahooだったかなんだったかどこかで見かけた"TechnoMarine"の文字にピンと来てHPを開けてみると・・・これだって飛びついた。白のTechnoDiamondじゃ。
定価では買いたくない、とAmazon.comで探すとお目当てのものが4割引で出ていた。カミサンにも同じものをと探してみると・・・おんなじ店にあった。変なもの送られて来ても困るのでお客さんからのクレーム一覧に目を通してみた。どこの国にも逆恨みというかクレーマーはいるもんで、まともな苦情はないようだ。偽モンだったり壊れたものが送られて来たら・・・そんときはそんときだ、で発注。欲しい欲しいの一心で関税について調べてなかったんだけど、ま、いいか。

1週間後だったか成田から電話。
「包みの中でコチコチ音がしてますけど、中身は何ですか?」
「腕時計です」
てっきりセキュリティー上の確認だろうと思ったけど、飛行機から降ろした後だから関係ないんだよね。この確認は関税の計算のためだったんだ、と後になって気が付いた。

時計は関税の適用外なんだそうで。なんで?
一覧表見てみると、例えば車をアメリカに輸出すると12.5%か25.0%の税金がかけられるのに、アメ車が日本国内に入って来る時には関税は無し。時計も入って来る分には関税無し。納税するのは消費税の5%だけ。そのくせスキーのブーツやテニスシューズの高級品になると27.0%もの関税がかかる。品目ごとに税率が細か~く決められていてぱっと見「決める時になんかあったんじゃなかろうか?」。
政治的にアンバランスな状態になると「じゃ、そこんところは自動車の関税で調節しますんで」ってことなんだろね。
海外企業との競争で有利になる業界は喜んじゃうけど、反対は困っちゃうねぇ。だから政治献金・・・なんだね、当たり前か。今もどこかで「ウヒヒヒヒ、越前屋、おヌシも悪よのぅ」なぁんてヒソヒソ話してるセンセイがいるんだろうなぁ。
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バブル期に購入しちゃったゴルフ会員権やリゾートクラブ会員権の値下がりが激しいので売却したとする。売却すると損が出る。この損を給料など他の所得と相殺することができる。
なのに別荘を売却しても相殺されない。

バブル期に別荘を買ったセンセイは少なかった。別荘を所有してるセンセイは祖父の頃購入して代々相続して来たセンセイが主だった。でもゴルフとリゾートを買ったセンセイは多かった。なのでこの2つに関しては損したら税金も軽くしてあげる方法が残った、ってことなんだねきっと。