舞栗倉庫

過去ログ

おぉ~。

2006-11-29 19:34:14 | Weblog
犬の散歩のついでに電気屋さん(パソコン屋さん?)に寄ろうと府中街道まで歩いて行った。

狙いは、壊れてしまったDVDプレーヤーの代わりに、今こうしてLogを書いているiBookでDVDを回して、その画像をTVで見る訳にはいかんかなぁ。それをするためのコードかなにかはないのかなぁ。というもの。

今、ウチでDVDを借りてきて映画を観る時には、1階に置いてあるiMacを使って回してる。1代前の本体部分がドーム型のiMacなので、液晶をこちらにクルリンと向かせて、首の部分をビヨ~ンと伸ばし我々の顔に近づける。それでもワイドの17inchに過ぎないし、スピーカーもデフォのもの2つだけだから、迫力がジェンジェン出ない。

借りてくる映画は、ドラマもんなんてもんはまずあり得なくって(韓流ものはジェッタイにあり得ない)、どちらかと言えばアクション系が多い?から、画面は大きい方がいいし、音響もできればコンポのスピーカーを通して楽しみたい。

理想としては、iBookを手元で操作して再生した画像と音声をAirMacで飛ばし、画像はExpress経由でTVに接続。音声もやはりExpressで受けてコンポに接続。そうすればiBookをリモコン代わりにして、DVD鑑賞が可能になる。

iTuneから受け取ったウェブラジオの曲を、同じようにしてAirMac経由で待合室の患者さんたちに聞かせている開業医の方がいらっしゃるので、理屈は一緒だからできる筈、と思って詳しそうな店員さんに聞いてみたら・・・「受け手のTV側にPCインターフェイス用のジャックがなければ、その案は却下です」と、構想3日の夢は、ものの20秒で崩れ去った。

しょうがないよな、ウチのTV、もう15年位前から使ってるんだもん。当時のTVメーカー側にはこんなにPCがはびこる世の中は想定してなかったよなぁ。




で、夢破れて山河あり、じゃないが、そのまま府中街道を北上して小川駅入り口付近にさしかかると、異様な雰囲気が。

北上する車はビタッと止まったまま。おまわりさんが数人立って交通を遮断してる。信号も見る限りずーっと赤のまま。そこかしこに人々の集まりができている。止まっている車の陰から、北方向に首を伸ばして様子を伺っている人たちも見受けられる。


「なんだなんだ、事故か?サイレン鳴ってなかったよな?」とカミサンに話しかける。彼女も不思議がっている。
「事故じゃなければ、火事か?なんか変なニオイがするし。あ、これはブリヂストンの工場のいつものニオイか。んじゃ、TVのロケじゃないのか?わかった、資生堂「椿」のロケだ。沖縄のKさんに教えてあげなきゃ。Kさん、CMに出てくる娘たちのことすご~く気に入ってるから。『あの素人の女の子たち、キレイだよねぇ』って、素人の筈ないのにねぇ」なんてしゃべりながら歩いてたら、どんどん人が増えてきて、中には日の丸の小旗振ってる人も出てきた。毎日新聞のパク記者が見たらなんて言うんだろうか?

マラソンはやってない筈。なんだなんだ?
そこで歩道で立ち止まっているご夫人に尋ねてみた。「何があったんですか?」

「皇太子様がいらしてるんですよ」

「あ~、な~るほど」

何のご用事かは存じ上げませんが、皇族の方が日本を代表する企業の工場に来られてたんですね。ならば交通規制やこの混雑ぶり、納得です。

「そうは言っても、関係ないから行こう」とカミサンに。人間の混雑にウチの犬は怯えるので。
でも歩き出したところで、白バイの先導で皇太子様の車が敷地の外へ出てきた。10秒ほど立ち止まり皇太子様が乗っていらっしゃる車に目を向けると、軽く手を振って笑顔を作っていらっしゃる皇太子様が、僕とカミサンの顔をご覧になった。
「関係ない」筈なのに、無意識に頭が下がった。

自分が「日・本・人」なことを改めて認識した。




ホントは「韓国財閥、新興国へ動く」記事と「年金の官優遇是正半ば」記事について書くつもりだったんだけど、腹が減ってきたので明日にします。

官と民は別民族。

2006-11-28 19:11:39 | Money
●民間が造った「キッザニア」は赤字なし。
官が造った「みんなの仕事館」はイニシャルコスト580億円。年間の入場料収入1億円。ランニングコスト年間14億円。毎年計上される赤字額は13億円。

官は余計なことすんな!!!

●今でさえ夕張市の倍以上の債務がある東村山市で、一部の自称「土地の名士」達の懐を潤すために造られる、これまた自称「市の財政の起爆剤」である東村山駅西口再開発、100mマンション。
仮に100%の起爆装置が目出度く稼働したとして、毎年1億円の税収アップが見込めるんだそうで。
んじゃ、イニシャルコストに投入される新しい借金の返済額は?と問われれば、年間2億6,000万円のアップだそうで。
足し算引き算すれば、年間1億6,000万円の赤字が増える。

田舎もんの素人役人は余計なことすんな!!!

●一般会計とは違い、それぞれの省庁の自由が利く特別会計。歳出規模は一般会計の2.8倍の225兆円???

実感の湧かない数字だなぁ。

自称「日本丸を導いてる」お役人さんらには、一度民間企業に「転籍」させてみないと。
仕事上自分らで使えるお金のありがた味って実感できないんだから。

消費会計の組織の構成員なんて、所詮「遣う時は自分のお金」で「しくじったら他人のお金」だし「組織の存在まずありき」だから「構成員にも責任は無い」んだから「謝罪はしない」。

「責任が無い」=「権限も無い」って当たり前のことなんだから、余計なことすんな!!!

●米国が「国益」を考えるときは、兵器を輸出することなのか?わからんが。
英国首相が「国益」と言うときは「外国へ自国製品を売り込みに行く」ことを意味する、と昔聞いたことがあった。

日本国の国会議員が国益と言う時の「国」は「國」じゃないのかなぁ。
「國」は「自分の選挙区」を指していて、「国会の場でがんばらせてください!」は「皆さんの為に予算をぶんどってきますので、私を国会議員にしてください」を意味する。

選挙区民も悪いが「我田引水スキーム」は、時代遅れじゃないだろうか。
そんなことのためだけに「政党助成金」なんか配当されるなんて、余計なことすんな!!!


御手洗・経団連会長は記者会見で、企業の生み出した付加価値が雇用者に回る割合を示す「労働分配率」が低迷していることにふれ「分母(企業収益)が大きくなっているためで、景気回復局面では必ず起きる現象」と語った。

官が作成した作文よりも、実にストレートに納得できる。ホントかどうかは時間が証明するんだけど。

いざなぎ?

2006-11-27 19:54:53 | Life
日経産業消費研究所が消費者に「1年前に比べて生活は楽になったか」を尋ねて算出した10月の「ゆとりDI」はマイナス16.8となり、9月に比べて6.8P悪化した。悪化は3ヶ月ぶり。
(中略)首都圏に住む成人600人に郵送で実施。


首都圏を対象に実施した結果で、この程度の悪化なんだから、地方を対象にしたらどんな数字になるんだろうか。

イトーヨーカドー社長 亀井淳氏に聞く。

4年11ヶ月間との景気拡大が続く中で、天候不順等の影響もあり、さらに家計への恩恵が乏しく「実感なき拡大」とも言われ、個人消費の動向がさえないという懸念もある。今後の消費の行方や歳末商戦の見通しはどうか?

「消費の現場には、戦後最長の景気拡大といった実感はない。10月は暖かかったこともあり、言い訳にはできないが、天候不順に左右されるようでは、個人消費の足下は弱いといえる。」

「現時点での景気拡大局面では、企業は人件費よりも設備投資を優先しており、拡大効果が賃金にまで至っていない。加えて実質のゼロ金利状態では、可処分所得の伸びがローン等の支払い債務額の伸びを下回っており、消費支出額は下がり続けている。」

「金利が上がれば消費の回復を促進させるだろう。高齢者を中心に預金を『金融資産運用』のコアにしている人は、元本を減らしたくないから消費を絞る。当然である。」

「さらに、家計の問題もあるが、各世帯でものが溢れかえっている状況になっているのも、消費の妨げになっている。多くの家庭では何かを捨てないと新しい消費は生まれない。単に5,000円のものを2,500円にしただけでは売ることはできない。2,500円の価値を見出さない限り消費者は・・・」


と、言われるようになって何シーズンがすぎたのだろうか。
我が家は、いや僕がいわゆるファッションに金を遣わなくなってどれほど経ったんだろうか。
最低限、隠さなくっちゃならない身体の部分は隠す。寒くなってきたら寒くないように、覆う程度には洋服を買う。3年前のものでも、5年前のものでもまだ着ることができれば買わずにそれを着る。

今日、しばらくぶりにユニクロへ行った。
綿100%のTシャツ3枚。
トランクス型の下着4枚を買った。

あと半年、買い物は不要だろう。
(青字は日経より)

うぇ。

2006-11-26 17:45:39 | Stupid
昨夜、毎晩のお約束である晩酌をしながら、当番となってしまったので晩飯を作り始めた。

献立は鬼門である焼きそば。
1杯呑んでから豚肉と野菜を。2杯目を呑み干してから麺を炒め、3杯目に手を付け始めた頃に具とあわせて味付けをする。この頃になるとかなり酔いも回って来ていて、はっきり言ってどうでも良くなって来る。適当に盛りつけてテーブルへ。

3杯目の残りの酒をやっつけてから食べ始める。よし、じゃぁ、いただきましょうか、と食べ始めるものの乗って来ない。ん?おかしい。箸が進まない。焼きそばを口にすると「うぇ」感が襲う。なぜだ?やはり「焼きそば」を作っちゃ行けないのか?先日のカミサンの不評を受けて、塩味からソース味に戻したと言うのにこれはいったいどうしたというのだ?カミサンはちゃんと食べ進んで行ってるじゃないか。

結局心を鬼にして(なんで焼きそば如きで心を鬼にしなけりゃいけないのか判んないけど。それも自分で作った焼きそばなのに)2口程は食べたんだけど、それ以上は食べ進む事が出来なくって、残りを全部流しの三角なんとかに捨てた。




早朝、腹痛を覚えて目が覚めた。寒いのを我慢してトイレに行った。

寝直して暫くしたら今度は気分が悪くなって起きた。寒いのを我慢して洗面所へ行った。

その後もいっこうに気分は良くならなくて、めちゃくちゃ気持ちが悪いまま。何かを飲むとか食べるとかのそんな次元じゃなくって、昼飯もカミサンはスーパーで弁当を買って来て食べていたけど、僕はその弁当のニオイで気分が悪くなる程ヒドい状態。

リビングとダイニングを遮ってるアコーデオンカーテンを開けると、昨夜三角なんとかに捨てた焼きそばのニオイが香ってきて気分が悪くなるのでカーテンが開けられない。




やはり当分なべは振ら無い方がいいようだ。


汚いネタで恐縮です。

税制いじり。

2006-11-24 18:27:57 | Money
さっき犬の散歩の途中で交差点に差し掛かったら、信号が変わり、赤になったあとに三幸タクシー(会社名書く必要ないか)と原付バイク1台が突っ込んできた。そこには信号無視を捕まえようと網を張っていたおまわりさんがいて、「ほい来た」とばかりにホイッスルを吹きながら飛び出し、原付バイクを止めた。僕が見る限り三幸タクシーも十分立派な信号無視男だったんだけど、そちらは武士の情け?(なんでじゃ)かスルーしちゃって、捕まえたのは原チャリ君だけ。原チャリ君は常習犯のようで涼しい顔(今日は誰にとっても十分涼しい)して交差点に進入したのはいいものの、熱血警官が突如飛び出してきたもんだから、交差点の真ん中で立ち往生。前に進めば警官が。後ろへ下がりたいが交差してる道路は既に通行が始まっていて下がるに下がれない。彼が悪いことには間違いないが、そんな彼を可哀想に思った僕は声には出さずにエールを送った。
♪げ~んチャ~リく げ~んチャ~リく げ~んチャ~リく~ん♪
(すいません。♪ガ~リガ~リく~ん♪とリズムが合ってただけです)

そいで、「こら~!後ろへ下がれる分けないだろうがぁ~!!こっちへ来い!!!」と公衆の面前で罵倒された原チャリ君は、しおらしく警官の指示に従うのかと、当然常識人の僕としては思って成り行きを暇に任せて生暖かく見守っていた訳でありますが、その高飛車な警官の言葉が気に障ったのか逆切れし、

「なんだぁ~!!その口のきき方はぁ~?!警官がそんな偉そうに振る舞っていいのかぁ?のぉ~ぜぇ~者に対して失礼だとは思わんのかぁ~?」
「いや、あ・・・」
「あ、じゃないんだ。あ、じゃ。」
「しかし、信号が・・・」
「信号がどうしたってんだ?」
「信号が黄色から赤に変わって・・・」
「何当たり前のこと言ってんだ!黄色の次は赤に決まってるだろ。俺の知ってる限り世の中信号は黄色の次は赤って決まってんだよ。考えても見ろ、黄色の次に青になる必要はないだろ?ん?どうなんだ?あるってんなら言ってみろ。それにだ、黄色の次にブラウンになったりホワイトにでもなったらみんな困るだろ?レッドにでもなった日にゃ・・・それでいいんだよ。それに、おまわりさんよ、人間やってるといろんなことがあんだよ。あんただってガキじゃねぇんだから、解るだろ?そこんところ・・・なにさっきからぶつくさ言ってんだよ。だから、人間やって・・・あ~そ~かい、そこまで言うんなら答えてもらおうじゃネェか。西暦645年に何があったか。警官なんだから解るよな?なに?解んない?それでよくまぁ『警察官でござい』ってぇ胸はって言えるもんだねぇ。んじゃ逆に言ってやろうか、俺は知ってんだよ、おまわりさんよ。昨日あんたカミサンの財布からパチンコに行く前に5,000円抜いただろ。その5,000円持って駅前の『パーラーえのき茸』に入って38番台で一気にスっちまったよな。帰って奥さんから尋問受けたけど、未だに認めてないよな?え?どうなんだ?ここで吐いちまうか、それとも署まで来てじっくり話を聞くか、どうするんだ?・・・」




なんてことがもし目の前で起きたら1時間でも2時間でも見物するだろうなぁ。




それなりに長くなったので、これを本文にしてしまおうかとも思いましたが、それも如何なものかと気を取り直して。

先月受験した「金融資産運用設計」の回答の中に確実な間違えを見つけてしまい、ただでさえ「もしかしたらヤバいかも知んない」状態なのにちょいとアンニュイな雰囲気を醸し出している(アンニュイってなんだ?)。

ネタは「特定上場株式等に係る譲渡取得等の非課税」。
ご自分で取引をされる方には当たり前の時限的優遇措置なんだけど、僕自身対象になる株式を保有していないので、この件についてはノーマークだった。
この制度は、定められた期間に購入し売却した上場株式については、その購入額が1,000万円未満ならば利益についての課税はなしよ、というもの。儲けが100万だろうと1,000万だろうと、その期間に購入し売却した株からの儲けに対して課税はしないという特別ルール。僕はこの定められた期間に株を購入していなかったので、他人事だった。

正解はどれか?
1:購入期間はH13~16年
2:売却期間はH17~19年
3:源泉徴収ありの特定口座でも措置を受けられる
4:これは忘れたが、明らかな不正解

正解は選択肢2なんだけど、確か1を選んでしまった筈。購入期間は13年と14で、15年16年は保有期間でした。1と2、迷ったんだけどやっちゃったぁ。

留保金課税・・・法人税・・・消費税・・・株式譲渡益の軽減税率の一部継続・・・。なんかチョロチョロとニュースが出るけど、出たと思ったら逆のニュースが出てくるし、なんか世間の反応を見てんのかなぁ。

他の金融商品、例えば屁みたいな金額にしかならないけど預金金利とか国債の利子なんかには20%の税金がかけられるのに、今は上場株式から得た利益に対する税率は、半分の10%だけ。それを再来年には元に戻して20%にするってことになってたけど、「貯蓄から投資への流れは浸透していない」からもうちょっと延ばさない?と来た。僕としては非常に歓迎することでありまして「大いに結構」と喜んでいたら、今度は株式の軽減税率は当初の計画通りにするが、企業の業績をバックアップするために、「留保金課税の撤廃」や「法人税の軽減」なんていい始めた。「おいおい、そう来ますか」と見ていたら「株式投資の軽減税率の期限切れに合わせ、株価急落等の副作用を避けるため『激変緩和策』を政府が検討しており・・・」

確かに同じ金額の譲渡益が出ても税金が倍になるのが解っていれば、誰だってその前に売り抜けようと考えるだろうな。だからどっか~んと大きく落ち込んだそのあとに、大きく仕込もうと思っていたのに、嬉しいような嬉しくないような。

それって違くねぇかぁ?

2006-11-22 19:21:28 | Disgusting
●造反組を党に戻すって?それって勝谷さんが言ってたように東横インと同じインチキなんじゃないの?営業許可かなんだかを取るために駐車場作ったり、ユニバーサルデザインの客室作っておいて、許可が下りたら仕様変更したんだよね、確か。自民党の場合は造反組が所属していない状態で参院選の比例代表を戦っておいて、今度は背に腹は代えられないってんで元に戻すってやり口はいただけないんじゃないのかねぇ。年内に戻すのは党へ落ちる金のため。そして年明けの参院選に備えて・・・。

政治に非常に関心の高い、例の北海道の中学生にとっちゃぁ、こりゃぁ大問題だろうねぇ。自主的に勉強して教育基本法に対する抗議文を、これまた自主的に安倍総理に郵送するほど聡明な子らしいから。




●明日明後日と天気が崩れるって言うので、都立小金井公園のドッグランに犬を連れて行ってきた。ドッグランに行ったとは言うもののウチの犬は子犬時代に連れて行ったドッグランで、自分より小さい犬にお尻を噛まれてから他の犬を拒絶するようになったので、彼にとってドッグランは喜ばしい場所ではなく、リードをつけた普通の散歩の方が嬉しいんだろうけど。それも含めて我らの教育が間違っていて、今では犬だけではなく人も猫も鳩も雀をも敵視する。飼い主に似るっていうか、全くウリ双子で社交性は微塵もなく、自分の皮を被っ(失礼)自分の殻に籠って外との交流と一切断つようになってしまった。

で、ウチの犬は我々夫婦としか気持ちのキャッチボールはできなくて、キャッチボールだけだから、今日公園にいたウエルシュコーギーのように、フリスビーは口で取ることはできないし、キャバリエのようにサッカーボールを鼻先で突っついて走ることもできない。そんな能無しの犬だけどとても可愛くて可愛くて、時々思いっきりデコピンをしてしまう。

ヒッキーなウチの犬はドッグランが近づいてくるとお尻齧られ事件の記憶が蘇ってくるらしく、フェンスからどんどん遠ざかろうとする。今日着いた時には先客は4頭だけだったので、少し嫌がりはしたものの中に連れて入れた。入れたはいいがフェンス沿いに他の犬を避けるように端へ端へ。よその犬が近づいてくると、僕の体を盾にしてぐるぐる逃げ惑う。やはりだめかと外へ連れ出し、公園内を散歩していると、今日もいますねぇ、リードをつけずに散歩している飼い主が。

何のために都がスペースを提供してドッグランを設置してるのか、ドッグランの運営がボランティアの人たちの努力の上に成り立っているということが解っていないんじゃないのか?あんたたちのようなマナーをわきまえない身勝手な飼い主が、どんなに注意しようといなくならないから、ドッグランが設置されたんじゃないのか?そりゃ、あんたにとっちゃあんたの犬は可愛くってしょうがないんだろうけど、犬を見るだけでも恐怖感を憶える人だっているんだから、飼い主の義務としてせめて散歩するときにはリードをつけようぜ。犬は習慣性の高い動物って言われてるから、散歩するときにはヒモで繋がれるってきっと思ってると思うよ、彼らに聞いたことないけど。「広い場所に来たらリードを外して自由にさせてやりたい」ってんだったら、あんたの大事なお犬様のためにそんだけの土地用意すりゃいいじゃん。それができないんなら、リードつけて散歩するか、せっかく作って貰ったんだからドッグラン利用すりゃいいんだよ。解ったか?(誰に言ってんのさ)

それと、犬がウンチしたら必ず処理しろよな!!さっきウチの犬がウンチ踏んづけちゃったじゃないか!!犬はウンチは踏んじゃいけないもんだって認識がないから、踏んだあとも平気な顔してたぞ。おかげで帰りの車内は何となく・・・熟した雰囲気だったぞ。気をつけろ!!




●過去この公園には何度も足を運んでいるんだけど、「移動図書館」なるものが来ているのを初めて見た。

夏の夕暮れに住宅地や団地の脇の道路にやってきて「おいし~おいし~アイスクリ~ムは如何ですかぁ?」とか、昼時のオフィス街にやってきて「どっちの料理ショーで紹介されたベーグルをお昼にどうぞ~」なんてやるときの、あの荷台が高くて立ったまま出入りができる車(それ書きたいだけなんだけど)に図書館の書籍(ちらっと覗いたら子供向けが多かった)を積んで止まっていた。脇に会議用テーブルを持ち出して係の人が座っていて、受付かなにかをする人なんだろうけど、男の人が2人。その時3時ぐらいだったんだけど、本を読んでいる子は1人だけ。

係の人が2人いる必要あるのかなぁ?と言うより、公園に来る人たちの目的って「野外で遊ぶ」ことが大半であって「本を借りたり読みたい」人は図書館に行くんじゃない?フツ~。

「移動図書館は慣例化しており。継続して利用されている市民の方もいらっしゃり・・・」って言うのかも知んないけど、何度も公園に行ってるけど移動図書館見たの初めてだから、事前に相当な告知でもしない限り「浸透してる」とは言いづらいと思うんだけどなぁ。

年度で閉めて結果を集計して「延べ1,300人強の利用があり、大変に指示されていると考えられため、次年度以降も継続して・・・」か?




●独身時代に会社の同僚何人かと呑みに行き「さぁ帰ろうか」の時点で女の子が一人ほとんど気絶状態。僕は若い頃から酒をよく呑み、集団での呑み会も嫌いではなかったんだけど、呑んで帰る段に自立できないやつは願い下げだった。後輩だろうとなんだろうと酒を強要することもされるのも嫌いで、酒は呑みたいやつが呑みたいだけ自分の責任で呑みゃぁいい。だから注がれるのも注ぐのも好きじゃない。もっと嫌いなのがデロデロになるまで呑んで周りに迷惑をかけるやつ。これはいただけない。たとえ美味しそうでもいただかない。

その時の女の子は20代前半ではあったとは思うけど、酒の席が多い職場だったから、それなりに修行は積んでいた筈で、体調が悪かったのかもしれないが、それなら最初から参加しなけりゃ良かったんだ。

「お前の家はどこなんだ?」
「・・・」
「おいっ、どこなんだ?」
「・・・」
「起・き・ろ!!」
「おねぇちゃん・・・上石神井・・・」
「姉さんが上石神井にいるんだな?」

「○○さん、通り道じゃないっすか。一緒にタクシーに乗せて帰ってくださいよ」

ということで、僕が面倒見ることに。今だから白状します。好みだったら迷うことなくお持ち帰り、です。でもこの子、仮に僕が気絶状態に近くても無傷で送り届けます。間違いありません。だってこの子、こ~んな顔してるんですもん。いいですか?ここ押さえておいてください。「こ~んな顔してるから、僕は全く興味がわきません」ですからね。

さてタクシーは走り出し、おねぇちゃんの住むという上石神井が近づいてきました。

「おいっ、上石神井が近くなってきたぞ。あとはどう行けばいいんだ?」
「・・・」
「起・き・ろ!!!」
「・・・」

そんな状態が1分ほどあったでしょうか。

「すいません、起きないんでこのまま走ってください。」
僕に背負わされたこの不幸を大いに嘆き悲しみましたよ。

我が家へ着いても「こ~んな顔の子」は起きません。誠に不本意ではありましたが、お姫様だっこで玄関まで連行しました(この子じゃなければなぁ)。

たまたま両親が旅行に出かけていたので、気は引けたんだけど空いているベッドへ寝かせ、僕は自分のベッドで今夜の不幸を嘆きながら就寝。

翌朝、2人とも出勤なので「こ~んな顔の子(しつこい?)」を起こし、電車に乗って会社まで。車中で彼女は昨夜の自分の乱れた姿態(だから、それはないって)を恥じているのか、僕と距離を置いて立っている。朝起きてから今まで一言も会話していない。途中で貧血でも起こしたのか座り込む。見かねて目の前の乗客に席を譲ってもらう。それでも彼女は何も言わない。

会社に着いたがバツが悪いだろうからと、前夜のことは僕も黙っている。彼女も何も言わない。

その日1日が終わった。彼女は相変わらず何も言わない。次の日も、その次の日も、結局彼女の口からその晩に関する言葉は一切発せられなかった。

詫びも礼も。感謝も謝罪も賠償も、一切なかった。あの晩の歴史認識はどうなっているんだ?

お礼など別に要らない。本音を言えばタクシー代ちょっと出してほしかったけど。でも社会人として一言もないのはいかがなものか?常識が欠けているとしか言いようがないねぇ。自分で勝手にデロンデロンになっておいて、他人のご厄介になって、それでのなんにもなしの知らんぷりっつんじゃ、お天道様も黙っちゃいないよ。

しばらくしてからその子も混じって雑談をしてる時、もう時効だろうと思って冗談っぽく「あの日大変でさぁ、こいつウチまで連れて帰るはめになったんだからぁ」と言った途端、その子の顔が引きつって「それは言ってほしくなかったのに・・・」だと。その時のニュアンスだとその台詞のあとに「みんなに何かあったんじゃないかと勘ぐられたら私困る・・・」って続きそうな雰囲気がありありで、僕の感覚とのギャップに埋め尽くすことのできない深さを感じた。

僕としては「あの時は面倒をかけてすいませんでした。恥ずかしくて言えませんでした。」的な反応があるかと思ったんだけど、180度異なる結果に「いろんな人が世の中にいるんもだなぁ」と、あらためて思いましたよ。

結局、異動するまでの間に、僕の持つ常識を彼女の中に見出すことはありませんでした。

でも、それって違うんじゃねぇかぁ?

哀愁の焼きそば。

2006-11-21 18:40:32 | Food
「今夜逢えませんか?」だの「こんな私は嫌いですか?」なんてどこの誰だか解んない人から毎日毎日たっぷりとメールが届く。僕みたいに東京の片隅で目立たないようにひっそりと暮らしている人間にも、心の通った言葉の羅列が容赦なく送られてくる。実にありがたく思うし照れもする。どこで僕の存在を知ることができたのか、聞いてみたいもんだ。

子供の頃から親に「知らない人に付いて行っちゃいけない」「知らない人が訪ねてきても、1人の時にはドアを開けてはいけない」と言われてその忠告を守り育ってきたけど、今回は試しに一つだけありがたいメールを開けて読んでみた。

「こんばんわ~。ワタシわぁ今1人なんですぅ。(中略)こんなワタシで良かったら、今夜逢ってもらえませんか?(中略)ところであなたわ、どこに住んでいるんですか?」

申し上げにくいことですが、「は」を「わ」と書く人わどうも苦手ですし、どこに住んでいるのかも知らない人に「逢って」「チョメチョメ」しませんか等という大胆な方にわ僕わきっと馴染めないように思いますので、ありがたいお誘いとわ思いますがご縁が無かったということで・・・。

それからさっきオフクロから電話がきて「SGIの蒲田さんかいう人から○○さんはいらっしゃいますか?って電話がかかってきたけど・・・」と言われた。SGI・・・SGI・・・??あのインターナショナルなSGI?一説によるとフランスでカルトの指定を受けているといわれているSGI?生活保護対象者にも”財務”を強いるという噂のSGI?噂だから実情は僕は知らないけど、いずれにしても電話をしてきたのが”あの”SGIだとしたら何の用だ?勧誘か?それなら直に訪ねてくるだろうしなぁ。選挙か?選挙はまだ先。それに選挙の協力であればコーメートーとして来るだろうし、何だろう。気持ちのいいもんではないことは確かだ。それになぜ僕の個人情報を持っているんだ?実家に電話してきたということは古いデータであるが、かつて”あの”SGIと接触したことはないから「宗教団体だから個人情報保護法の適用外だもんね」という筋の話ではない筈。どこから入手したのか確かめてみたいけど、触らぬ神にタタラジュン・・・知ってる人いるんだろうか。

「今度また電話がかかってきたら、『亡くなりました』って言っといて」と言っといたけど、ホントに言ったらどんな反応示すんだろうか?興味あるなぁ。




と、前置きはこのくらいで。

昨日、スーパーいなげやに行ったら3食入りの焼きそばの生麺が¥98だった。同じもの(ブランドは違うのかもしれないけど)が通常は¥178かな?「チラシ掲載商品」の時で¥138程度だから、次回の確定申告がほぼ確実に「譲渡損失の繰越控除」である身としては手を出さないわけにはいかず、一瞬の迷いも無くカミサンの持っているカゴに入れた。(これで「もやし焼きそば」を作ろう)。

毎週土曜日の日経朝刊に一緒に入ってくる「日経プラスワン(でいいのかな?さっき纏めてフルコンで縛っちゃったから、もう解んない)」の最終ページにいつも1つずつ紹介されるレシピの先週のものがもやし焼きそばだった。その名の通り具材はもやしだけ。肉も人参もタマネギもトリュフもフォアグラも入っていない。それと塩味だから「ソースを出せよ」と2ちゃんねらーに追求されても「ソース味じゃないから出せって言われても出せないもん」としか言いようがない。もやしの歯ごたえと麺にまぶした塩化ナトリュウムのハーモニーだけを楽しむ、そんなシンプルにして且つ簡単で奥の浅い料理である。

紙面に載っている写真には、彩りを考えて青ネギを最後に振りかけてあったけど、それは省いても構わない。すこ~し焼き色をつけた麺と、見るからにシャキシャキ感を確信させるもやしの色艶ったら「3食焼きそばが¥138の日に絶対作ろう!!」と、そんな気にさせられずにはいられようがない白物家電だった。

0:A(酒 適量、スープの素 気分次第、塩 何となく、黒胡椒 お好みで)を混ぜておけ。しのごの言わずに混ぜておけ。

1:もやしは必ずヒゲをとること。手間を省くと食感が悪くなるだけでなく、孫の代まで祟られる・・・訳ではないが、ヒゲから出る水分で全体が水っぽくなる。「雪国もやし」でも要領は同じである。

2:次に問題のもやしであるが、これくらいの油をひいたフライパンでこれくらいの塩を加えながら1~2分炒めることが一般的となっており、首尾良く行ったら一旦皿に移しておく。

3:麺をフライパンに入れ、フライ返しで押し付けながら少し焦げ目をつける。気分が高揚したらAおよびもやしを加えて混ぜ合わせる。皿に盛り3m離れた場所から青ネギを散らす。

*麺は予め1~1.5分チンしておくと肩の荷が下りる。

早速作りました、昨夜。呑みながらの調理(と言うほどのもんでもないか)なので味付けは慎重にしましたよ。塩入れすぎると取り返しのつかないことになるから。それから大事な留意点はもやしの炒め時間。レシピには1~2分と書いてあったけど2分なんて炒め過ぎ。ダメダメ。もやしなんて20~30秒あれば我が家の火力なら十分に火が入る。それ以上炒めちゃうと、皿に移している間にも余熱でさらに火が入っちゃって食べる頃には皺々オバァちゃんになっちゃう筈。だからせいぜい1分がいいところ。欲を言えば42秒に押さえておきたいところだが、人間、一寸先は闇だからなぁ。

なべ振りも申し分ない出来だった。麺の炒め具合、もやしのシャキシャキ加減も言うことない。具材の種類が少ないせいで油もほとんど使わずに済んだ。なんてヘルシ~なんだ!こんな献立ばっかりであれば、もう「メタ坊」なんて言わせない。健康そのもののお花畑生活さ。

と、喜んで食べ終わって横を見るとカミサンのもやし焼きそばが残ってる。な、な、なんということなのだ?僕の自慢のもやし焼きそばが気に入らないとでも言うのか?近年希に見る自信作だったんだぞ、も、も、文句でもあんのか?上等だ、もうあんたの作る食事も食べない!!絶対に食べてやんないんだかんね!!謝ったってだめだかんね。

とは何がどうなろうとも言えないのである。

朝流しを覗いたら、あの三角なんとかに捨てられているのを見つけた。結構ショックだった。当分なべ振りはしない。

気を取り直して今日の昼食。もう店を選ぶのが面倒になってきて、久しぶりに市役所の食堂へ行った。前回食べにきてからかなり時間が経っており、その際の脱力加減の記憶も薄れていた。最後に訪れたときにお年を召したご夫人のおっしゃっていた「お父さん、最近タンメンの味が落ちましたねぇ。作る方が替わったんでしょうかねぇ?」発言に対する恐怖感も薄れていた。タンメンを頼んだ。3分後「タンメンお待ちの41番の札をお持ちのお客様ぁ~」と声がかかり、期待に胸を膨らませて取りに行き、レンゲをも持つ手ももどかしく一口スープを口にした・・・帰りたくなった。

今日ほど¥350という金額が高額に思えた日はかつてない。

帰りに別のスーパーへ行くと、生タンメン麺が3食¥138だった。
自宅で作れば良かったのか。

本日の日記終了。

TRY

2006-11-20 19:17:32 | Stupid
最近日曜日に決まって見るテレビ番組に「噂の東京マガジン(TBS)」というものがある。「噂の現場」というコーナーでは、全国各地で問題となっている自治体の仕事ぶりに憤りを憶え、カミサンとともに「全くコームインなんてどこ行ったってろくなことしやしねぇ!」と毒づき、「平成の常識・やって!TRY」のコーナーでは「この娘ヤバいんじゃないの~??」と腹を抱えて笑う。

知らない方へ。

「やって!TRY」は街中や遊園地、スキー場など人の集まる場所に簡易のキッチンを作ってその場所に来ている女の子に料理をしてもらい、何割の娘が正しく作ることができるか、というのを放映する。

番組作成の側にしてみたら、そりゃ面白い間違い方をしてくれる娘をチョイスして放送したいから(視聴者にしても全く異議のないところであります)一般的には考えられないような間違いをしてくれる娘がいて、大いに受ける。

昨日はこのコーナー自体が無かったんだけど、1週間前のお題は「麻婆豆腐」(僕はCFP試験があって見てないけので、カミサンの証言)。出てきた女の子、肉と長ネギを炒めたあと「絹ごし豆腐」と言って手にしたものが「杏仁豆腐」。炒めたら杏仁が全部溶けちゃって「甘くて辛いグジュグジュしたもの」が完成した。この娘はその1週間前に「麻婆豆腐」を食べたと言っていた。

「メンチカツ」の日も壮絶だった。「合い挽き」を使うと称して、豚足と牛肉をミンチにしたり、やはり合い挽きと言って.1.5cm厚の豚と牛の肉を貼付けて、衣をつけて油で揚げた娘。かき揚げを作ってほしいと言われ、具を油をひいた丼なべ(カツ丼や親子丼の具を纏めるときに使うあの浅いなべ)に広げて炭になるまで火にかけた娘。

そんな娘ばかりかと思っていたら、「へぇ~今でも生息してるんだぁ~」と懐かしく思うような「ヤマンバ娘」かキレイな錦糸玉子を作ってみたり・・・世の中広いなぁ。

以前、若い奴らと野外で料理をしようとした際に薪で火を起こしたことが無いやつがいてそれはそれでカルチャーショックを受けた。

薪を敷き、その上にただ畳んだだけの新聞紙を何枚か置き、どうするのかと見ていたらマッチに火をつけてそのマッチを新聞紙の上へ放り投げちゃった。マッチは一本だけだし新聞も畳んであるだけだから火はすぐに消えた。それを2~3度続けたかと思ったら、おもむろに「サラダ油」の容器を持ち上げ新聞紙にドボドボと・・・。「ガスを止められたらこいつは生きて行けないな」。

火に寸胴をかけてパスタを茹でようと言うと、30cmほどの寸胴なのに500gのパスタ全部入れてしまうし、入れたら入れたでかき混ぜもしないもんだから芯が残った状態でなべ底に張り付いちゃうし。

ファミリーを集めてカレーを作ると、最初からタマネギ、人参、ジャガイモ・・・おまけにルーまで入れて水から火にかけるお母さんもいる。出来上がって「沢山作ったから食べてください」はいいけれど、これのどこがカレーなんですか?なんてこともしょっちゅうで、人間生きてるうちにいろいろ経験しとかないと恥かきますねぇ。

訪れてよし、帰ってよし。

2006-11-18 17:29:59 | Life
今マスメディアがこぞって南の島への移住を特集し、その中でも石垣島を終の住処として数多く取り上げる事が多い。市長自ら「住んでよし、訪れてよし」とナイチャ~に呼びかけている。

でも現状はどうかというと、不動産物件自体が不足してるし、空きがあったとしてもナイチャ~が嫌いな大家さんが結構いたりして、部屋探しには苦労する。

ブームのお陰で石垣の不動産が高騰しており、物件の不足も手伝ってバブル状態だとか。中には個人でちょっとリスキーな競売物件に入札する人の出て来ていて、まったくの異常事態。

土地を購入して建てちゃえばいいと思っても、ナイチャ~が考える程土地は安くない。僕もいずれ沖縄に移り住みたいと思っているので、時々価格をチェックするんだけど、これがまたいっちょまえの価格なのよ。「坪3万?いいんじゃない?」なんて思って住所を見ると・・・竹富島。無理だから。売れ入れてもくれないから。

沖縄本島にも石垣島にも「おっ安いんじゃない?」と思われる土地があって迂闊にも手を出すと「農振」にかかっていて家が建てられなかったり・・・なんて詐欺まがいの取引も結構あると聞く。うっかり引っかかってしまって「♪頭痛にノ~シン♪」なんて。

7月の大型台風で島田紳介の店が大打撃を受けて、その後紳介の店行く事だけが目的で石垣を訪れた人がいて、建物が壊滅状態なもんだから営業はしておらず、さらに復旧工事の予定日は既に過ぎているにもかかわらず、工事は始まっていなくて「南の島の人は暢気だから・・・」なんて日記に書いているのを読んだんだけど、実のところ紳介は工事のあとに営業再開なんて事は考えていなくて、地価が高騰した段階で売り抜けようと考えてるんじゃ?と邪推してみる(その後工事が始まったかどうか、僕は知らないけどね)。

異常事態が落ち着くまでしばらくは「帰ってくる事を前提に訪れる」が正解か?

餃子一考。

2006-11-17 19:09:51 | Food
15年程前に1度行ったきりで、その後の再開発を機に撤退か移転かしてしまって食べる事の出来なくなってしまった餃子店があった。当時の場所はJR立川駅北口。以前から噂は聞いていていつかは食べてみようと思っていて、何のきっかけだったか忘れたけどチャンスがあって、結婚する前にカミサンと食べにいった。

メニューは「餃子」のみ?だった筈。それと飲み物。そのかわり餃子の種類が10種類どころじゃなくって、いくつあったのかなぁ、20や30あったのかなぁ。今ではもう解らない。で、カミサンと何種類かとってシェアして食べたんだけど、メニューには沢山の種類があるんだけど、実はベースとなっているアンは単一で、アンに交ぜてある具材が沢山用意されてるってことだった。

コーン、チーズ、小海老、ウズラの卵、お餅、椎茸、銀杏・・・はあったような気がする。きぬさや、エンドウ豆、ベシャメルソース、コオロギ、北朝鮮のアサリ、六甲おろし・・・怪しくなって来た。カメレオン、ICチップ、モスラ、アンモナイト、エルビス、プレスリー・・・絶対にウソだ。金、銀、パール、プレゼント・・・それは氷川きよしの「ブルーダイア」だ。

その餃子専門店は人気があったようで、我々が何曜日に行ったのか憶えてないけど、かなり混雑してた。横田基地の米兵なのか生粋の観光客かは知らないが、ガイドブックを持った白人客もかなり店内にはいた。

「ハ~イ、ボブ(ジムだったかマイクだったかヨーゼフだったか忘れたが、そんなことはどうでもよろし)。君も来たのか~い?今日は1日何をしていたんだ~い?お~ショッピングかい、超クールだねぇ~。え~?この餃子ハウスで今宵2軒目なんだって~?どこに行って来たんだ~い?Wow!噂の”Sushi-Go-Round”?最高な夜だね~!!」って言ってた。これはホント。

だけど餃子にアンを詰めるのも、焼くのもアルバイトだろう。サーヴィスされた我々の餃子はどれもみんな切腹してたし、元々ベースは同じアンだから味もほとんど同じ。実際の話しそんなにエクサイティングではなかった。

僕は小学3年生時分から自分で餃子を作っていて、餃子にはそれなりにウルサイ。皮を手作りする程凝ってはいないが、中身をイロイロ変えてみたりして、そうだなぁ134デシベルぐらいのウルサさってとこかなぁ。子供の頃は自分で作った餃子よりもおいしい餃子に出会ったためしがなかった。それほどの腕前だった・・・と言いたいところだが、他所の餃子を食べる事がなかっただけの話だ。当時はそれで十分満足していたんだが、禁断の果実をかなりムカ~シに齧ってしまった今となっては、自分の餃子に満足できなくなっている。

今毎日の昼飯は基本的に外食で、毎日「どこ行こうかなぁ」と悩む。近所においしい餃子が食べられる店でもあれば、是非ともお伺いさせていただきたいもんだが、ない。
いや、あるにはあるが、1軒だけ、というか「1チェーン」だけ。「満北亭(字はあってるのか?)」だけでそうまいどまいど行く訳にもいかず、せいぜい月1回が限度だろう。

ネットや脇を通りかかって看板に書いてあったりする「手作り餃子の自慢の店」なんてもんを見つけると、期待に胸膨らませて来店しちゃう訳だけど、この手の店の手作り餃子は何故だかわけは解らないけど、間違いなく、不味い。青っパナを垂らしてそれを袖で拭くもんだから袖がガビガビになったトレーナーを着ておまけに三国一のアホ面下げて実際にテストを受ければ正真正銘のアホでそんな子供を「こいつがウチの自慢の息子で・・・」なんて紹介されちゃうのと同様に、お返しする言葉が思いつかない程。不味い。

店の名前を出す訳にいかないけど、ほれ、あの駅の北口の目の前にある中華料理の店。そうそう老夫婦が切り盛りしてるあの店だけど、あそこも餃子が自慢。「味に自身がある」上に「1人前5コで¥200」と来た日にゃついついオーダーしちゃうよね、フツ~。でもそれが間違いなのよ。カミサンと2人で1人前頼んだんだけど、完食するのキツかったなぁ。拷問のごとき仕打ちいでありました。あとから入って来るその店の常連らしき人達を見てると、誰も餃子を頼まない。店のご主人に猛省を促したい。一晩マーケティングすれば答えは導き出される筈ですよ。

最近の餃子作りはスランプで、納得の行く味には程遠い結果になってしまう。キャベツを辞めて白菜にしてみたり、ひき肉を使わずに多少脂身のあるブロックを買って来て自分でたたいてみたり、チキンスープの煮こごりを作って混ぜ込んでみたり・・・やってはいるんだけど結果に結びつかない。モランボンの皮のせいか?などと他人のせいにしたりしてもなも解決にもなりゃしない。




そうかわかった。餃子は卒業したという事にして、これからは・・・ワンタンだぁ!!