金はないけどヒマはある。車はあるけどガスはない。
そんな市民のつお~い味方、私立中央図書館には歩いて5分の距離だから、最近ほぼ毎日のように通っていて、自分では偏向していないつもりではいるんだけれども、ふと気付くと手には「創氏改名」やら「中国問題」やら専ら特亜ネタの書物を持っている。なぁんてことを繰り返しているんだけれども、読書室にこもって金日成とか蒋介石とか町内会ではついぞお目にかかったことのないお名前に少し疲れて階下に降りて行き、雑誌コーナーで目についた「dancyu」に手を伸ばした。
置いてあった5月号は「パン&コーヒー特集号」。最近は毎朝起きて2階から下りると一番にコーヒー豆を冷蔵庫から取り出してミルにセットすることを日課としてる、そんなかつての「厨房に入り浸る男子」にとっては、dancyuは絵も美しく撮られているし、そそる文に舌なめずりの絶好の雑誌なのだ。金くんも蒋くんも奇麗にデリートできた。
思い起こせばここ20年、旅行に出かけた時以外朝食を摂ることはなかった。
食事を抜く唯一の理由は「毎朝二日酔いでそれどころじゃない」からだ。
2月下旬、主治医から「中性脂肪の値が1,300ってでたよ。血液ドロドロだったよ。採血した後暫く置いといたけど全然沈殿してかないんだわ。このまんまだと近いうち血管詰まっちゃって、下手すると下手することになると思うけど・・・
ど~する?」
・・・「ど~する?」って言われてもアンタ、中性脂肪1,300の元凶って酒なわけで、それなのにあ~それなのにそれなのに『禁酒』以外の選択肢って他にあんの?ないでしょ?
ないんだったらしょうがない。
ってんで(あくまで一時的に)禁酒中。
で、呑まなくなったら朝起きると不思議となんか口にしたくなるもの。以前からカミサンは一人でトーストを食べてたもんだから釣られてこちらもトーストに手を出すようになる。
それまでカミサンが自分のためだけに買い物のついでに一斤ずつ食パンを買って来ていたわけなんだけど、毎日2人分ずつ消費するようになったもんだから、そのつもりで買い置きをしなくちゃならなくなる。しかしながら我が家のそんな事情を世界の投機筋が感知していたのかどうか、いやしていたにほぼ間違いはないと思われるんだけれども、その頃合いを待っていたかのごとく小麦相場が高騰し出し、末端価格も2~3割高に。そうなると庶民は自衛手段としてさらに「安い時に買っておく」になる。
一斤158円が168円になるだけならまだしも、198円になってしまうとやはり一家の財布を預かる主婦としては闇雲に手が出せない。そもそも値上がりして来ているのは小麦粉だけではない。アブラだぁ~って、オケラだぁ~って、アメンボだぁってぇ~、みんなみんな~生きているんだ、値が上がるんだぁ~~♪(汗)。
・・・で、カミサンと一緒にスーパーに行ってパンの什器を見たりするんだけれども、一度目にも鮮やかな現象に出くわした。
♪みんなみんな値上がりしてるご時世だから、主婦の味方地元密着スーパー達はここぞとばかりメーカーとタイアップしてPB食パンを世に送り出してるんだけど、「当社オリジナル98円食パン」棚に元々は多分同数用意されてたと思われる「8枚切り」食パンは1つも残ってなくって、あるのは「6枚切り」だけ。同じ什器の「6枚切り」や158円、178円食パンなんか手つかず状態で残ってて、さながらミステリーサークル。
暫く考えたんだけど、ははぁ~ん、おかあさん考えましたね。家庭の中では二の次三の次のお父さんは言うに及ばず、子供達にしたって「朝食べさせたトーストは、6枚切りだろうが8枚切りだろうが2枚は2枚」。「その厚さは如何なものであれ2枚食せば主食はしまい」ってことで、家族各自の未達成感は「気のせい以外の何ものでもない」という目に見えぬ圧力により食卓をコントロールしてるわけなんだな、おかあさんが。
流石だ!
で、dabcyu。
雑誌の終わりのほうだったと思うんだけど「こだわっちゃってる喫茶店」みたいなお店紹介ページがあって、コーヒー一杯700円だったかな?それはいいとして、庶民代表?として引いてしまったのが「自家製トースト1,000円」っての。
1,000円ですってさ!
一時期池袋で流行ってたハニートーストみたいに一斤まるまるってんじゃもちろんなくって、そこはそれ「こだわっちゃてる喫茶店(かってに言ってるだけだけど)」だから、一枚なわけですよ。一枚。たったの一枚で1,000円なんですったらば!
これは多分6枚切りだろう。さすがにこれよりゃ厚い。
こんな感じ?かとも思うんだけど、これじゃぁ厚さはわかりゃしない。
あくまで写真で見た限りなんだけど、厚さはこれっくらいだったような。
それを縦に3つにカットして供されるわけらしいんだけど、いくら「自家製で」「こだわった」「美味しい」トーストであってもだ、一枚で1,000円・・・。
”Oh ジーザス!”
dancyuを閉じ、金くんと蒋くんの待つ読書室へと戻った。
さて、禁酒中である筈の昨夜、元の会社の先輩と池袋に呑みに。
舌の根も乾かぬうちにとはこのこと(よく存じております)。
伺ったのは、それこそdancyuにでも出て来ちゃうかもしれない「チョイと小奇麗な蕎麦屋さん」。
蕎麦湯割の焼酎を呑みながら、自家製さつま揚げとダシ巻き卵に舌鼓をポンポン打ってたまさにその時、隣の席で食事をしている女性の所作が目に入り、さやぴぃさんよろしくビックラボン!
文字にすると臨場感はなくなるんだけど、そのヒト、歳の頃は三十代後半?かなぁ?身なりはきちんとしてるしね、第一「チョイと小奇麗な蕎麦屋さん」に後輩とおぼしき3人さんを引き連れて呑みに来てるわけだから、それなりにマナーと言うかなんというか(呑む場所に「蕎麦屋」を選択してるってことでさ)わきまえるところはわきまえてて、身に付けてるべきことは身に付けてて、出るべきところは出ていてて、ウエストなんかくびれてて・・・(スミマセン)、少なくとも一緒に食事をする人に「なに?このヒト、ヒジョウシキねぇ」と思わさせるようなそんな所作はしないだろうと思うわけですよ(誰に言ってんの?)。
で、一瞬コチラの会話が途切れた時に見るともなしにお隣の、そのヒトの所作を見てたらさ、蕎麦を摘んだその箸の、持つ手を見ればその指は、紛れもしない「石チャン(石塚英彦)握り」。つまりね、
鉛筆の握り方ですから。中指まったく効きませんから。
でね、そのヒト、3本ほど蕎麦を摘んだまではいいんだけど、それを自分の猪口に入れられるように箸で摘み直して長さを調節するってことが出来ないわけですよね(誰に言ってんの?)。中指効いてないから。
ど~すんのかなぁ~って見てたら、そのヒト、
摘んだ部分を猪口に入れ、持った猪口を下に置き、空いてる左手おもむろに、箸の先に指あてて、蕎麦を3本挟み撃ち、しかるに蕎麦はまっぷたつ(七五調)。
蒸篭と猪口の間でだらぁ~んと伸びてた蕎麦がブチブチブチッって切られてさ、切った本人はそうすることが当然って顔して蕎麦を手繰ってるわけですよ。
韓国の焼き肉屋じゃないんだから、ハサミで切るみたいな、そんな箸使いは和食屋さんには馴染まないんじゃないかなぁ?
ってか、まともに箸も使えないなら蕎麦屋になんぞ来るな!と一言申し上げたい。
(言いたいならその場で言えばいいじゃん?ごもっとも。)
ぽっか~~んとその光景を見てたらね、今度は連れのお兄ちゃん、やっぱり箸は苦手らしく、出て来たかき揚げに箸を使わず手で2つに割やんの!
まともに箸も使えないなら蕎麦屋になんぞ来るな!と一言申し上げたいPart=2、ですよ。
学校給食で今でも”先割れスプーン”って使ってんのかなぁ?(調べてないからわからないけど)
「環境保護問題」云々もあるし、それより何より「お箸の国のヒト」なんだから、「マイ箸持参」にでもしてさぁ、先生が一緒に給食食べながら正しい箸の使い方生徒に教えてあげるとか、出来ないもんなのかなぁ?(調べてないからわからないけど)
その前に先生みんな「石チャン握り」だったりして???
そんな市民のつお~い味方、私立中央図書館には歩いて5分の距離だから、最近ほぼ毎日のように通っていて、自分では偏向していないつもりではいるんだけれども、ふと気付くと手には「創氏改名」やら「中国問題」やら専ら特亜ネタの書物を持っている。なぁんてことを繰り返しているんだけれども、読書室にこもって金日成とか蒋介石とか町内会ではついぞお目にかかったことのないお名前に少し疲れて階下に降りて行き、雑誌コーナーで目についた「dancyu」に手を伸ばした。
置いてあった5月号は「パン&コーヒー特集号」。最近は毎朝起きて2階から下りると一番にコーヒー豆を冷蔵庫から取り出してミルにセットすることを日課としてる、そんなかつての「厨房に入り浸る男子」にとっては、dancyuは絵も美しく撮られているし、そそる文に舌なめずりの絶好の雑誌なのだ。金くんも蒋くんも奇麗にデリートできた。
思い起こせばここ20年、旅行に出かけた時以外朝食を摂ることはなかった。
食事を抜く唯一の理由は「毎朝二日酔いでそれどころじゃない」からだ。
2月下旬、主治医から「中性脂肪の値が1,300ってでたよ。血液ドロドロだったよ。採血した後暫く置いといたけど全然沈殿してかないんだわ。このまんまだと近いうち血管詰まっちゃって、下手すると下手することになると思うけど・・・
ど~する?」
・・・「ど~する?」って言われてもアンタ、中性脂肪1,300の元凶って酒なわけで、それなのにあ~それなのにそれなのに『禁酒』以外の選択肢って他にあんの?ないでしょ?
ないんだったらしょうがない。
ってんで(あくまで一時的に)禁酒中。
で、呑まなくなったら朝起きると不思議となんか口にしたくなるもの。以前からカミサンは一人でトーストを食べてたもんだから釣られてこちらもトーストに手を出すようになる。
それまでカミサンが自分のためだけに買い物のついでに一斤ずつ食パンを買って来ていたわけなんだけど、毎日2人分ずつ消費するようになったもんだから、そのつもりで買い置きをしなくちゃならなくなる。しかしながら我が家のそんな事情を世界の投機筋が感知していたのかどうか、いやしていたにほぼ間違いはないと思われるんだけれども、その頃合いを待っていたかのごとく小麦相場が高騰し出し、末端価格も2~3割高に。そうなると庶民は自衛手段としてさらに「安い時に買っておく」になる。
一斤158円が168円になるだけならまだしも、198円になってしまうとやはり一家の財布を預かる主婦としては闇雲に手が出せない。そもそも値上がりして来ているのは小麦粉だけではない。アブラだぁ~って、オケラだぁ~って、アメンボだぁってぇ~、みんなみんな~生きているんだ、値が上がるんだぁ~~♪(汗)。
・・・で、カミサンと一緒にスーパーに行ってパンの什器を見たりするんだけれども、一度目にも鮮やかな現象に出くわした。
♪みんなみんな値上がりしてるご時世だから、主婦の味方地元密着スーパー達はここぞとばかりメーカーとタイアップしてPB食パンを世に送り出してるんだけど、「当社オリジナル98円食パン」棚に元々は多分同数用意されてたと思われる「8枚切り」食パンは1つも残ってなくって、あるのは「6枚切り」だけ。同じ什器の「6枚切り」や158円、178円食パンなんか手つかず状態で残ってて、さながらミステリーサークル。
暫く考えたんだけど、ははぁ~ん、おかあさん考えましたね。家庭の中では二の次三の次のお父さんは言うに及ばず、子供達にしたって「朝食べさせたトーストは、6枚切りだろうが8枚切りだろうが2枚は2枚」。「その厚さは如何なものであれ2枚食せば主食はしまい」ってことで、家族各自の未達成感は「気のせい以外の何ものでもない」という目に見えぬ圧力により食卓をコントロールしてるわけなんだな、おかあさんが。
流石だ!
で、dabcyu。
雑誌の終わりのほうだったと思うんだけど「こだわっちゃってる喫茶店」みたいなお店紹介ページがあって、コーヒー一杯700円だったかな?それはいいとして、庶民代表?として引いてしまったのが「自家製トースト1,000円」っての。
1,000円ですってさ!
一時期池袋で流行ってたハニートーストみたいに一斤まるまるってんじゃもちろんなくって、そこはそれ「こだわっちゃてる喫茶店(かってに言ってるだけだけど)」だから、一枚なわけですよ。一枚。たったの一枚で1,000円なんですったらば!
これは多分6枚切りだろう。さすがにこれよりゃ厚い。
こんな感じ?かとも思うんだけど、これじゃぁ厚さはわかりゃしない。
あくまで写真で見た限りなんだけど、厚さはこれっくらいだったような。
それを縦に3つにカットして供されるわけらしいんだけど、いくら「自家製で」「こだわった」「美味しい」トーストであってもだ、一枚で1,000円・・・。
”Oh ジーザス!”
dancyuを閉じ、金くんと蒋くんの待つ読書室へと戻った。
さて、禁酒中である筈の昨夜、元の会社の先輩と池袋に呑みに。
舌の根も乾かぬうちにとはこのこと(よく存じております)。
伺ったのは、それこそdancyuにでも出て来ちゃうかもしれない「チョイと小奇麗な蕎麦屋さん」。
蕎麦湯割の焼酎を呑みながら、自家製さつま揚げとダシ巻き卵に舌鼓をポンポン打ってたまさにその時、隣の席で食事をしている女性の所作が目に入り、さやぴぃさんよろしくビックラボン!
文字にすると臨場感はなくなるんだけど、そのヒト、歳の頃は三十代後半?かなぁ?身なりはきちんとしてるしね、第一「チョイと小奇麗な蕎麦屋さん」に後輩とおぼしき3人さんを引き連れて呑みに来てるわけだから、それなりにマナーと言うかなんというか(呑む場所に「蕎麦屋」を選択してるってことでさ)わきまえるところはわきまえてて、身に付けてるべきことは身に付けてて、出るべきところは出ていてて、ウエストなんかくびれてて・・・(スミマセン)、少なくとも一緒に食事をする人に「なに?このヒト、ヒジョウシキねぇ」と思わさせるようなそんな所作はしないだろうと思うわけですよ(誰に言ってんの?)。
で、一瞬コチラの会話が途切れた時に見るともなしにお隣の、そのヒトの所作を見てたらさ、蕎麦を摘んだその箸の、持つ手を見ればその指は、紛れもしない「石チャン(石塚英彦)握り」。つまりね、
鉛筆の握り方ですから。中指まったく効きませんから。
でね、そのヒト、3本ほど蕎麦を摘んだまではいいんだけど、それを自分の猪口に入れられるように箸で摘み直して長さを調節するってことが出来ないわけですよね(誰に言ってんの?)。中指効いてないから。
ど~すんのかなぁ~って見てたら、そのヒト、
摘んだ部分を猪口に入れ、持った猪口を下に置き、空いてる左手おもむろに、箸の先に指あてて、蕎麦を3本挟み撃ち、しかるに蕎麦はまっぷたつ(七五調)。
蒸篭と猪口の間でだらぁ~んと伸びてた蕎麦がブチブチブチッって切られてさ、切った本人はそうすることが当然って顔して蕎麦を手繰ってるわけですよ。
韓国の焼き肉屋じゃないんだから、ハサミで切るみたいな、そんな箸使いは和食屋さんには馴染まないんじゃないかなぁ?
ってか、まともに箸も使えないなら蕎麦屋になんぞ来るな!と一言申し上げたい。
(言いたいならその場で言えばいいじゃん?ごもっとも。)
ぽっか~~んとその光景を見てたらね、今度は連れのお兄ちゃん、やっぱり箸は苦手らしく、出て来たかき揚げに箸を使わず手で2つに割やんの!
まともに箸も使えないなら蕎麦屋になんぞ来るな!と一言申し上げたいPart=2、ですよ。
学校給食で今でも”先割れスプーン”って使ってんのかなぁ?(調べてないからわからないけど)
「環境保護問題」云々もあるし、それより何より「お箸の国のヒト」なんだから、「マイ箸持参」にでもしてさぁ、先生が一緒に給食食べながら正しい箸の使い方生徒に教えてあげるとか、出来ないもんなのかなぁ?(調べてないからわからないけど)
その前に先生みんな「石チャン握り」だったりして???