舞栗倉庫

過去ログ

狼煙屋

2009-09-23 17:46:39 | Food
久しぶりでした。
狼煙屋」さん。

少なくとも2年はご無沙汰だったんじゃ?

墓参りに行った以外何もイベントのない平和なSWも今日で終わり、明日からの鬱陶しい会社通いに備え?、かつて通ったお気に入りをってことで、出かけて参りましたぞ。



「お昼は?」

「狼煙屋に行きたいんだけど」

「行ってくれば?」

「アンタは?」

「アタシ? ラーメンなら行きたくないから、勝手にどうぞ」

の暖かいカミサンの言葉を背中に受け、一人向かった東大和路でありました。



11:33着。

近隣の中でもかなりの人気店故、しかもオーディナリーピーポー?にとってのホリデーなもので、待ち人6名様。それは十分に想定内のこと。しかし、想定内のこととは言え、目の当たりにする度、若干の憤りを感ずる光景に今日も。

なんで酸いも甘いも弁えないガキンチョを、短いながらも行列のできるような店に連れてくるんだ?

年端も行かないガキにしたって、1人1席は使っちまうじゃねぇか?

その分、これまで苦労して生きて来て、今後は可能な限り好きなことに費やして生きて行きたいおじさんの、余命をコイツらのせいで浪費しちまうじゃねぇか?


なんてことは全く考えず・・・全く考えておりません・・・のテイで新聞を読むフリで。



「1名様でお待ちのお客様ぁ~。こちらの席でヨロシカッタでしょうかぁ~?」にはあえて触れず。

ほぼ同時に美味しい時間を味わった、後ろのカップル。



「僕は、卵抜きの、麺カタめ。」

もったいねーなぁー、と思うよ。
次、彼女。

「味薄めの、麺カタめの、アブラ少なめの、ネギ抜きで・・・」



だったらヨソの店に行け!

と、思ったSW最終日。

本昼食

2009-08-13 19:08:28 | Food
未訪のこちら。以前より予習をしてはいたので、時期が時期だけに盆休みなのでは?と覚悟の上で訪ねるが、あ~ぁ、やっぱりの夏期休暇。

駅への道を戻りながらしばし考えた挙句、こちらもいいなぁ、と。
しかし開け放たれた扉から店内全体が見渡せ、その時点(確か13時過ぎ)で満席。お盆だぜ!どっか出かけろよな?!

で、ネクストに据えていたこちらへ。

朝5:30にパン一枚の生活故、かなりの空腹で初めての「特もり(700g)」挑戦。

少々だれ気味になりつつあるものの、完食。

(心配事ができたので、それだけの記録)

リベンジしまっそ

2009-07-28 21:28:51 | Food
手短に。

蕎麦食希望にて進路を東に。
お決まりの浅草橋にて下車。
お目当ては「入船」さん。
勝手知ったる他人の我家。
駅出口から1分で入り口へ。

ガランガラ~ン。

と音もなく開いた引き戸の向こうに魅惑の食卓が。

時11:30。
人気店故、混雑直前を狙ったつもり。

常連客さんらしき4人の男性。

我、奥の席を徐に選び、店内をキョロル。
簡素なプレゼンテーションに、しばし悩む。

「こちらも見るがよろし」との店主の声。
見る。

どうにか決心し「もり+大もり+春菊天」いただけますか?

あいよっ!っとばかりにオヤジさん、予期せぬ行動に出る。

鍋に蕎麦を入れるわけでなく、茹で置いた蕎麦の山に右手を突き出し、ムンズと掴んだ右手には「並」分の蕎麦。
再度のムンズの所作の後、蒸篭の上に盛られたる「大もり」の丘。
山とは見えないことに幾ばくかの不満は置いといて。

口に運ぶその以前に立てたるネガティヴな予測は的中し、

×××やの流水麺の如し、よん?

我ゲンナリしつつも後から来店せしどうやら常連諸氏の発注後、というより来店を待っていたかのように、ご主人釜に蕎麦を投入し、それを逆に待っていたかのように常連さんご来店。

ブチブチに切れそうな蕎麦を手繰りながら常連さんの蕎麦を見る。
違いは明らかなり。

人気ある実力店であるらしいことを鑑み、近日中に再訪問、べき。

ダッチ・コーヒー

2009-07-19 17:22:29 | Food
学生時代に新宿の中村屋でバイトを一時期していて、この階にいた時に、ある日閉店後、前の日に落としておいたダッチコーヒーが残ってしまって、捨てるだけだから誰か飲まないかの声に「ダッチ?」。

ダッチと聞いて当時はコーヒーにそんな名前のついたものがあるなんて知らず、ダッチと言えば「ダッチ×××」しか知らない(とは言ってもそっちのダッチにだって実物にお目にかかったことはないのだが)もんだから、何となく淫卑な何かを感じつつ、後ろめたさを覚えながらも、コーキシンが微かに勝り、初めての「ダッチ」に触れた青春の淡い思い出(中村屋の中にある喫茶店で「淫卑」なるものなぞ客に出すわけはないのだが)。

確か何人かで味わったので、それぞれ舐めた程度だったとは思うが、所謂一般のコーヒーとは全く違う風味があり、コクがあると言うか密度が高いと言うか、一言で言えば「一言では言い表せない味」であった。

ファーストコンタクトから幾星霜。セカンドの機会は全くなく、今に至る。

会社をリタイヤしたのをきっかけに、自宅でレギュラーコーヒーを何年降りかで飲むようになり、夏にはアイス用の豆を買って多めに作っておいたりしたんだけども、一度に4~5杯分しか作れないコーヒーメーカーだと何回転も作業しなくてはならないし、「濃く作っておいて氷で冷ませば一石二鳥」なる作戦にもでたりしたけど、味的にアタクシご不満。

で、ダッチにトライ。

メーカーはあるがミルのない我家。初回なのであまり気張らずスーパーで予め挽いてあるアイス用の豆。と、ティーバッグ用では容量が小さいので、だしパック「煮だし名人」。

もののサイトによると(昔なら「ものの本によると・・・」と書いたんだけど、今だと「サイト」なんだろうか?)水1ℓに対し30gの豆だそうで、2ℓ入るポットに適度にまめを詰めた「名人」を2つ。仕込んだのは午後2時。目安は8時間とのことなので、出来上がりは夜の10時か。

楽しみではあるが、



泥酔してるな。間違いなく。

西葛西ふたたび。

2009-07-14 22:01:48 | Food
ご存命とばかりに思ってりましたのに、どうやら散ってしまったのね?こちら

どうやら残念ながらっていうことらしいので。

で、今日は路線を変えて、再訪にて『冷やしかけそば+単品桜えび天+大盛』=490円

梅雨明したということで、暑いにゃ暑いが湿気の少なく感じる駅下でいただく、十分にご満足のランチ。

焼き鳥

2009-07-12 16:17:25 | Food
いや~、びっくり。
変額年金保険の会社をググったと思ったら、こんなサイトがでて来て、保険の解約が多すぎるもんだから、今度はてっぽーを売る事にしたのかしらん?と思ってしまいました。

お目当てはこちら

その「こちら」にお勤めの方と、あちらにお勤めの方、他に確か”ひらがな生保”にお勤めのお2人の兼業主婦の方とご一緒に、昨夜はお伊勢参り。

メンバー全員こちらのお店とご自宅はせいぜい30分の距離にあり、一様に呑んべぇであり、酒の肴に関しては好き嫌いが全くない面々でありながら、いせやには何故かご縁がなく敷居を跨いだ事がなかった。アタクシも。

ほぼ1年前、ほぼ同じメンツで呑んだ時、「では次回は焼き鳥の総本山?『いせや』にて」との密約があり、そして昨夜。

「土曜の夕方5時」。もっともオノボリさんが集いそうな時間帯に後ろ向きな気持ちを抑えつつ「お2階ご利用の方はこちらの扉」を開け、階段を見上げると10年前にディズニーシーで見て以来の行列(そんなに長いものじゃない)が。

元来行列は嫌いで、1人だったならそのまま目的地を変更するだろうが、メンバー全員が1年間暖めて来た今宵のプランである。「せっかく来たんだから、ね?」と実際には自分に言い聞かせるように何度も声をかけ、並んだ45分間。

通された座敷に腰を落ち着けるとすぐに伝票を持ったお兄さんがやって来て飲み物オーダー。
1分も経たずして「生」を持って来たお兄さんに、あらかた決めて行ったつまみを取り敢えずオーダー。

初めての店なのでファーストオーダー含めて予習をしていったんだけど、カキコミを見るとネガティブなものが目についた。
曰く「スタッフは無愛想で、オーダーは取りに来てくれるものなどと思ったら大間違いである。」とか「清潔感が・・・」など。

でもアタクシの印象は概ね良好。
笑顔の垣間見えるスタッフも居たし、目が合えば気付いてくれたし、呼べば答える”こだま”の如し。

「焼き鳥は塩よりタレである。塩はジューシーさに欠ける」といったありがたいご助言も戴いた(というか勝手に読んでった)のだが、いやいや塩だってよろしゅうございました。十分に美味しく戴きましたもの。

串から全て外してしまい、みんなでつつけるようにワタミ風にしてしまったので、実はどれが塩でどれがタレで状態だったし、杯も重ねてくればもうナニがなんだか、がホントのところなんだけど。



そんな「店側」よりも気になってしまったのが「子連れ客」の多い事。
アタクシの「ジョーシキ」では居酒屋に子供を連れて来るなんて事は有り得ないのである。
自宅や親戚の家でないところに赤の他人同士が集まり、大人が酒を飲み、酔い、場合によっては教育上非常に不謹慎な言動が繰り広げられる可能性が最も高い居酒屋という場所に、大事な我が子を連れて来る親。

アンビリーバボーである。

中には赤ん坊をダッコしてウーロンハイ(かどうかは知らんが)をがぶ飲みしている若い母親もいる。
その横で父親らしきアンチャンがタバコを吸っている。
元々焼き場の煙が充満しているそんな閉じた空間に赤ん坊を連れて来て、目の前で父親が煙草を吸っている。
子供の健康をどう思っているのだろうか?

明日の日本を担うのは彼らなのである

今日、当たり前の現象なのだろうか?なのだろうな、きっと。

酒を呑んでいる赤の他人であるアタクシは、しかし大いなる疑問を感じるのであった。





・・・というのは後から思いついたもっともらしい言い分で、本音は「子連れが来なけりゃ、待たされる事もないのに・・・」である。

みそ汁付き

2009-07-09 17:19:40 | Food
先日いつもものように途中下車してコチラのお店を探したんだけれど。3Aの出口からこのブロックを2周したんだけど。全くわからず。なんでだったんだろうか? 週末がお休みとなっているし、ネット上でも現役のようだし。

諦めて電車に乗り直し、目的の駅で下車。

時間も時間。片思いのお店に振られ(単純に見つけられなかった、とも言う)、自暴自棄になり、えぇ~い、ままよ!で「フレッシュトマトカレー」なるものを初めて食す。

アタクシには合わないお味でしたが、なんたってお腹に軽く、お財布に優しい290円。見回せば同じものを食べてらっしゃるサラリーマンの多い事。

「在庫調整は一巡」だの「景気の底はうった」だの、希望的観測なのか大本営発表なのか。
本当かもしれないが、個人に実感として伝わるには、やはり半年はかかるのかなぁ?

一席お付き合いのほど

2009-07-05 18:23:08 | Food
Aさんという女性がいて、以前の職場の同僚で、今は結婚してSさんなんだけれども、自分自身Aと名乗っていて、「Aです。今度○月○日に高座があります。どうせ暇を持て余してんでしょうから、お宅のクリントン夫人と一緒に見に来ませんか?」と、年に数回お誘いのメールをくれる。

彼女は短大時代に落研(オイオイ「オチケン」変換しないぞ)に入っていて、社会人になってからもどうやら隠れてこそこそ稽古をしていたらしく?、ある年の新入社員歓迎式典で定員2,000名は入る舞台でR-1をやってしまうほどの度胸があった(それに絡んでいたのがアタクシであった)。

それから彼女が寿退社し、アタクシも自己都合退社。
その後も地元でプロの噺家さんを囲んでのサークルを作って、ケイコとマナブ。

2年ほど前の共通の友人のお別れ会で近況報告。で、高座へのお誘いとなったわけ。

今では闊達な彼女のDNAを全身にみなぎらせた小学校に通う長女も高座にあがる身。

お誘いがあった発表会は昨日。会場はちら。アタクシの家からは山手線を思いっきり跨がなくてはならないロケーションではあるけれども、アタクシの交通費は会社持ちなのは内緒だけれども。

で、主目的に付きものなのが副目的の蕎麦な訳で。
それも路麺、な訳で。

当初、黄色い電車で両国まで行き、こちら(本店は確か平日だけだから、「駅前店」)と考えていたんだけども、食べた後もう一度黄色い電車に乗って新小岩まで行き、そっからバスで南下し、西葛西までってぇのもなんだあれだね、時間もおアシもかかっていけねぇや。

って~んで計画変更して、西葛西でオマンマ食おうって事にしたわけよ。

そんでもって探してみたらよ、あ~りました、ありました。あの方の評価は8点だけれども、一度自分で食ってみなけりゃ実際のところ、分かりゃしねぇってもんだ。毎週毎週土曜のたんびに安っすい蕎麦に付き合わしてるカミサンにも、どうどうと胸はって存在してるB級グルメってぇものを味あわせてやりてぇって思ったもんでさ。



唸ります



アタクシ + カミサン的にはほぼ満点。
土曜日の13:05。
カウンターは大阪地区の交通の激しい十字路の路駐車のごとく二重となって、カウンターを運良く使えて蕎麦を啜ってる人。そのスリークォーターから丼を受け取り、立ったまま啜っている人。
歩道の反対側に数席設えてある屋台体のテーブル席に運良く陣取る事ができて、じっくり”B”を味わっている人。

約5年ぶりにカミサンと一緒に食す路面。八丁堀の「がんぎ」以来。
アタクシ的には、



パネエ

paradiso

2009-06-26 18:25:00 | Food
そして火曜日
そして水曜日がまた過ぎて。
そしたらこんな木曜日が来てかなり凹んだので、
その分
金曜日に盛り返そうと意気込んで向かったわけですよ、ターゲットに。

「もり・かけ」券350円+「大盛り」券120円。

待つ事30秒。
「大もりの方ぁ~!」・・・へ?茹で置き?

盆を受け取り、空いてるカウンターへ。
思い起こせば5年ぶりの金曜日である。
カミサンと来たその時は、ここの美味さにシャッポを脱いだ(元々帽子は被らないし、ヅラでなし、が)。

薬味を蕎麦に散し、ワサビを溶き、臨戦態勢に。
はやる胃袋をなだめつつ、4~5本を摘み、摘み、摘み・・・摘み難いじゃん!



なんで蕎麦屋で”エコ箸”なのよ?
よりによって、はなっから摘み難い”made from ふのり”蕎麦。
木製の箸でなきゃ、食べ難いったらありゃしない。
あ~りゃしない、ったらありゃしない。
(既にラリッてる)

その上、茹でタームのちょうど頃合いの悪いところに暖簾をくぐってしまったらしく、”残ってしまった細切れ蕎麦”が蒸篭にかなりの量鎮座ましてて、アタクシちょいとご立腹。

悪口言う気ははさらさらなく、アタクシの勝手に設定した期待値と実際に触れた実測値の乖離。
ということで。

いずれまた、定点観測を。



(しかし12:20入店。12:30退店、という時間帯で、混みいってない、というのはファンのアタクシにはチト気がかりな)

また飯ネタ

2009-06-22 21:16:22 | Food
FCでもRCでもどちらであっても同じ暖簾下げてたらある程度レヴェルは同じと思うじゃない。
一般的に。

百歩譲って、やはりRCだけの事がある。それに比してFCであるのならば致し方ないのかなぁ。ってのもあるのかも知れない。
一般的に。

と、百歩譲ったつもりで、楽しみに出かけました。



決してこちらがどうと言う事でなく、一般的に、同じOPで汁作って、同じ時間で蕎麦茹でて、同じように盛って、同じように「お待っとさんでしたぁ」で、同じようにいそいそとカウンターに取り行って、ワサビ溶いて、薬味散らして、数本摘んで、汁に浸して、口に含んでみるわけなんだけど、





似て非なるのは、なぜ?