===paradiso trattoria===

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いつの世までも末永く・・・

2006-11-26 | ナーラック cute
沖縄土産第二弾。みんさーのマット。
藍染めの色がとても落ち着いていて、一目見て気に入りました。
この色のマットは人気があるのか、一枚しか残ってなかったそうです。
模様にすべて意味があるということで、婚礼の際、花嫁が花婿に帯を織って
おくるとか。みんさー工芸館のHPより抜粋したので参考に・・・(^_^)/~
みんさー工芸館
八重山みんさーの起源については定かではないが、いまから約400年前、
沖縄で綿花が栽培され始めた頃とされている。
アフガニスタン地方に源流をもつ小さな絣の帯が、
チベットや中国を経て伝来したものと言われている。
八重山地方でみんさーが製織された時期は明らかではないが、
八重山での木綿栽培の起源と同時期と推測されている。

沖縄の木綿の始まりは1611年(万歴39年)儀間真常が薩摩から木綿を持ち帰って
栽培し、収穫した綿花で大帯を織らせた。
17世紀には木綿栽培が定着し、織物の原料として用いられるようになった。

八重山では遅れて1634年(崇禎7年)に大浜安師(大城与人)は流罪で
慶良間島滞在中、島人の綿織物を見て大いに感激し、綿花のほぐし方、
製糸法、綿布の織方等を大いに稽古し、寛永11年(1634年)に放免されたが、
氏は、帰郷後、八重山で初めて木綿織方を伝授した。

みんさーは綿糸を藍で染めて織った細帯で、五つ()の絣柄と四つ()の絣柄を
特徴としている。

帯の絣の柄に五つと四つの組合せが交互に配されていて、
これは「いつ(五つ)の世(四つ)までも末永く」 という心が込められ、
帯の両脇のムカデの足に似た模様には、通い婚時代を反映して
「足繁くおいでください」 という意が表現されたものと伝えられている。





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