白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

Vertigo

2006-10-11 | 哲学・評論的に、思うこと
1989年秋、落合博満にもらったサインである。 当時野球を覚えたての僕は、その独特の構えと鞭のように しなるように見えるバットスイングに魅了されていた。 このサイン会のとき、質問コーナーがあり、 僕は彼に「星野監督はどんなひとですか?」と聞いた。 彼は思わず上向きに笑ってから、じっと僕の顔を見つめ、 「気難しいひと。」と、寛いだ様子で答えてくれた。 実にあたたかで、おおらかな空気をたたえたひとだっ . . . 本文を読む