舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

仮免合格

2007-11-04 23:51:18 | 徒然話
太古の昔に「教習所に通い出した」というネタを書いてから、悠久の時が流れてしまいましたが。
じつはひそかに通っていたんですよ、教習所。
といっても半年以上は挫折してたけどねー(爆)

もうそのまんま、挫折したっきりフェイドアウトしたかったんですが、というより切に切にそれを願っていたのですが、そうは問屋が...ではなく母マミちゃんがおろしてくれませんでした。
まったく酷い親です。

何が酷いって、よくある偽善的な親の決まり文句「おまえの将来のためなのよ」などとぬかしてくれれば拒絶のしようもあるんですが、「私が運転できなくなったときはどうするの。私のために取ってくれ」とのたまったのです!!!
そう言われて拒める子供がどこにいるでしょう。む、酷い。酷すぎる。

ということは全国の親御さん、これは使える手ですゾ。
子供に「おまえのため」と言うよりも、「私のため」といった方が遥かに効果的。一番の殺し文句です!!


.....じゃなくて!!!


危ない危ない。これ以上、私のような不幸な子供を増やしてどうする。
かような殺し文句に降参して、まんまと教習所に行くはめに陥れられた私は、あとになってそのことを激しく後悔しました。
あああ、こんなことなら何をどう脅されても拒絶すべきだった。というのも、冷静に考えれば分かりきったことだったはずですが、私は運転に必要な性格および能力がゴッソリ抜け落ちているために他なりません。


まず性格。
私は亥年なだけあって、たしょうの間違い(=運転でいえば脱輪など)は気にせず突っ走るという、非常に致命的な性質があります。
あとコーナリングなんかも(F1の見過ぎで)細かい経路は気にしません。アロンソだってやってるんだもの、たしょうショートカットしたってどうってことないじゃないの。
はい、どうってことないわけないですね。公道はサーキットじゃないんだから、早合点しないように。

そして能力...これに関してはいうまでもないですね。
私はとにかく、運動神経が悪い。徹底的に、容赦なく悪い。なんせ体育の偏差値20台を取った人間です(私より下はたぶん学校に来てない人とかしか居なかったんじゃないのか)。

こんな私も自転車に乗ろうとしたことがありました。もちろんそのときも自分の意志ではなく、マミちゃんの強制によってです。
しかし、案の定ダメダメでした。「こんな細い二輪が立って走るわけないッ!!」と、「鉛の塊が飛ぶはずがない」と飛行機を忌み嫌う人的な屁理屈をこねながらイヤイヤ練習したところで、うまくなるわけないですね。
この時点で、車の運転など無理だとさっさと気付ば良かったのです。私も母も。


といっても最初に運転したときから「ああ、これは私にはダメだな」と分かっていました。
それでもなんとか続けようと思っていた矢先に、私の矜持を打ち砕く教官に当たってしまい、それきりしばらく挫折しました。

しかしそのまま逃げ切れるわけもなく、母に強いられて期限ギリギリに再び通うことになってしまいました。
私が入った頃にたくさんいた猫たちはなぜか一人もいなくなってしまい、私の支えはもはや玄関先の石のカエルさんのみ。
どこからともなく近づいてきては私にすり寄ってじゃれついてきた猫たちの代わりに、毎日このカエルさんをなで、話し掛け、泣きついたこともありました。

こんな私も、学科だったら大の得意です。昔から暗記モノのテストで90点台を取れなかったことはないくらいです。
自動車教習の学科問題だってお茶の子さいさい...なのですが、これまたなんとも酷いことに、検定では実地に受からないと学科試験は受けさせてすらくれないのです!!!
そ、そんなあ~~~。実地にどれだけ落ちようと、学科だけでも受けさせてくれれば、少しは励みになるのに!!!

そういう何の励みもない中、私は修検を受けました。
いやあ、案の定ダメでしたねえ、実地。クランクで脱輪して2回ほど落ちました。たいがいのミスは減点で済むけど、脱輪はその時点で失格なんですね。
引っかかったのは2回とも同じ所で、1回目は前が、2回目は後ろが引っかかりました。しかしあんな狭いところ、脱輪しないで通れっていうのが無茶です。

なんて軽く書いてるけど、そのときは落ち込みましたよ。試験に落ちたのなんて生まれて初めてでしたから。
母に泣いてすがって辞めさせてくれるよう頼みました。しかしもちろん、許してはもらえませんでした。

しばらく軽い鬱状態になり、パソコンも立ち上げられない日が2日ほどありまして、今日が3度目の正直の検定日でした。
そして受かりました。喜んでいいものかどうか、正直わかりません。なぜなら、落ち続けていればまもなく教習期限が切れたけれど、受かってしまったためにこの続きもまた頑張らねばならなくなってしまったからです。
ただ自分の精神状態のためには、連続不合格にストップがかかったのは幸いというべきかもしれません。

こうなってみて考えるのは、ここまでして免許を取るbことに意味があるのかということです。
あればそりゃあ便利でしょう。しかし、徹底的に適性のない者の場合、それでもなお無理をして取る意義はいったいどこにあるのでしょうか?
ペーパードライバーになったり、逆にダメな運転で事故を起こすのがオチなのでは?
まあ私の場合、どれだけ屁理屈をこねようと、もはや逃げることはできないわけですが...。

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2 Comments

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あれま。 (サヤ)
2007-11-19 13:53:03
どもー♪
こないだは何年かぶりにお会いできて嬉しかったです☆

お、教習通ってるんだー!!
あたしも取るタイミングなかなかなくて取ったのつい去年だよー…

しかもあたしもアレがアレな為、色んな所で落ちまくって<
それでも何とか取りました…(苦)
しかし、取ってからも大変だよー…何度も事故りそうになりました(涙)

まぁ、慣れだよね。うん。あたしも実際事故ってはないから、きっと大丈夫!!(笑)

肩の力抜いて楽~にやったらいーよー♪
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どもどもー♪ (lanarana)
2007-11-25 01:09:54
ほんと、お変わりなくてなによりでした♪

私より明らかにカン良さそうなサヤちゃんでさえ落ちたとは...じゃあ私が落ちまくるのは道理だわね(←安心し方が間違っている)。

仮免からはすぐだと皆に言われてますが、どういうわけか私はなかなか進みません!!
こんなんで年内に取れるのか...いやそれ以前に、いつか取れる日がくるのか....。
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