舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

月蝕の日

2007-08-29 01:25:22 | 徒然話
私は「月食」でなく「月蝕」と書きます。この「むしばむ」ところがなんとも月の神シンの怒りに触れた感じでいいねえ(『王家の紋章』参照)。

そういう倒錯的こだわりは随所にあって、「聞く」「聴く」「訊く」とか「覚める」「冷める」「醒める」の使い分けも趣味の領域です。
すべて平仮名で済ますマミちゃんから見ると変態の領域らしいです。でも、ダンスの分野でミリ単位の違いにこだわってるような人に言われたかないですね(笑)。

今日は久々にハワイ語のレッスンに行ってきました。
私はほとんど個人教授に近い状態でお世話になっているのですが、一緒に学んでいるお仲間がまた私と寸分たがわぬ語学マニアです(おっと、「一緒にしないでよー!!」って声が飛んできそう!?)。

私のハワイ語の先生が語学の天才で、数カ国語(もしや10以上!?)をものにしている方であることは以前お話しした通りですが、そういう先生に教わっているのをいいことに「kuahiwiとmaunaの違いは?」みたいな細かいニュアンスの違いから文法のしくみに関することまで、カタギの方にはとてもついてゆけないマニアックな質問が毎回乱れ飛びます。
「kuahiwiは山、maunaも山。はい、それでオッケー」という受験英語的な覚え方ができないあたりが、マニアとそうでない人を分けているんだと、自分を省みてもつくづく思います。

でも私が思うに、受験英語的に詰め込んだ程度のハワイ語の知識じゃ、とても人にフラを教えることはできません。本当の意味ではね。
だから、マミちゃんがミリ単位までこだわってダンスを極めているのと同じように、私もミリ単位でハワイ語を磨いていこうと思います。

だからマミちゃんと私は人間の出来というかマニアぶりはそうとう似てるんですね。向かう先はだいぶ違うんですが。
どちらも学ぶことが大好きで、自分が向上しないでいることに耐えられず、なおかつ興味のあることにしかその意欲は働かないというあたり、完全にカエルの子はカエルです。

いや、本当はトナカイの母とカエルの子の組み合わせなんだけど。ここでは譬え話なんで、あくまで母子共にカエルってことで話を進めてみました。

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