本番当日朝、メルパルクのホテルで目を醒ました我々。
早速朝食を頂きます。
まずはホテルのレストランで朝食バイキングです。ランチより朝食の方が美味しかった気が…。
あと、ご飯とか海苔とか納豆とか和食ラインナップがあるのが個人的には嬉しいです。
外に出れば数日前の雪が嘘のような快晴
東京では解け残った雪すら見かけませんでした。未だに日陰が真っ白な地元とは、やっぱりだいぶ温度が違うんだなぁ~。
このイベントの主催会社の方も胸を撫で下ろしておられました(前回はちょうど日程と大雪が重なり、移動も開催も大変だったようです)。
そしてスタジオM一行を乗せたバスも無事到着してました。
というより、あまりにも早く着き過ぎたもんで皆さん近所のファミレス・ジョナ○ンとかで時間を潰していたそうです。
まぁ、長い道中で何が起きるか分りませんから、早く着いておいた方が安心ですよね。
最初に行われるのは昼の部。
我々は出演者ではなく観客として昼の部に入りますので、チケットを携えて正面玄関から入場しました。
未だに寝こけている四代目を運搬して自分達の席へ。
開演前に舞台のバミリなどを確認し、全員分のプログラムを配り終えてホッとしたところで、いよいよショーが始まりました。
最初はアーロン・サラーさんのオリからスタート。
なんと今回、アーロンさんはミュージシャンでなく、MCとしてご出演なさっているのです。
というか司会の顔ぶれがとんでもない事になっとります。
皆さん、歌わせても踊らせても凄い方々ばかりなのですよ。
なんて贅沢なキャスティング!!!
アーロンさんの美しいオリも示唆に富んだ解説(「フラカヒコ」という言葉およびフラのジャンルについての説明など非常に勉強になる内容だった)もさることながら、それらを通訳しつつ絶え間ない抱腹絶倒トークを繰り出すキナさん&カラニさんも素晴らしい!!
適度の自虐ネタを取り入れつつ(笑)、仲間内だからこそのディープな出演ゲスト紹介や、ハワイアンならではのローカルネタなどなど、一体どうしてこんなに面白く喋れるのか
その辺の芸人さんよりよっぽど面白いじゃないですか!!(笑)
キナさんとカラニさんの前説…じゃなくてMCとともに、Taupouri Tangaroさんによるカヒコがオープニングを飾りました。
ハリのある凛としたお声、そして流れるような美しいモーション、どれをとっても私はウットリでした
こういうステージを見ると、ハワイ語ってどんなに美しい言葉なのだろうとつくづく思います。
とりわけ、タウポーウリさん然り、その前にオリを披露してくださったアーロンさん然り、ハワイ語が本当の意味で自分のものになっているダンサーやチャンターの発するハワイ語は、「言葉に魂が宿る」という事を実感させてくれるパワーを持っています。
そういう「魂の宿ったハワイ語」は本当に美しいんですよねえ
続けて今回のゲストダンサー・テハニさんもカヒコを踊られました。
カヒコなのにネイルがキラッキラなところにシンパシーを覚える私(笑)。いいんです、これはショーなのですし、テハニさんのハンドモーションは本当に美しいのですから。
カラニさんもおっしゃっていたように、この演目のテハニさんの、ちょっと昔の踊り方を彷彿とさせる手首や指先を大きく動かすハンドモーションがまた素敵でした。
ウチの母がイリマフラスタジオに所属していた'70年代は、そういう踊り方が主流だったんですね。今もそういうスタイルを守っているところも少なくないですし、演目によって敢えてそういう手の遣い方をするのも良いなぁと思います。
というかテハニさん、ますます踊りに磨きがかかってらっしゃいましたね。
ダンサーとしていよいよこれからという時に師のパレカさんがこの世を去ってしまった時はこの先どうなるのかと思いましたが、テハニさんは元々才能もあるし努力を惜しまない方なのですね。
ここからはアウアナです。
まずはWeldon Kekauohaさんがご登場
相変わらずハワイらしい、湿度のまったく無いお声です
私が元鞘ソングと呼んで忌み嫌っているKa Makani Ka'ili Alohaでさえ、彼があのサラリとしたお声で歌えば素直に良い曲に思えて来るほどです。
(※編集部注:この曲は本来なら切なく美しい曲と捉えるべきなんですが、どんな事情があろうが出てった奥さんを連れ戻そうとしちゃダメだ!それもカフナの魔法を使ってなど言語道断だ!!ってところで自らの経験も相まって激しいアレルギー反応を来してしまうのです)
Weldonさんの生歌に合わせて、日本のお教室も沢山踊られました。
お教室ごとに個性や特色があって、とても興味深かったです。
私もペンとノートを携えて夢中になって拝見させて頂きました
あ、ひっきりなしに書き続けていたのは毒じゃないですよ!
夜の部の出演にそなえ、舞台を観ていて気づいた事をメモしていたのです。
だから客席前方でメモをとり続けているモンスターズインクのロズそっくりなメガネ女に気づいた方も気になさらないでくださいね☆(ゝω・)vキャピ
ミュージシャン二人目はナタリーさん
鮮やかなグリーンのドレスを身にまとい、毎度の事ながらオシャレなナタリーさんです
今回は旦那様のイオラニさんに加え、弟さんもベーシストとして出演なさってました。
今回はスタジオの出演曲がナタリーさんなので、ナタリーさんの立ち位置に特に注意しつつ観ていようと思ったその瞬間、昨日のケアリイさんに引き続き第二の衝撃がやって参りました。
ナタリーさんの基本的なポジションはこちらです。
そして、ほとんどの曲はこの図面通りの位置にいらっしゃいました。
唯一我々の踊る曲を除いては!!!
そうです、なんとなんとナタリーさん、よりによって我々の踊ったあの曲の時だけ、この中央スペースではなくイオラニさん(右側の水色の人)の隣で歌われるのです!!!
おいおいマジかよ。その位置に立たれたらナタリーさん、我々の最後の位置とダダ被りじゃないですか。
しかも本来ナタリーさんのいた位置の前はガラ空き。バランス悪い事この上ない。
我々は終演次第、事実関係を確認し、必要とあらば最後の立ち位置を変える事も辞さぬ決意を新たにしました。
衝撃さめやらぬまま3人目、いよいよケアリイさんのご登場です。
色めき立つ客席。やっぱケアリイさんって特別な存在なんだなぁ。
そしてやっぱりこちらの位置にいらっしゃいました。
カブリツキで観られて嬉しいよ?でも、自分達の出番を考えると喜んでばかりもいられない!(笑)
もっと喜んでばかりもいられない事に、着々と時間が押して参りました
これだと当初の予定どおりに楽屋入りするのはまず無理。今頃夜の部から合流する生徒さん達が外で待っているであろうに、皆さんの不安は如何ばかりか……
気が気じゃないのはそればかりでなく、つい先程起きた四代目に私がつまらん事を言ったせいで彼女がつむじを曲げ、機嫌最悪クソガキモードになってしまった事が更に事態を悪化させていました。
いえ、私は自分が言った事は間違いではないと今でも確信しています。私には三代目として四代目を正しく導く責任があるのだから。でも言うタイミングを完全に間違えた事は甘んじて認めよう(笑)。
目の前には歌うケアリイさん。すぐ隣には機嫌最悪モードのクソガキ。
これは天国なのか地獄なのか何なのだ。
今まで生きて来た31年の中でも特に突出して混乱していたひと時を何とか乗り切り、四代目の機嫌も直って、ケアリイさんの歌も堪能し、昼の部が終わりました。
こうなったらもう混乱している場合ではありません。スタジオM一行、出演モードに変身です。
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ううう、やっぱり本番の日は前後編に分れてしまった
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あと、ご飯とか海苔とか納豆とか和食ラインナップがあるのが個人的には嬉しいです。
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東京では解け残った雪すら見かけませんでした。未だに日陰が真っ白な地元とは、やっぱりだいぶ温度が違うんだなぁ~。
このイベントの主催会社の方も胸を撫で下ろしておられました(前回はちょうど日程と大雪が重なり、移動も開催も大変だったようです)。
そしてスタジオM一行を乗せたバスも無事到着してました。
というより、あまりにも早く着き過ぎたもんで皆さん近所のファミレス・ジョナ○ンとかで時間を潰していたそうです。
まぁ、長い道中で何が起きるか分りませんから、早く着いておいた方が安心ですよね。
最初に行われるのは昼の部。
我々は出演者ではなく観客として昼の部に入りますので、チケットを携えて正面玄関から入場しました。
未だに寝こけている四代目を運搬して自分達の席へ。
開演前に舞台のバミリなどを確認し、全員分のプログラムを配り終えてホッとしたところで、いよいよショーが始まりました。
最初はアーロン・サラーさんのオリからスタート。
なんと今回、アーロンさんはミュージシャンでなく、MCとしてご出演なさっているのです。
というか司会の顔ぶれがとんでもない事になっとります。
皆さん、歌わせても踊らせても凄い方々ばかりなのですよ。
なんて贅沢なキャスティング!!!
アーロンさんの美しいオリも示唆に富んだ解説(「フラカヒコ」という言葉およびフラのジャンルについての説明など非常に勉強になる内容だった)もさることながら、それらを通訳しつつ絶え間ない抱腹絶倒トークを繰り出すキナさん&カラニさんも素晴らしい!!
適度の自虐ネタを取り入れつつ(笑)、仲間内だからこそのディープな出演ゲスト紹介や、ハワイアンならではのローカルネタなどなど、一体どうしてこんなに面白く喋れるのか
その辺の芸人さんよりよっぽど面白いじゃないですか!!(笑)
キナさんとカラニさんの前説…じゃなくてMCとともに、Taupouri Tangaroさんによるカヒコがオープニングを飾りました。
ハリのある凛としたお声、そして流れるような美しいモーション、どれをとっても私はウットリでした
こういうステージを見ると、ハワイ語ってどんなに美しい言葉なのだろうとつくづく思います。
とりわけ、タウポーウリさん然り、その前にオリを披露してくださったアーロンさん然り、ハワイ語が本当の意味で自分のものになっているダンサーやチャンターの発するハワイ語は、「言葉に魂が宿る」という事を実感させてくれるパワーを持っています。
そういう「魂の宿ったハワイ語」は本当に美しいんですよねえ
続けて今回のゲストダンサー・テハニさんもカヒコを踊られました。
カヒコなのにネイルがキラッキラなところにシンパシーを覚える私(笑)。いいんです、これはショーなのですし、テハニさんのハンドモーションは本当に美しいのですから。
カラニさんもおっしゃっていたように、この演目のテハニさんの、ちょっと昔の踊り方を彷彿とさせる手首や指先を大きく動かすハンドモーションがまた素敵でした。
ウチの母がイリマフラスタジオに所属していた'70年代は、そういう踊り方が主流だったんですね。今もそういうスタイルを守っているところも少なくないですし、演目によって敢えてそういう手の遣い方をするのも良いなぁと思います。
というかテハニさん、ますます踊りに磨きがかかってらっしゃいましたね。
ダンサーとしていよいよこれからという時に師のパレカさんがこの世を去ってしまった時はこの先どうなるのかと思いましたが、テハニさんは元々才能もあるし努力を惜しまない方なのですね。
ここからはアウアナです。
まずはWeldon Kekauohaさんがご登場
相変わらずハワイらしい、湿度のまったく無いお声です
私が元鞘ソングと呼んで忌み嫌っているKa Makani Ka'ili Alohaでさえ、彼があのサラリとしたお声で歌えば素直に良い曲に思えて来るほどです。
(※編集部注:この曲は本来なら切なく美しい曲と捉えるべきなんですが、どんな事情があろうが出てった奥さんを連れ戻そうとしちゃダメだ!それもカフナの魔法を使ってなど言語道断だ!!ってところで自らの経験も相まって激しいアレルギー反応を来してしまうのです)
Weldonさんの生歌に合わせて、日本のお教室も沢山踊られました。
お教室ごとに個性や特色があって、とても興味深かったです。
私もペンとノートを携えて夢中になって拝見させて頂きました
あ、ひっきりなしに書き続けていたのは毒じゃないですよ!
夜の部の出演にそなえ、舞台を観ていて気づいた事をメモしていたのです。
だから客席前方でメモをとり続けているモンスターズインクのロズそっくりなメガネ女に気づいた方も気になさらないでくださいね☆(ゝω・)vキャピ
ミュージシャン二人目はナタリーさん
鮮やかなグリーンのドレスを身にまとい、毎度の事ながらオシャレなナタリーさんです
今回は旦那様のイオラニさんに加え、弟さんもベーシストとして出演なさってました。
今回はスタジオの出演曲がナタリーさんなので、ナタリーさんの立ち位置に特に注意しつつ観ていようと思ったその瞬間、昨日のケアリイさんに引き続き第二の衝撃がやって参りました。
ナタリーさんの基本的なポジションはこちらです。
そして、ほとんどの曲はこの図面通りの位置にいらっしゃいました。
唯一我々の踊る曲を除いては!!!
そうです、なんとなんとナタリーさん、よりによって我々の踊ったあの曲の時だけ、この中央スペースではなくイオラニさん(右側の水色の人)の隣で歌われるのです!!!
おいおいマジかよ。その位置に立たれたらナタリーさん、我々の最後の位置とダダ被りじゃないですか。
しかも本来ナタリーさんのいた位置の前はガラ空き。バランス悪い事この上ない。
我々は終演次第、事実関係を確認し、必要とあらば最後の立ち位置を変える事も辞さぬ決意を新たにしました。
衝撃さめやらぬまま3人目、いよいよケアリイさんのご登場です。
色めき立つ客席。やっぱケアリイさんって特別な存在なんだなぁ。
そしてやっぱりこちらの位置にいらっしゃいました。
カブリツキで観られて嬉しいよ?でも、自分達の出番を考えると喜んでばかりもいられない!(笑)
もっと喜んでばかりもいられない事に、着々と時間が押して参りました
これだと当初の予定どおりに楽屋入りするのはまず無理。今頃夜の部から合流する生徒さん達が外で待っているであろうに、皆さんの不安は如何ばかりか……
気が気じゃないのはそればかりでなく、つい先程起きた四代目に私がつまらん事を言ったせいで彼女がつむじを曲げ、機嫌最悪クソガキモードになってしまった事が更に事態を悪化させていました。
いえ、私は自分が言った事は間違いではないと今でも確信しています。私には三代目として四代目を正しく導く責任があるのだから。でも言うタイミングを完全に間違えた事は甘んじて認めよう(笑)。
目の前には歌うケアリイさん。すぐ隣には機嫌最悪モードのクソガキ。
これは天国なのか地獄なのか何なのだ。
今まで生きて来た31年の中でも特に突出して混乱していたひと時を何とか乗り切り、四代目の機嫌も直って、ケアリイさんの歌も堪能し、昼の部が終わりました。
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