盛田隆二の「身も心」も読んだ。主人公は道久礼二郎。礼二郎は75歳。40年以上、連れ添った妻に先立たれ、独身。息子家族と同居。礼二郎は老人クラブの絵画同好会の「光彩会」に入会。そこでエキゾチックな顔立ち、上品な身のこなしをする岩崎幸子に出会う。幸子は64歳だが、独身と知って有頂天になる礼二郎。幸子と親しくなるうちに、幸子の壮絶な過去が明らかに・・・。最後はちょっと切ない。男は生き別れも死に別れも引きずることが多いようだ。男やもめは寂しい。
この人の作品は何冊も読んでいるが、代表作「夜の果てまで」が最高傑作と思う。「身も心も」も「夜の果てまで」に負けないぐらいの良い作品だ。
高齢者でも読みやすように文字が大きめ。さらりと読めて、鮮烈な印象の作品。
今日から交流戦はベイスターズ戦。井上は阪神戦で、レアードは巨人に潰され、満身創痍。これ以上、怪我人が出ないことを祈るばかり。令和に入り、怪我人、続出。もう1つの問題。クローザーが居ません。
ブラントンどうかな?一軍に戻ってから8イニング投げ、12三振取っている。クローザーは三振を取れることが絶対条件。クローザーを務めるハートがあるかは分からないが、巨人の中川、広島のフランスワがサウスポーのクローザーとして成功しているので閃いた。
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