レッツゴー!花輪ジロー!

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ひとり日和~青山七恵

2012-04-12 | Book

帰省の際、読み溜めしたので昨日に続き、読んだ本のレビュー。青山七恵の「ひとり日和」読んだ。第136回芥川賞受賞作品。主人公は二十歳のフリーターの三田知寿(チズ)。

高校生卒業後、パーティーコンパニオン、キオスクでバイトをしながら人生の目標を探す知寿。それならどこにでもいる二十歳の女の子だが、遠い親戚である71歳の吟子の家に間借り住まいするところがミソ。50歳以上も離れた独身老婆と同居というと、堅苦しく気を使った生活をイメージするかもしれないが、この二人の生活に関しては過度な干渉はせず、付かず離れずの距離感を保ち、双方の恋人も家に呼ぶオープンな雰囲気。チズちゃん、不思議チャン全開モード。気軽に読める作品。

人生は出会いと別れの繰り返し。常に別れとは隣合わせ。人との別れを糧に成長していくもの。この時期は別れと出会いが多いから、この本は今読むのが良いね。


ちょっと見にくいけど表紙は桜です

昨日は雨。外を走るのは無理と思っていたので、帰りにジムに寄るため、道具一式持参で会社へ。しかし左足の甲と喉とノドに痛みがあったので真っ直ぐ帰宅。以前、履き慣れてない靴で長距離ランして傷めたところと同じ箇所に鈍い痛み。ちょっと心配。ノドの痛みは季節の変わり目によくなる症状。もし風邪だったら、「ひとり日和」のなかで風邪を引いた吟子さんが、風邪を治すためにネギを首に巻いて寝たのを真似て、試してみるか?

 

コメント
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