オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

スキーロッジとは?

2022年06月24日 12時42分56秒 | スキー

今日は今週の日曜日(明後日)から5泊する予定のスキーロッジについて、お話しします。オーストラリアのスキー場に行くと、宿泊先はロッジが一番多いです。僕達の泊るロッジは客室が5つあり、一つの部屋にクイーンサイズのベッドと2段ベッドがあり、4人から6人が泊まれるようになっています。大抵は家族や友達同士で一つの部屋を予約します。

スキーのロッジは会員がスキーをする為に建てた宿泊施設で、会員が優先で予約ができ、部屋が空いている場合には、僕らのような会員でない一般客(ゲスト)にも開放されます。一般客の宿泊費はロッジの管理費(管理人家族が一部屋使っている)や修繕費に使われます。因みに気になる宿泊料は、平日でしたが、一人一泊75豪ドル(約七千円)でした。日本ではもっと安いのでしょうか。

5年ほど前に所属しているクロスカントリースキークラブの合宿で初めてこのロッジに泊って、とても気に入りました。それで、是非、いつか家族を連れて来たいと思い、去年、コロナでロックダウンになる前に家族で4泊したのです。

去年、このロッジに泊って何が良かったのかと言えば、他の会員3家族や学生グループと何日も同じロッジに泊まって、キッチン、ダイニング、リビングを共有している内に、自然と会話するようになり、お正月に親戚が集まったような暖かい雰囲気になったことです。二歳から中高年まで、様々な世代の人々が、共通の趣味であるスキーの為に宿泊して、親戚のような関係になれたのです。(僕が勝手にそう思っているのでしょうが、、、。)

これに比べて、ホテルに泊まるのは他人と話す機会がないので無味乾燥で、とてもつまらないと思うのです。日本の旅館やホテルで他の宿泊客には、あんまり話しかけないですよね。民宿などはどうなんでしょうか。ユースホステルや最近多くなったゲストハウスなどは、その点、他の宿泊客と話す機会はあるかもしれません。

このロッジの、(多分他のロッジもそうだと思いますが、、。)客室のドアには鍵をかけることはできないのが普通の宿泊施設と違うところです。ロッジは会員家族が集う場所であって、ゲスト客も家族の一員として振る舞うことが要求されるのです。

ロッジの中を説明すると、、、まず、リビングの大きな窓辺からは遠くの雪山が見渡せ、ロフトには大きな暖炉、その周りには15人程がすわれるソファーが三方の壁沿いにあり、そこを抜けると上には客室があります。

各客室にはベッドの他に、シャワーとトイレ、暖房ヒーター、クローゼットがあります。

共同のキッチンは4人が一度に使える程大きく、使った調理器具や食器は次の人が使えるように、すぐに洗って食洗器に入れて殺菌します。ロッジでは皆が自炊で、各家族が食材を持ち込んで料理をします。その為、ホテル泊と違って、レストランなど外食の費用が掛かりません。キッチンの隣には冷凍室や食材の保管庫があって、部屋ごとに割り当てられています。

入口を入ると右にスキー置き場、左に大きな乾燥室があって、濡れたブーツやスキーウエアや手袋はここに入れると、1時間ほどで乾いてしまいます。

このホッサムスキー場にはスキーシーズンになると警察署や小学校、スーパーがオープンして、冬の間は賑やかな村のようになります。でも他の季節は閑散としていて、ゴーストタウンというか、限界集落のようになりますが、、、。

今日と明日はカレーやシチューを作って凍らせて、日曜日には、ロッジに持っていきます。

では、また明日、このブログでお会いしましょう。


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