今日は木曜日でしたから、、、いつものアルバイトに行って来ました。このアルバイトをする為に、昨日、スキー場から帰ってきたようなものです。日曜日に、ホッサム山のスキー場に行き、水曜日に帰って来るというパターンを、後5回くらい繰り替えして、スキーシーズンを終える予定です。既に3回、ホッサム山に行きましたので、まだまだスキーが出来そうです。
ただ、気がかりなのは積雪量で、地球の温暖化に伴って、オーストラリアのスキー場では、毎年の様に気温が上昇していて、積雪量が少なくなっていく傾向があります。雪の代わりに雨が降れば、折角積もった雪も溶けてしまいますから、雨はスキー場の大敵です。
ですから、スキーロッジの予約はしましたが、、、雪が少なければ、ハイキングになってしまうかもしれません。
最低気温がマイナス2度か3度以下と低ければ、降雪機を使って人工雪を作ることは可能ですが、気温が高ければそれさえ出来ません。
毎年世界中で雪が少なくなってスキーが出来なくなれば、、、いずれは南極の山でスキーをすることになるのかも知れません。
そうなれば、、、本当のお金持ちしかスキーが出来ず、僕の様な庶民はスキーは出来なくなってしまいそうです。ただ、既にオーストラリアではスキーは庶民のスポーツではなくなっています。
例えば、メルボルンに住んでいる家族(大人2人、子供2人)が週末に車でホッサム山でスキーをしようと思えば、いくらかかるのか計算してみると、、、
車1台でスキー場への入場料(2日間) 65ドル X 2 130ドル
チェアリフト料(2日間) 417ドル x2 + 229ドル x2 1292ドル
スキーレンタル(2日間) 145ドル X 2 + 103ドル X 2 496ドル
宿泊料(安いスキーロッジ) 140ドル X 4 + 112ドル X 4 1008ドル
食費 朝食 (自炊) 5ドル X 2 X 4 40ドル
レストラン 昼食 25ドル X 2 X 4 200ドル
レストラン 夕食 40ドル X 2 X 4 320ドル
交通費(ガソリン代) 200ドル
合計 3686ドル
日本円にすると、40万円近くになります。
しかも、この家族はスキージャケットなどの服や手袋、靴下、ゴーグルなどは既に持っていると仮定しての金額です。もっと切り詰めて、レストランでの食事は止めて、お握りなどの自炊にしても30万円オーバーしてしまいます。
たった一度の週末でこの値段ですから、、、家族でのスキー旅行は住宅ローンや家賃を支払っている一般的な庶民にとっては、手が出せないスポーツになってしまったのです。
そして、、、この値段には、スキースクールの費用は含まれていません。もし、インストラクターから習うのではれば、あと10万円は余分にかかりそうです。
こんなに沢山のお金を払ってロッジを予約してスキー場へ行っても、強風でリフトが動かなかったり、雨や吹雪でスキーが出来なくなったり、雪が溶けてしまったり、転んで怪我をしたりと、、、満足に滑れるとは限りません。
それに、スキー場までは少なくとも車で5時間ぐらいと遠いですから、往復10時間。金曜日に仕事や学校を休んでいかなければいけません。
この様に、家族でスキーをするのは、お金も時間もかかりますが、、、それでもスキーをやりたい人がいるのは、雪の上を滑ることが楽しいからでしょう。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。
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