オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

オーストラリアで家族でスキー旅行の費用は?

2024年08月01日 18時27分00秒 | スキー

今日は木曜日でしたから、、、いつものアルバイトに行って来ました。このアルバイトをする為に、昨日、スキー場から帰ってきたようなものです。日曜日に、ホッサム山のスキー場に行き、水曜日に帰って来るというパターンを、後5回くらい繰り替えして、スキーシーズンを終える予定です。既に3回、ホッサム山に行きましたので、まだまだスキーが出来そうです。

ただ、気がかりなのは積雪量で、地球の温暖化に伴って、オーストラリアのスキー場では、毎年の様に気温が上昇していて、積雪量が少なくなっていく傾向があります。雪の代わりに雨が降れば、折角積もった雪も溶けてしまいますから、雨はスキー場の大敵です。

ですから、スキーロッジの予約はしましたが、、、雪が少なければ、ハイキングになってしまうかもしれません。

最低気温がマイナス2度か3度以下と低ければ、降雪機を使って人工雪を作ることは可能ですが、気温が高ければそれさえ出来ません。

毎年世界中で雪が少なくなってスキーが出来なくなれば、、、いずれは南極の山でスキーをすることになるのかも知れません。

そうなれば、、、本当のお金持ちしかスキーが出来ず、僕の様な庶民はスキーは出来なくなってしまいそうです。ただ、既にオーストラリアではスキーは庶民のスポーツではなくなっています。

例えば、メルボルンに住んでいる家族(大人2人、子供2人)が週末に車でホッサム山でスキーをしようと思えば、いくらかかるのか計算してみると、、、

車1台でスキー場への入場料(2日間) 65ドル X 2           130ドル

チェアリフト料(2日間)   417ドル x2 + 229ドル x2   1292ドル

スキーレンタル(2日間)   145ドル X 2 + 103ドル X 2   496ドル

宿泊料(安いスキーロッジ)  140ドル X 4 + 112ドル X 4  1008ドル

食費 朝食 (自炊)       5ドル X 2 X 4           40ドル

レストラン 昼食        25ドル X 2 X 4          200ドル

レストラン 夕食        40ドル X 2 X 4          320ドル

交通費(ガソリン代)                           200ドル

合計                                  3686ドル

日本円にすると、40万円近くになります。

しかも、この家族はスキージャケットなどの服や手袋、靴下、ゴーグルなどは既に持っていると仮定しての金額です。もっと切り詰めて、レストランでの食事は止めて、お握りなどの自炊にしても30万円オーバーしてしまいます。

たった一度の週末でこの値段ですから、、、家族でのスキー旅行は住宅ローンや家賃を支払っている一般的な庶民にとっては、手が出せないスポーツになってしまったのです。

そして、、、この値段には、スキースクールの費用は含まれていません。もし、インストラクターから習うのではれば、あと10万円は余分にかかりそうです。

こんなに沢山のお金を払ってロッジを予約してスキー場へ行っても、強風でリフトが動かなかったり、雨や吹雪でスキーが出来なくなったり、雪が溶けてしまったり、転んで怪我をしたりと、、、満足に滑れるとは限りません。

それに、スキー場までは少なくとも車で5時間ぐらいと遠いですから、往復10時間。金曜日に仕事や学校を休んでいかなければいけません。

この様に、家族でスキーをするのは、お金も時間もかかりますが、、、それでもスキーをやりたい人がいるのは、雪の上を滑ることが楽しいからでしょう。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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