オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

スーパーマーケット

2024年08月19日 18時46分37秒 | オーストラリア

今朝は6時に起床して、息子を駅に送りました。息子は19歳なのですが、未だに運転の練習を殆どしておりません。男の子は大抵車の運転に興味があるのが普通なのですが、ウチの息子は車自体に全く関心がないようです。

僕が小学校4年生くらいの頃は、日本でスーパーカーブームというのがありまして、殆どの男子は有名な外車やスポーツカーなどは殆ど形や名前を知っていて、車の写真のカードなども集めたと思います。道でスーパーカーが走っているのを見つけると、、、さながら有名人にあったように興奮したのを覚えています。

その頃の名車だと思っていたのは、近未来的な形のランボルギーニのカウンタックや独特の形のポルシェや国産車ではトヨタ2000GTや日産のフェアレディ240ZGでしょうか。従兄弟が家に泊りに来た時はよく、スーパーカーのプラモデルを買って持って来て、皆で一緒にそのプラモデルを作ったものです。

オーストラリアでは、日本の地方と同じで車は必需品です。余程メルボルンやシドニーの都心に住んでいれば車はいらないかも知れませんが、メルボルンの住宅街に住んでいれば車なしでは生活が困難だと思います。

もちろん、毎日買い物に行ける余裕のある人なら良いですが、、、普通に働いている人達はそんな時間はありません。それに、食べ物や牛乳、米などは重いですから、、、例えば家族4人分の一週間分の食糧はかなりの量になりますから、とても買い物袋で運べる量ではありません。

ただ最近、特にコロナがあった時からはスーパーでも食料品の配達のサービスをやっています。体が不自由な人やお年寄の世帯などではこのサービスを使う世帯が多いようです。

お店に買い物には行かなくても、朝、パソコンや携帯で買いたい食材や食べたい物を選び、会計を済ませて、その日の午後には食材が家に運ばれるという仕組みのようです。多少配達の費用はかかりますが、、、買い物の時間を考えたら、割安感があるようです。

確かに携帯でスーパーの食材を選んで配達してもらえれば、買い物に行く時間が節約出来ますから、一見良さそうに思えますが、、、問題もあります。

最大の問題は、、、外に出掛けなくなる事です。外に出掛けないで家にいるのは、、、心身の健康に悪いのは明らかです。買い物に行くのは重い荷物を運んだり、スーパーマーケットの中を歩いたりして良い運動になります。健康に関してオーストラリア人の一番の問題は太り過ぎや肥満に関するものですから、運動不足なのは明らかです。買い物さえも行かなくなったら、一体どこで運動するのでしょうか。

昔の生活と違って、今は殆どの人がほぼ一日中椅子に座る生活ですから、、、太るのが当然と言えば当然ですよね。それに、昔と比べてカロリーの高い食べ物が安く買えます。どちらかと言えば、カロリーの高い食べ物程、値段は安いです。

例えば、レストランに行って、一番安い物は、、、ポテトフライです。値段が安くて美味しくてお腹も膨れますから、、、こちらでは大抵の料理にポテトフライが付いてきます。そして、飲み物は、、、子供はコーラやファンタなどのソフトドリンクで、大人はワインやビールなどのアルコール飲料が人気です。

そして、散歩に行くのと同じで、家から出てスーパーに行くだけでも、良い気分転換になりますし、、、一人暮らしで、全く話し相手のいない人でも、スーパーに行けば、お惣菜コーナーで、ハムやチーズを買う時に、多少は会話がありますし、暇な時間帯ならばレジで退屈している店員さんとお喋りする人は多いです。

その上、近所に住む友達に偶然会ったりすることもあります。スーパーマーケットに行くと、近所の奥さん連中がお喋りしていますから、、、昔は井戸端会議がありましたが、、、今では専らスーパーのお店の中、又は、その隣にあるカフェでの会議が多いようです。

という事で、、、今日はスーパーマーケットの効用についてのお話しでした。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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