オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

ガンダーラという理想郷

2024年07月18日 17時41分51秒 | オーストラリア

今日は木曜日でしたから、、、元の職場へアルバイトに行って来ました。

昨夜あまり寝られなかったみたいで、仕事中は睡魔との戦いでしたが、、、何とか業務をこなせました。仕事の後、帰宅途中に買い物をしようと、庶民の味方アルデイというドイツ系ショッピングセンターに寄って牛乳、オーツ麦、小麦粉を購入しました。

普段小麦粉を使うことはあまりないのですが、、、最近の我が家では、お好み焼きにハマっていて、週に一度くらい作っています。作り方は簡単だし、美味しいし、「何で今まで作らなかったのだろう?」と思う程です。

さて、食材の値段ですが、、、小麦粉は1キロで1豪ドル30セント、日本円にして130円くらいですから、日本より安いくらいでしょうか?牛乳は1リットル160円、オーツ麦は750グラム入りで150円でした。

これらの基本的な食材は日本のスーパーで買うのと比べて、こちらで買った方が安いのではないでしょうか。お肉も、例えば豚の肩肉や牛肉のミンチはダンデノン市場で買えば1キロで10ドル(千円)前後ですから、、、日本で買うよりもかなり安いですよね。

そう、基本的な食材は、かなり安いのです。外食すれば高いですが、自炊すれば、本当に安く食べられます。食費があまりかからない国というのは、生活がし易い国と言えるのではないでしょうか。

衣食住といいますが、、、最近の衣服は素材に化繊が多く使われるようになっていますから、昔の様に綻びたり、破れたりすることが少なくなり、長持ちするようになりましたよね?流行りの服を買わなければ、衣料費はあまりかかりません。こちらでは、あまり衣服に拘るとか、流行りとかがないようで、皆さん、重い思いの恰好です。

ただ、住居費だけは、残念ながら安いとは言えず、メルボルンやシドニーなどの大都市も田舎の町でも、不動産価格が高騰、高止まりしているのが現状で、メルボルンの一戸建ての不動産価格の中央値は一億円近くするようです。

実は、昨日息子とスキー行った帰り道、スポティファイという音楽のアプリで日本の音楽を聴いていたのですが、出てきた懐かしい曲は、ゴダイゴの「ガンダーラ」です。当時、僕が中学生くらいの時に大ヒットした曲で、「西遊記」というドラマのエンディングテーマで出てきた曲ですから、一番の歌詞は今でも覚えている曲です。

「そこに行けば どんな夢も

かなうと    言うよ

誰も皆    行きたがるが

遥かな 世界

そのお国の 名はガンダーラ

どこかにある ユートピア

どうしたら 行けるのだろう 

教えて   欲しい。」

中学生の時は漠然と、「そんな所が本当にあったとしても、遠い所で、西遊記のように、大変な苦労をしなければ到達は不可能なのだ。」と思っていました。

でも、昨日その歌を車中で歌いながら思ったのです。「今、僕が住んでいる国(オーストラリア)こそが、ガンダーラ(理想郷)なのでは?」と気付いたのです。だって、ここは僕にとって夢の様な国なのです。例えば、、、

  • 30歳から働き始めても、25年後の55歳でリタイアできる国。
  • 普通の収入で、一戸建ての、しかも農場が買えた国。
  • 趣味のクラブに入って友達が沢山作れる国。
  • 冬の間は毎週の様に、週の半分ぐらいをスキーロッジで過ごせて、スキーが出来る国。
  • 夏は街の直ぐ近くにスノーケリングが出来る綺麗な海がある国。
  • 大都市の直ぐ近くにハイキングが出来る山や海岸が沢山ある国。
  • 午後のラッシュアワーは3時ごろに始まり、6時半には終わる国。
  • 有給休暇は年に4週間程あり、(職種によっては12週間)、完全に消化できる国。
  • 医療費があまりかからない国。
  • 外国人でも10年住めば、67歳から年金がもらえ、それがかなりの額だということ。
  • 公立の小中高校には受験地獄がなく、それ程勉強しなくても、大学(医学部、工学部)に入れる国。(子供達の例)

などなど、、、書き始めればキリがありません。「住めば都」と言いますから、どこに住んでも、その場所が好きになるかも知れませんが、、、。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

コメント
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