オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

今シーズン、初滑り

2023年06月14日 19時05分32秒 | スキー

今朝、カーテンを開けて外を見ると、約20センチの積雪でした。

残念ながら、まだチェアリフトは動いていませんが、ツーリングスキーで近くの森を散策出来そうです。使った板はツーリングスキーといって、細いクロスカントリースキーと違って、幅は12センチほどあるスキーです。

普通のスキーとの違いは3つあって、まず、このスキーの板の裏側の中央部分は魚の鱗のようになっていて、板を前には動かせますが、後ろに動かすと、雪に食い込んで、多少抵抗があります。なので、少しぐらいの坂でも歩いて登ることができます。普通のスキーはツルツルしていて抵抗がないように出来ていますが、このスキーの真ん中は鱗状ですから、多少滑りは劣ります。

そして2つ目の違いはバインディングです。普通のスキーのバインディングは前後からがっしりとブーツを板に固定しますが、ツーリングスキーのバインディングはブーツの前は固定しますが、後ろはワイヤーのみ。だからブーツの踵を持ち上げて自然な状態で歩くことが出来ます。ただ、坂を滑り降りる時も踵は固定されないので、多少不安定です。

3つ目の違いは、軽さ。普通のスキーの板は安定性を確保する為に、重くなっていますが、ツーリングスキーは歩くスキーなので、重いと直ぐに疲れてしまいます。なので、出来るだけ軽く作られています。ただし、普通のスキーと同じような幅があり、鋼鉄のエッジが両サイドに付いているので、クロスカントリースキーよりは重いです。

昼頃ロッジに帰って玉子を入れてうどんを作りました。少し休憩して、2時頃、再び出発。今度は別のトレイルを行きました。途中で2人のクロスカントリースキースキーをしている人達とすれ違ったので、少しお喋り。一人は,僕のロッジから少し離れた所にあるロッジのマネージャーでした。この2人以外にスキーをしている人は誰もいなかったようです。

さて、静寂な森の中を歩くスキーはこんな感じ(下の写真)です。新雪が20センチぐらいで誰も圧雪していないので、歩きにくかったですが、静かな森の中をスキーを履いて歩くのは楽しいです。野兎と思われる動物の足跡もありました。写真は後ろを向いて、自分の歩いて来たスキーの跡を撮っています。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする