昨日今日と関東地方は5月並みの暖かさだとか・・・
句会の会場までは徒歩20分なのですが
昨日は途中で上着を脱いでしまいました
それではさっそく主宰の特選句から
ぽつねんと父が来ており春の星 妙子
(亡くなったお父さんが来ているように感じた。「ぽつねんと」がいい。「春の星」で「ぽつねんと」が活きてくる)
梅ふふむみんな無口に神楽坂 敦子
(「神楽坂」が「梅」からちょっと離していて活きている)
白梅の匂いて無頼めく二人 モニカ
(一読すっきりとしてよくわかる。表向きは関係ないが、よく考えるとわかる。その配慮が良い)
※( )内は主宰の講評
私は
みな黙るたましい雪に還るとき 聰
こちらを特選でいただきました
一読、静かな静かな鎮魂の句だと思いました
たましいが還るのは雪
まずここがいい!
更に「みな黙る」とまず云うこの詠い方にも緊張感があり
句の内容にもあっていると思いました
3月の句会にふさわしい句ですね
主宰の句でした
一同納得
今月の主宰の言葉から
・俳句はどんどん省く。ぐーーーっと詰める
・名詞+動詞+名詞だと、動詞がどちらに付くのかわからなくなる
・地名に意味がある場合以外は場所は特定しない。句が小さくなる
・~を~して~とやら・・・浪花節俳句
・「朧」は夜に決まっている。「朧の夜」〇 「夜の朧」✖
・俳句は断定しながら実はあいまいに作る
・俳句はたゆたうもの。含みを残す
・当たりまえのことを断定しない
「俳句は断定しながら実はあいまいに作る」
「俳句はたゆたうもの」
またまた難しいことを云われましたよ
この言葉をいただいたきっかけは私のこちらの句です
さくらさくら平成元年遠くなり モニカ
『「遠くなり」と当たりまえのことを断定しない
「遠く近く」ぐらいにあいまいにする
俳句はたゆたうものだから、含みを残す』
好きでしょ?「たゆたう」という感覚
云われるとよくわかります
きっともう少し時間をかければ「遠くなり」なんてやめていたと思います
(ほんとか?)
あいまいな断定
この微妙さが堪らない!
俳句はやっぱり「詩」なのですね
暖かくなってきました
句会の会場までは徒歩20分なのですが
昨日は途中で上着を脱いでしまいました
それではさっそく主宰の特選句から
ぽつねんと父が来ており春の星 妙子
(亡くなったお父さんが来ているように感じた。「ぽつねんと」がいい。「春の星」で「ぽつねんと」が活きてくる)
梅ふふむみんな無口に神楽坂 敦子
(「神楽坂」が「梅」からちょっと離していて活きている)
白梅の匂いて無頼めく二人 モニカ
(一読すっきりとしてよくわかる。表向きは関係ないが、よく考えるとわかる。その配慮が良い)
※( )内は主宰の講評
私は
みな黙るたましい雪に還るとき 聰
こちらを特選でいただきました
一読、静かな静かな鎮魂の句だと思いました
たましいが還るのは雪
まずここがいい!
更に「みな黙る」とまず云うこの詠い方にも緊張感があり
句の内容にもあっていると思いました
3月の句会にふさわしい句ですね
主宰の句でした
一同納得
今月の主宰の言葉から
・俳句はどんどん省く。ぐーーーっと詰める
・名詞+動詞+名詞だと、動詞がどちらに付くのかわからなくなる
・地名に意味がある場合以外は場所は特定しない。句が小さくなる
・~を~して~とやら・・・浪花節俳句
・「朧」は夜に決まっている。「朧の夜」〇 「夜の朧」✖
・俳句は断定しながら実はあいまいに作る
・俳句はたゆたうもの。含みを残す
・当たりまえのことを断定しない
「俳句は断定しながら実はあいまいに作る」
「俳句はたゆたうもの」
またまた難しいことを云われましたよ
この言葉をいただいたきっかけは私のこちらの句です
さくらさくら平成元年遠くなり モニカ
『「遠くなり」と当たりまえのことを断定しない
「遠く近く」ぐらいにあいまいにする
俳句はたゆたうものだから、含みを残す』
好きでしょ?「たゆたう」という感覚
云われるとよくわかります
きっともう少し時間をかければ「遠くなり」なんてやめていたと思います
(ほんとか?)
あいまいな断定
この微妙さが堪らない!
俳句はやっぱり「詩」なのですね
暖かくなってきました