「いかがお過ごしでしょう。アタシャ、今日も仕事でしたよ…」
息子から携帯電話にメールが入ったけれど、何か一言足りないんじゃない？
いっぽう、オーストラリアからの発注で娘たちからカーネーションの花が届いた。
「おかあさん いつもありがとう」と。 こちらの息子からは、
Okaasan
Happy Mother's day!!
Hope you have a lovely day and nice weekend…
Jay
とあるではないの～。
いっぽんは姑のためカーネーション 櫂 未知子
「孟母三遷」、孟子の母が、子供の教育環境を整えようと、最初は墓所、次は市場、そして学校の近くにと三度住居を遷したという故事もある。
が、およそ現実はおかれた環境の中でいかによりよい環境づくりができるかで、親にとってはさほど多くの選択肢があるとも思えない。
誰が言ったのだろう、子供は育てたように育つ…と。
聞いた言葉も耳を離れない。イタイイタイ。
そうなると、息子の足りない一言は何に起因するのだろうか。
母親に不平不満をこぼすと、母は口癖のように「困ったわねー」とだけで、一笑に付すことも多かったのを思い出す。考えさせようとしてくれたのかもしれない。
あなたの言うことは正しいのかな？ 間違っているかもしれないよ？
これは自分を見つめることへの、自己懐疑への道しるべとなっていった。
どう言ったら、今日が母の日だったことをもう一人の息子に気づかせることができるだろう…。
こまったわね～～
“何か一言足りない……”それでも一応その日にメールを入れてくる…。この微妙な男心！
ちょと理解出来るような。
言いたいこと幾つかあるんですよ。言葉にするには「照れ」が邪魔をするんでしょうね。
それでも母の日を忘れたわけじゃない、小憎らしいけど可愛い～。言わずもがな ですね。
その点娘婿さんはちょっと感覚が異なりますね。しかもオーストラリアの人。
愛しい義母さんに素直な感謝。おそらく、Jesseieちゃん、娘さんの気持ちも込めて。
そして“子供は育てたように育つ…”アイタタッ（笑笑）
メールが入ったことで全て帳消し。
そう思っていらっしゃるでしょ！！
母の日と誕生日を忘れたら、
すごい不機嫌になる～ということを知らしめてましたので
息子たちは、万一、忘れたら、いかに大変なことになるか
身に滲みているのです(^-^)
これは教育というより、脅迫だったかも..。
でも今は定着して、私は至って呑気に母の日にあやかって
おりますが。
ところがどっこい、その先が…。「プレゼント送り損ねました。…」とありました。
仕方ないです、忙しいんでしょう。これがいけないのかな？？なんと物分りのよすぎる母親でしょう。早めに送るからというので、気長に！待つことにします。
ほんとにアイタタッ！です。いつもこんな調子。
なんせ、まだ一人だから、忙しいしだろうし…と。
お母さんの不機嫌を身に染ませる。なるほど上手にされたのですね。
絶大な効果を挙げたというわけですよね（笑）。その後順調なら言うことなしです。
私もいつか…、できるでしょうか。
遅くに入ったメールで、送り損ねたけど早めに送るからと。送るための時間もなかったのかな、と思ってしまう。
間に合うようにしておくれと、一言言っておきましょうか…。
私が贈りたい母はもういません。
亡くなってから遺品整理しましたら、
私や妹たちが贈った品々はそのまま手付かずで残されていました。
母とは夢でも会えません。なぜなのでしょう。
ごくたまに、ふと思い出す程度です。
仕事に明け暮れてるとは言え、母親を喜ばせてやろうと包みを発送するための時間もない…
とは思えないのですが、実際にそれがないようなときもあるのです。
それを知っているために、まあ、仕方ないかとなってしまいます。