京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

「短冊むすぶ」

2016年07月07日 | 日々の暮らしの中で

先日、笹の葉にたくさんの短冊がつるされたのを見かけたが、どこでだったのか一向に思い出せない。傍らに1枚だけちぎれた短冊が落ちていて、気の毒だなあ、など思って通り過ぎたのだった。
あまりの暑さに外出が億劫だったが、奮起して大阪まで。仲間内からは七夕の「た」の字も聞けなかった。

   庇護されて生くるはたのし笹の葉に魚のかたちの短冊むすぶ   栗木 京子

「心だけはいっそ自由に、奔放に、生きていることを確かめようとする」「逆説的な言葉の中に、抑えている若さが匂う」と馬場あき子さんが鑑賞されていた。
                                       (小林良正さんのほほえみ地蔵)
                                            




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2 コメント

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七夕 (ryo)
2016-07-08 19:19:43
こんばんは!
私も昨日は、七夕で子どもセンターに行きましたが
笹の葉に沢山の願い事が書かれていました。
子どもの頃を思い出しました。
七夕さまの歌を歌って昔を思い出しました。
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笹の葉に~、ryoさん (kei)
2016-07-08 23:43:55
こんばんは。

ryoさんは子供さんたちと素敵な時間をお過ごしでしたよね。
私は、七夕飾りをどこかで見たなというくらいで終わってしまいました。
七夕の歌がこれでもかというほど万葉集にもあって、拾い読みしてました。
返信する

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