京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 進行方向

2013年07月29日 | 日々の暮らしの中で
「尺取り虫は 日本の国が どれだけ長いか よっちらよっちら 尺をとる」(竹久夢二)
「黄金虫は、… 金蔵建てた、蔵建てた」(野口雨情)

 

「カミキリムシは樹木の枝や幹の中を食害する。樹木だけではなく草花にも加害する種類がある」と書かれてありました。
防除の方法が示される一方で、虫カゴでの「飼い方」を尋ねる人もいます。カブトムシ、クワガタ、カミキリムシと、同列で名前を羅列するだけの知識しかありません。この模様はよく見ます。インターネットを覗いてみたところ、胡麻斑天牛(ゴマダラカミキリ)だとわかりました。「髪切虫・天牛」と表記することも今頃知って、まあまあ知らないことばかりです。

      天牛の星空の髭長々と  斎藤夏風

この長い触角がどうも気色悪くて、ゾクゾクッとしてきます。アンテナを張って、進行方向を探る役割を果たしているのでしょうか。

手探りで、願うほどの成果を上げられなくても、それをまた種にして、と、鷹揚に構えています。何かを変えたい、…そんな事を願う7月末。
暑さのせいか口論。暑さ増して消耗…。多くは語らず淡々と、準備です。 


コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  声に励まされ… | トップ |  あるがままに3日間を »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
しなやかな触覚、yattaro-さん (kei)
2013-07-30 18:11:34
被害の状況がわかるにつれ、映像をみるだけでも恐ろしさを感じています。
26度ほどで湿度が80%を超えていましたから蒸し蒸しでした。
イラッとしてエネルギーを消耗するのは賢くありませんね。
大事の前? 冷静に冷静にですね(笑)

見事な触角です。近場から遠めに、上にも下にも?探りをかけて、何か面白いことはないものかと~。
返信する
一緒に探して、ryoさん (kei)
2013-07-30 17:59:05
カミキリはイチジクの木に、なんですか。
親子での思い出になるので嬉しいですよね。
男の子は虫とりなど好きな子が多いのでしょうにね、
どういうわけか私のとこでは興味を示しませんでした。
どうしてなのか時々考えますが、わかりません。
カブトムシも結局親が世話をする羽目になりました。

私はこの長い触角に引き気味です。


返信する
「生きてたかと…」、さんたろうさん (kei)
2013-07-30 17:53:06
人間が暮らしの快適さを求めて、自然に大きく手を入れてきてしまったことで生態系も随分な変わり様なのですね。
蝿もブヨも蚊も、不衛生とかうっとうしさから遠ざけてしまいます。
あまりに多くのブヨが目の周りにやってくるので、鞍馬寺の奥の院まで進むのをあきらめたこと、思い出しました。

カミキリムシは久しぶりで、えーと、これ何だったかと名前がでませんでした。
通りがかりの自転車のおじさんが、「なんや? カミキリやな」と口にされて、そうだそうだ!と思い出しました。
散歩のおかげでずいぶん視野も広がります。
返信する
暑さ増して・・・ (yattaro-)
2013-07-30 17:43:38
集中豪雨の後はなんとも言いようのない蒸し暑さ。
ただこのたびの雨で、虫も草花も生気を取り戻したようですね。
カミキリ虫の触角に負けない長いアンテナを張り巡らせて、おいしいお話をキャッチしたいものです。
暑さのせいで時にイライラも。
でも方向性だけは迷うことなく確かな道を・・・。
返信する
昆虫図鑑、菜の花さん (kei)
2013-07-30 17:37:23
靴を履こうとしたらザリガニが!など、びっくりするでしょうね。
息子のために、隣人がカブトムシをたくさんつかまえてきてくれました。
おがくずもいただき、古くなった蝿帳を利用して飼ってみたことがあります。
どういうわけか昆虫全般に興味を示しませんでした。
ザリガニを採りに行ったこともなかったと思います。

心が満たされる、楽しいなと思えることが一つでも多くあるように、
これからも生きていけたらいいですよね。
返信する
カミキリ (ryo)
2013-07-30 17:24:58
こんにちは!
昔、息子が小さいときに、必死になって
一緒に探していましたね~
昆虫好きで、カミキリ虫はイチジクの木に
よく来ていましたが、なつかしい思い出です。
返信する
カミキリムシ (さんたろう)
2013-07-30 13:39:20
 カミキリムシ懐かしいですね。でもカミキリムシの幼虫は若い木の幹に穴をうがって食害していましたので子どもの頃はあまり好きではありませんでした。

森を散策すると木の幹の傷からでた樹液にカブトムシやクワガタ虫が集まっていました。

昔の夜は今のように明るくありませんでしたから夜になると灯りを慕っていろんな昆虫がやってきました。堆肥の中にはカブトムシの幼虫がいっぱいいました。

 でも今は強力な殺虫剤が圃場で使われますから農村では昆虫が絶滅するか極端に数が減っています。蠅や蜘蛛や蚊やブヨや怖いカメバチがいなくなって静でいいと言う人もいますけど私はさみしいです。

  山の道など散策していると小さなブヨがよってきて目の周りを飛び回ります。昔は手でたたいて殺しましたけど、今はああおまえたちは生きてたかと懐かしんで手で払いのけるだけにしています。山でさえカメバチもブヨも少なくなりました。
返信する
ところ狭しと (菜の花)
2013-07-30 09:27:52
クワガタ、カブトムシを始め、ザリガニなどなど3人の子供が集め回り、狭い家の中に入れ物が・・・玄関に置いたザリガニが夜中に逃げようと、靴の中に隠れていたり。夏休みは大変な騒ぎでした。昆虫の図鑑がぼろぼろになりました。
今でもわが家に残されています。

歳を重ねるにしたがって、暑さゆえか身も心も何かが減っていくような気がします。いいものは残ってほしいです。
返信する

コメントを投稿

日々の暮らしの中で」カテゴリの最新記事