寒くて、外出には厚手の上着が欲しいほどでした。
おもしろの春雨や 花の散らぬほど降れ 隆達小歌
小歌などにはとんと疎いが、隆達節は秀吉の時代に流行した近世歌謡だとあります。
桜の季節も終りに向かい、冷たい風が花びらを横なぐりに散らしています。そんな中、雨を得てスクッと、艶やかな葉を上向きに広げた蕗石の姿のまあかわいいこと。
木蓮の下あたりに、砂利の多いほうが草も生えにくいので、移してやろうかなと思案中です。
昼間出かけると夜は疲れて、夕食を済ますと知らぬまに睡魔が忍び込んでいます。だいぶん経ってから、さあ、ちょっとおベンキョーしようか…と思っても、なかなか集中できません。そんなすきにコツコツと仕上げている人にその成果を見せられると、大いなる刺激を受けます。そして、ちょっとだけ発奮します。
独力で英語を学び、仕事で世界を回った父。後年になって火薬取り扱いの資格を得るための勉強をしていた父でした。そんな血は私に受け継がれている。ただ好きなことだけを、試験もない甘い環境で続けているだけですが、時間をかけることだけしかないのを知っています。そんな時間もあまりないかもしれないけれど…。
「おもしろの世の中や 恩を忘れぬほどに遊べ」
もじった歌はたくさん歌われたようです。
植え替えは、もう少し根付かせて梅雨の頃がいいのかな・・・と。
石蕗の元気さに比べると、ちょっとしおれ気味ではないですか、keiさん。
花びらを散らす横殴りの風の寒さのせいでしょうか。
まだまだ時間はたっぷりありますよ~
「おもしろの世の中や やっぱり日々をおもしろく・・・」石蕗の元気さをもらって・・・。
そうですね、「八十路の坂を…歩いています」でした~。
父と同じ血を継いでコツコツ時間をかける、これだけのとりえを感謝しながらやっていきます。
一度きりの人生、その質も人の評価ではなく自分に問いたいです。
雨に濡れてつやつやとした葉をしっかりともたげて
いますね~。
お父上は努力の人だったのですね~
私の父もそうでした。そんな父親の血を引いている
のですから、私も努力しないと~~。keiさんのブログを読んで
いま、そう心に銘じました。
肝心なところを抜かしてあとで大慌てなどざらですが、
それでもコツコツめげずに励めるのも父親の血かと、感謝せねば~。
思いいれのある蕗石、かわいいもんです。
気温が上がるといっせいに開花しそうですね。
やはり美しいこの世の光景です。そこでマーヤンさんの一句、楽しみにしてます。
良く頑張ったなと父に褒められながら育ってきた感じです。
そんな父に良く似ているのを感謝しなくてはと思います。