学校の先生の推薦(必須)があって、孫のタイラーは一昨日、ブリスベン北部のAFL選抜チームメンバー選出のトライアルに参加した。
日本で練習してきた“ラグビー”とは少し異なり、昨シーズンからの加入でもあって経験は浅い。クラブ内から数人のグループでの参加者が多いようで、周りは見知らぬ顔ばかり。
「上手くゲームに入り込めず、プレーに参加できていなかった」と母親はブンセキする。
そして、持っている力が発揮できていたらなあと残念がった。「特別にうまくて目立つというより、夢中でプレーしていた子たちが選ばれていたわ」
それだ!って思った。ラグビーの経験なら相応に積んでいる、経験云々ではないのだ。
緊張、気後れはあるかもしれないが、がむしゃらに、夢中でその場に飛び込んでいくひたむきさを表に出せない、出さない。
関係ができていれば問題ないだろうが、それでも周りを見て、どう動けばいいか、立ち位置を考え言動に移すところがある。もちろん、彼の良い一面だと理解している。
「性格が出てるね」と母親と笑った。
環境や関係の中で経験を積んで、一つステップがあがれば新しい輝きも見えるのだから、しり込みしないで次に生かしてほしい。
3月にはサッカーでのトライアルに推薦してもらっている。何年振りかの推薦者(選出されるには容易ではないけれど)だという話だから、たじろがずにガンバレよー。