京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

枯れても美しい

2021年01月07日 | 日々の暮らしの中で

アジサイの花びらに筋(花脈と呼ぶらしい)が残って枯れている。
指先でぱりぱりと崩せるはかなさだが、こんなふうな軽みを持ち合わせたまま年齢を重ねていけたらいいものだな。枯れても美しい。
森羅万象の仏性に触れる、ということかも。この姿、形、色に。
寒波襲来。そんな厳しい季節に似合う美しさではないだろうか。

昨日の内に買い物も済ませ、家に籠っていられるようにと備えた。その結果今日になってみれば、一日フリーだということで返って出好きの虫が蠢く。で、ちょっとだけ外出することにした。当然不要不急の用事ではない。
コメント (4)
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