京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 お宝さがし

2014年07月10日 | 日々の暮らしの中で


1964年発行の「東京オリンピック競技大会記念」が何種類か、そして「東海道新幹線開通記念」が1枚、いずれも未使用の切手ですがバラで混じっていました。1946年発行の普通切手「法隆寺五重塔」が30銭。菊の紋が右上に小さく見えます。

「華東郵政 南京上海解放記念」、「中華民国 郵政総局成立五十周年記念」なんて言うのも。
「DEUTSCHES REICH 」とあるのはドイツ国、ヒトラーの肖像です。1933年‐1945年の間流通していたものだとかで、「付加金付き切手」の類らしい。つまり、「50 50」100で買って50で使う。残る50ぶんはナチスの戦費になったということらしいです。当時の通貨の単位は、わかりません。

インド、フランス、アルゼンチン、ルーマニア、ベトナム、スペイン、ユーゴスラビア、ネザランド、ベルギー、イタリア、オーストラリア、USA、イギリス、セイロン、中華民国、琉球…等々。加えて日本の未使用のものも少し…。

集めていたはずの切手がどこを探しても見当たらない。かつての私の「趣味」の証拠物は、もうずーっと、長いことゆくえ不明状態でした。嫁ぎ先までちゃんと持ちこんでいた、はず。それらが、最近になって古い手紙を詰めたクッキーのあき缶の中で見つかったのでした。これで私も、遠い遠い昔は、「切手収集」を趣味としていたと、証明できました。

…とは言っても、ただ集めただけ。しかし、これほどの枚数を集めていたのか、すでに自分でも記憶になくて、まあ、一体だれが!?といった危うさです。写真ではそうは見えませんが、ごちゃごちゃと積み上がっているのです。

今、私の関心は現金化するとどれだけになるのか、に集中です。古いから金銭的に値打ちがあるかというと、残念ながらそうでもないみたいでした。かと言って、ただ捨てるには惜しい。やはりその前にどこぞで…。いいように買い取られたりしてもね…。
でも、これだけあればひょっとしてお宝など紛れ込んでいるのではないかしら??

台風の影響で蒸し暑さを増す中、老眼鏡をかけて文字を読み取り、ネットでちょろりと検索。無駄な欲ばかりかいていました。
コメント (9)
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