水仙のこぼれ話

         風に揺れる水仙の花から時折余談が零れ落ちてくる

7割の力

2016-03-09 | 絵画
一枚しか持っていない油絵用の額縁を使いまわしをして、最近描いた人物画を額装しました。
額に入れると少しは絵らしく見えるものです。ソフトタッチで描いた絵ですので、額縁の色濃さがいいのか悪いのか。暫く眺めて悪ければまた世界堂へ行って絵に合う額装をしてもらいましょう。

ところで、区立美術館油彩講座の最終日の先生の講評で、「皆さんが100%描いたと思った絵は120~130%描いており、描き過ぎになる。70%位描いたかなと思う程度で丁度です。」という趣旨のことを言われました。

70%の力といえば、かつてTV番組で加藤登紀子氏が歌は70%の力で歌いなさい。」という趣旨のことを言っておられたのを記憶しています。私はカラオケで歌うときは5Kcal程度に抑えて歌うよう心掛けています。

俳句では、あれもこれもと盛り込み過ぎないように、せいぜい2つの「こと・もの」で句を作りなさいと云われます。芭蕉の有名な言葉もありますね。「いいおほせて何かある。」


貫くといふほどでなく蕗の穴

おっと夏の季語でしたが、ご勘弁ご勘弁。



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