原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

【2019初夏 大阪WSレポートその2 】

2019-06-07 | 首都圏以外でのワークショップ

大阪WS vol.18「天地をつなぐ身体」
2日目は小さめの体育館のような場所。
今回はいずれも初めて借りたところだったけれど、
なかなか当たりでありました。

リードした内容はいつもみごとに忘れるのでww
自分のメモと皆さんの感想が頼りなのだが
今回は午前中からペアでのエナジーワークから
互いの身体に触れつつのワークという流れが
自然に流れていった感じがあった。
基本的には生きとし生けるものは
エネルギーで既に接したり触れ合ったりしているのだが
日常ではそこにガードをかけていたり
気づかないようにして生きていることも多いので
そこにフォーカス。
自分自身が意識的にならないと自分を守ることもできない。

ペアでのミラーリングから、皆自由に動き回り始めて
一人に向けて皆のエナジーが集まった。
場ができてくるとこういう瞬間が生まれてくるのが
いつでもとてもエキサイティングである。

今回のエネルギーシャワーは天からではなく
もちろん大地からのエナジーをいただく。
全てにおいて意図的ではなく、
流れ出してくるものをよりアンプリファイしていくだけ。

午後は
やはりペアで(なんだか今回はずっとペアな感じだった)
イメージとエネルギーと身体のコネクトを。
人と人との関係がこれだけ密になったのは
近代社会においてのことで
人から得られるエネルギーはとても大切だが
反対にそれが得られない時や
他者との良好な関係が保てなくなった時
たちどころに自分自身を疲弊、衰弱させてしまう。
割とよくみる事例でもある。

いつも無意識のうちにいただいている大地からのエナジーを
意識的に感じてみること、取り入れるワークを行う。
そして自分からも返すこと。
受け取り、差し出すという循環が大切なこと。

人との間でも、自然との間でも。
いつも行うグラウンディングをより丁寧に行う。
神輿担ぎの足元から、足裏を大地に打ち付けるように
ステップしていたら、皆とても力強く声を出しながら踊り出した。
跳び上がるのではなく、
大地に足を打ち付けるのだ。

音楽はない。皆のクラップと声とステップだけ。
輪になり、真ん中に代わる代わる誰かが入り、祭祀状態。
今までもこういうことはあったが
鳴り響く皆の足音と声、クラップ、
そして木ノ実をブレス状にした小さな楽器二つのみで、
ホールの中に渦ができたようだった。
それを見ながら縄文時代にもこういう祭祀があったのでは、と感じた。
いやきっとあったに違いない。
まるで女神山の2日目の夜のようだった。
街中のホールなのにね。

この場面では私はほぼリードしていない。
みんなのシャーマン度、アップしている気がした。
その後は静かにそれぞれの聖地に感謝と祈りを捧げた。
ペアの相手にも、場にも人にも。

個人の問題は個人だけのものではなく、
世界中で起きている問題。
そして人に起きている痛みや苦しみも
世界の各地の土地で起きている問題。
私たちが大地の一部であるということを
忘れずにいることが今回のWSの大きなテーマでした。

トップ写真は今回の祭壇。
布は友人がアマゾンのシャーマン修行に行った折に
購入してきてくれたものである。
開始前にカードを引いたらwandばかりが出た!
wandは火 南 生命力 創造的な光 情熱
行動すること 新しいことを始めること
という意味を持つ。



まさにそこにいた人たちと大地の生命力が
賦活された時空だったのではないだろうか。
ここから、それぞれの新たな始まりがあることを願って。



最後に、
スタッフと参加の皆様、ありがとうございました。

9/14〜16は女神山合宿です!もうすぐ告知します。
次回の大阪は秋です。

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