原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

心身の不調に気づく方法

2015-06-16 | セルフケア
心身の不調は誰にでもあるものですが、
それに気づけない人が多いのも事実です。

疲労や不調は放っておくと
うつうつとした状態を招いたり、
過労を招いたり、
気づいたときには精神的にも非常に辛い状態になることがあります。

ライフスタイルはそれぞれ個人差があるけれど、
ある程度決まったスタイルがどの人にもあるものです。
そのスタイルが崩れていたら要注意。

特に40代以降の方は自分の健康状態を過信せず
定期的に自分自身をチェックすることが必要です。

本格的に調子を崩したりする前に、自分自身を「観察」してみることが
心身ともに痛めつけてしまわないコツ、と思います。

まずはいちばんわかりやすく、指標となるのは睡眠と食事です。

【チェックポイント】

1.睡眠状態

就寝する時間帯~バラつきがありすぎないか

寝つき~極端に悪くなるときがあるかどうか

睡眠の質~早朝覚醒や中途覚醒が頻繁に起きているかどうか/寝ても寝ても寝たりない感じがあるかどうか

起床時の気分~目が覚めても起きるのが辛いかどうか


2.食欲と食事

食欲の有無~食欲を全く感じなくなるときがある/食べて満腹なはずなのにまだ何か足りない気がする

食事の回数~日によって、回数に極端な変化があるか

食べる内容~甘いものや嗜好品に偏っていないか/極端に食事内容が変わったりしていないか/インスタント食品やコンビニの食品が多くないか


3.その他

顔色~以前に比べて、あるいは日によっての変化があるか(黒、赤、白、青など)

呼吸~喉、胸、みぞおちのあたりに滞りを感じることがある/あるいは慢性的に滞っている/呼吸が苦しいと感じることがある

会話~他者と話すことが少ない/あるいは極端に減っている/話すとき俯いていることが多い/話すときに喉が詰まるような感覚がいつもある

感情~アップダウンが激し過ぎないか/アップダウンのサイクルが一日の中で大きく変わったり、短い間にころころ変わる/塞いでいる状態が持続している




などなど。

他にも色々とありますが、
個人差があるので
わかりやすいものだけ書いてみました。



自分で不調に気づきにくい方の場合、
この3つの経過を辿ってみることで
変化がわかることがあります。

そして変化した時点を振り返ってみると、何らか特定できそうな原因に気づく場合もあります。

なんだかおかしいのが続いているな、とやっと「認識」した時点では
かなり亢進している場合もあるので
ハードワークだったり、悩みを抱えている場合は特に、
客観的に定期チェックする視点を持つこと。
慢性的に不調が続いている場合は、それが当たり前になっているので
家族や親しい人に話してみて判断することも有効です。

こういう小さな気づきがセルフケアのはじまりです。


季節の変わり目や、気圧、湿度にも身体は大いに影響されていますが
自分の状態がわかれば対処も出来ます。
なるべく早めに気づき、手を打つことが、症状をひどくしないポイントです。

不調や疲れを感じたら、
それを癒すための手段を取ること。

次回はそこに触れていきます。


    


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