こんにちは、一回生の松本です。
前回僕がブログを書いてから3ヶ月以上が経過し、その間西医体の新人戦に出場したり、琵琶湖周航が途中で中止になったり...艇庫で停電に遭ったり、サイド転向したり... 本当に色々なことがありました!
日中まで冷え込む日が多くなった今、思い返すと暑さと定期テストに苦しみながら練習していたあの頃に懐かしさを感じてしまいます...
そして、一回生3人漕手を乗せた4+紅覇クルーと共に秋シーズンの練習期と京都レガッタを経て、今まさに秋シーズン締め括りとなる加古川レガッタに参加しています。実はこのブログを書いているのは、予選と敗復、準決勝を経た加古川レガッタ2日目夜なんです!残念ながら準決勝で3位になってしまって、明日は順位決定戦への出場です...
さぁ、せっかく加古川レガッタ中なので加古川レガッタのハイライトでも報告できたらいいかなと思うんですが、やはりそうなると報告せずにはいられない出来事がありました
それというのはまぁあれです、フォアの船台沈です
予選での2000mを漕ぎ終わり、疲れ切りながら回航してきた紅覇クルーは、オールケアして着台してからいつも通りまずSサイドが先に降りてオールを取り外し....
問題はそこだったんですね。というのも、いつも使っている京大の船台はSサイド側に着台するんですが、今回の加古川船台はBサイド側への着台だったんです!
疲れ切ったクルーは不注意になっており、本来ならBサイドから順番に降りるべきところを、さっさと2とBが降りてオールを外し、艇に背を向けてしまいました...
「わー」、パシャン という異音に振り向いた2の目に飛び込んできたのは、ひっくり返って船底を晒している4+艇の横、びしょ濡れで川底に立っているSと3の、驚きと絶望の表情でした。
京大船台での沈も経験したことのある沈専門家の3は「今回は足が川底についたから良かった」などと語っていましたが、船台にいた全員に笑われ、艇差し上げの時全身に川水を浴びたこの経験は、忘れられない傷跡になるでしょう...
その後の敗復、準決では上回生たちにいじられながら、「今回はSサイド側に着台したからSサイドが先に....」と、馬鹿丁寧に声出し確認しながら揚艇したことはいうまでもありません!
加古川レガッタのハイライトが試合結果の報告ではなく、こんな事故報告みたいになって恐縮ですが、僕はこんなハプニングもありつつ、ゆるゆる笑いながらボートを漕いでいることに幸せを噛みしめることが多いです。最近の朝乗艇は寒いですが💦
それでは明日に備えて寝ます!
おやすみなさい!