3回生の山本恭一郎です。
今回は、12月20日に行われる東大戦に向けての抱負、そして好きな歌手について話そうと思います。
前のブログで3回生松本が東大戦クルーの練習について触れていましたね。僕もインカレから東大戦クルーの練習について話そうと思います。
インカレについては、当初メダルという目標を掲げていましたが、それには遠く及ばなかったものの、練習始めたころに比べたらインカレまでの期間内で大きく成長することができて、学んだことも多い時間だったと思います。
体力面については割愛して、乗艇についてだけ手短にお話しします。
今まで、スカルからスイープに代わるときや長期のオフを経た後などは、僕のスイープの漕ぎがめちゃくちゃになって、それに伴ってクルーも迷走するということがよくありました。インカレクルーも例にもれず、最初はバランスが不安定でまともにレースできない状況から始まりました。練習は一日3時間の制限があり、土日も漕げない日がある状況では、このスタートはなかなかの逆境だったと思います。西日本選手権では、2000m通して水面にオールをすっていて、9艇中6位と、いい結果を残すことができず苦しかったです。インカレの1,2週間前からバランスを保つ漕ぎが分かって、それからはレースレート、ノーアークでもあまりすらずに漕げるようになっていきました。
インカレ初日は、4艇中4位でした。スタートから周りの艇が消えて、遥か後ろに行ってしまい、いくら頑張ってこいでも後ろの艇の様子はわからず、ゴールまでずっと取り残された自分たちだけで漕いでいました。3位とも20秒差ぐらいあったと思います。一日目が終わった時点で我々のタイムは下から3番目。インカレ前に艇の状態がよくなっていただけにこの結果はショックでした。
初日の夜に動画配信を見て漕ぎを見直し、クルーで話し合い、2日目に臨みました。後になって言うのもなんですが、僕は、クルーの体力、そして最低限オールがすってはいないことを考えると、気持ち次第で初日より大幅にタイムが更新できると信じていました。
2日目のレースは拮抗していました。スタートは4位でしたが、初日のように大きく離されることはなく、差を縮められることなく1000m地点まで付いていきました。この段階で僕は、初日のレースで我々のクルーは後半が強いことが分かっていたので、いけると感じていました。そして僕らの艇は逆転し、1位でゴールしました。ゴールした直後に小さくガッツポーズをしました。準決勝に行けてとても嬉しかったのを覚えています。
そして3日目。準決勝は、あたりが悪くなかった上、3艇中2艇が最終日に行けるとあって、やる気満々でした。しかし結果は2位と6秒差の3着。レース展開は、2日目と同じくスタートで出られ、そこから差を縮めることができずにそのままゴールとなりました。
当初の目標には届かなかったわけですが、実際のレベルがどんなものなのか知れただけでも収穫でした。技術的には拙いところが多々あったけど、ある程度は通用したと考えると自信にもなりました。
技術的には、専門的な話になりますが、フィニッシュ周りが最後まで押し切る前にブレードが抜けてしまうことやキャッチ前に上体が開いてしまうことなどです。
そしてなにより、西日本選手権終わってから、ビデオ撮りをしてくれてラインに動画を貼ってくれたり、インカレの練習を優先してくれたりした部員の皆にはとても感謝しています。ありがとうございました。
次に東大戦クルーについてです。
このクルーは、クルーを組んだ時から今までとは感触が違いました。バランスが取れる。さすがベテランの選手たちだと素直に感動しました。
練習をほぼしていないにもかかわらず、レート30ぐらいまで軽くでて、その後数回の練習で、安定して34で2000mを漕ぐこともできるようになりました。
すらないようになったら、その次に狙える所も現れてきて、艇速への更なる追究ができていると感じています。艇を感じるとか艇を主体に考えるといったことは正直まだできていませんが、意識していきたいと思っています。
とは言っても、ビデオを見ると直す部分は多々あるので、少しずつですね。そして、最近体力の強化がおろそかになっているので、そちらも強くなっていきたいです。
というわけで、東大戦は結構自信があります。
次に好きな歌手についてです。
今まで、割とはやりの曲やメロディーのいい曲を好んで聞いていたのですが、最近歌詞に感動するアーティストができました。竹原ピストルです。今まで歌はリズムに乗るものでしかなかったですが、歌に感動したり勇気づけられたりするので歌の力を感じています。
余談ですが、いつもと違う環境にいるときや同じ漫画を読むときに、同じアルバムを繰り返し聞くと、曲を聴いただけでその環境(場所)や漫画を思い出すのでお勧めです。
こんなはずじゃなかったのですが、とても長くなってしまいました。最後におすすめの曲を何曲か紹介して終わります。
「あ。っという間はあるさ」
「俺のアディダス~人としての志~」
「たとえばヒロ、お前がそうだったように」
「カモメ」