6回生のみなさん、遅ればせながら国試お疲れ様でした。
受験生ももうすぐですね。応援しています。(そしてボート部に入ってー)
大きな試練は一つのゴールであると同時にスタートなのかもしれない。
なんてことを、思ったり、思わなかったり。
冬が終わります。
もうちょっとつづく、そう思っているうちに終わります。そんな気がします。
流れる時間は堰き止められません。全開放流です。
待ってくれと思う気持ちは、翻って、変われない自分の姿を浮かび上がらせます。
たくわえる季節。僕はそうよんでいます。
冬眠するわけではないですが、
身体づくり、心のリフレッシュ、rowingを考える、何かと向き合う、限界を超えてみる、などなど
夏への準備期間というイメージです。
試行錯誤です。
もちろん、他のシーズンも同じですが、時間のある冬だからこそ出来ることは多いと考えます。
それでも限られた時間の中で出来ることはなんでしょう。
分かりません。
一つは考えることかなと思います。
そんな冬。
何を思い立ったかボルダリングを体験してきました。
ちょうど三連休をもてあましていたので、ふら~っと。
自転車をとばしてやって来たのは小さなボルダリングジム。
休日だけあってにぎわっております。見様見真似でのぼってみると、はじめは案外のぼれます。ところが、ホールドと呼ばれる壁の石は、大きさ、形、角度がさまざまで掴みづらく、次第に雲行きが怪しくなってゆきます。
そしてついに、壁から引きはがされる時が来たのです。まさに典型的初心者。
不器用な僕は、身体の使い方、バランスの取り方、重力のいなし方が分からず、何度やっても仰向けにされたコガネムシのようにひっくり返ってしまいます。実に愉快、無情な重力。人間、自分には到底太刀打ちできないようなものと対面すると、非常に面白味を感じてしまいます。
周りの人がアドバイスをくれ、克服出来るとそれもまた楽しい。
一方で、洗練された人の動きをみるのもまた一興。
振り子のようにゆらりゆらりと、のびやかにぐいぐいと、はたまたサルのごとくひょいひょいと、それぞれの動きにも型があります。
そんなわけで、いつもとは違った身体の使い方を満喫しました。なにかrowingにフィードバック出来ればなあと思います。例えば、ぶら下がる感覚とか。
なんにせよ、来週の計測はベスト出せると思うので、ひたむきに練習します。
春休みになったら、てきとうに旅行でもして見聞録が書けたらいいなと思います。
三回生 西崎