こんにちは。3回生の西崎です。
気持ちよい日曜日ですね。今朝はシングルで一番丸と並べをして、鮮やかに横波をくらいました。
こんな日は、病理の勉強を放り出して、自然を散歩したくなります。
さて、Headに向けて冬の乗艇も始まっております。
先週のオフ中、エルゴにて4500m×3というメニューをしました。
去年の冬、全学で練習していたときにやったメニューです。一人でエルゴをするとき、時々やったりするのですが、まあきついです。1本目はそこまでではないですが、3本目とかなかなか進まなくて辛くなってきます。
でも、30minとか60min(やったことないですが)と違って間にRestがあるので、漕ぎを見直せるのがいいかなと個人的には感じます。もちろん、漕ぎ続ける中でフォームを修正していくというトレーニングも重要ですが。
それにしても、何故こんなメニューをやりたくなってしまう自分がいるのか、よく分かりません。誰が設定したのか知りませんが、4500mという距離はフォームや出力を意識して漕ぎ続けるのにちょうど良いなあと感じてしまうのです。やっぱり距離漕だと頑張った分だけ進んでいくし、RPGのボスの体力を削っていくみたいな感じが面白いのかもしれません。
タイムはまだまだですが…
エルゴは何のためにするのでしょうか。
やはり、心肺能力の強化や正しいフォームでの出力維持が主眼なのかな。
エルゴでの出力は500m averageで表示していることが多いです。
今回、試しに表示をWattsに設定して漕いでみました。
すると、ベストを10秒以上(500m averageでは1秒ちょっと)更新してしまいました。
驚きです。でも、Watts表示にすると新たな発見がありました。タイム換算ではなく、出力がほぼそのまま表示されます。なので、力の伝わり方や、逆にどこでロスしているのかが、漕いでいて意識しやすいのかもしれません。
特に大きかったのはキャッチでのロスでした。掴みが甘くなったときの数値の下がり幅が大きく、体が十分に連動できていないことが一目瞭然です。
キャッチの甘さは出力だけでなく、リズムにも影響すると思います。きちんと固定・つながりが出来ていればドライブが力強くできて、メリハリの効いたリズムが作りやすいです。自分でもメリハリはぬるいと感じているので、良いリズムをもっと多くのストロークでキープできればエルゴタイムも艇速も伸ばしていけるのではないでしょうか。
しんどいことですが、まだまだシビアに狙う価値はあると思います。
そして、これは乗艇にも繋がります。艇上ではブレードワークなどの技術も必要にはなりますが、キャッチでの固定ができるかどうかで1ストロークでの艇の伸びが大きく変わります。これは僕個人だけでなく、部全体としてキャッチが甘い傾向にあるのではないでしょうか。
久々のスイープで自分が超下手になっていてやるせない気分ですが、冬の乗艇でスカル・スイープともに良いキャッチを安定して狙えることを目標にしたいと思います。
長々と書いてきましたが、改めてキャッチは大事だなと感じました。
冬はエルゴも多いので、漫然と練習するのではなく色々と工夫してみると面白いのでは。
僕はこれから昼ご飯を食べながら、午後の過ごし方を空想しようと思います。
それでは、よい休日を。