香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

おいしくて泣く時~最近読んだ小説から

2022年06月04日 15時08分43秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     
 
森沢明夫さんの「おいしくて泣くとき」は、とっても優しい小説。
 
     
 
無料で「こども飯」を提供する食堂と「子ども食堂」サービスをしているカフェレストランのお話が、交互に登場人物によって語られます。
この2つのお話が、どんな風に関わっていくのか気になりながら読み進めるうちに、あちこちに仕掛けが散りばめられていることに気づき、謎が解き明かされるのをワクワクしながら待ちました。
 
森沢明夫さんの小説を読んだのは、「恋する失恋バスツアー」「キッチン風見鶏」「雨上がりの川」「ぷくぷく」に続いて4冊目。どの本も隅々まで細かい描写が素晴らしく、いつも心が洗われるような優しさに包まれます。
 
 

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