goo blog サービス終了のお知らせ 

香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

奇跡集~最近読んだ小説から

2025年05月24日 14時16分06秒 | 本(紹介・レビュー感想)
     

小野寺史宜さんの小説「奇跡集」読了!
     
     

朝8時の満員電車にたまたま乗り合わせた7人に起こる奇跡を描いた7つのお話。

     

年齢も立場も違う男女が、電車の中で起こるハプニングやそれによって起きる奇跡をそれぞれの視点で語ります。
そして、それぞれが影響し合っていることに本人たちは気づかず、知っているのは読者だけ、というのも小野寺史宜小説ならではで面白いです。
文中に出て来る小説家や劇団など、小野寺史宜の別の小説に出てきたなあと気づくのも醍醐味です。
 

コメント    この記事についてブログを書く
« 草書体の落款印 | トップ | 坂本沙於里とゆかりの書家展 »

コメントを投稿