香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

裴将軍詩 臨書作品(全紙)

2015年12月30日 07時29分35秒 | 書の学習

 9月に開催された佐久全国臨書展に出品した作品です。

中国唐代の顔真卿が書いた裴将軍詩を全紙(135㎝×70cm)に臨書したもので、結果は佳作。

佳作以上が展示されるのでギリギリでした

遠いので見に行けませんでしたが、表装されて帰ってきました♪

顔真卿の原帖の臨書した部分はコチラ ↓

楷書、行書、草書など様々な書体が入り混じった破体書です。

豪快な書きぶりに魅了されて挑戦しましたが、これを自分なりの表現で全紙に収めるのは想像以上に難しく、力量のなさを痛感しました。

書けば書くほど判で押したような同じようなものばかりになり、結局、中盤に気持ちよく書けたものにしました。

反省点は多々ありますが

 

この後、さらに書き込んで、別の公募展に出品したところ、予想に反してスゴイ評価を頂けました!

サイズはこの2倍の長さの全紙2枚判(270cm×70cm)で、文字数も増やしました。

部屋の壁では天井からぶら下げても引きずってしまうので、会場でようやく全体像が見られます。

その展覧会は、来月半ば。

受賞者一覧はコチラです→

 

どんな仕上がりになっているのか、会場で見るのが楽しみな反面怖いです

その模様は、また来年!

今年もいろいろなことがありました

新たな出会いもあり、たくさんの皆さまにお世話になりました。

細々ながら今年も無事ブログを続けられ、ご閲覧下さる方々にも感謝しています。

来年もよろしくお願いいたします

 

臨書にはコチラの本を使いました↓ 

顔真卿行書(送裴将軍詩他) (隋唐の行書草書)
佐野 光一
天来書院

 

 

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コメント (8)