楽太郎はどうしたの？

26日、楽太郎をご家族のもとへ送り届けて帰宅したら、
みんなが一斉に楽太郎を探し始めました。

特に哲とあずきは、私に「楽太郎はどうしたの？」と問いかけるような表情をしながら、
玄関や廊下、部屋のあちこちを探し回っていました。

楽太郎のお家が決まった時からお届けする日まで、みんなには何度も話していたんですけどね…






楽太郎とはずっとライバル関係で、目が合っただけでガウガウ言い合っていたいぶきも、
私が持ち帰った楽太郎の首輪のにおいを嗅ぎながら不思議そうな顔をしていました。




今までリビングを仕切っていた柵を撤去して、自由に移動できるようにしたのですが、
混乱中のいぶきはなかなかソファから離れられず。
しばらくの間、今まで過ごしていたスペースから動きませんでした。

些細な変化にも敏感で、適応するのに時間がかかるいぶき。
昨日の夕方までご飯を一口も食べませんでした。




人間の私でさえ１年以上一緒に暮らした楽太郎がいないことに慣れないのですから、
わんこたちが戸惑うのも当然ですよね。



楽太郎がいなくなって丸一日が経った昨日。
いつも楽太郎が寝転んでいた場所にいぶきがいました。
「仮ママ、ボクがいるから寂しくないよね」と言ってくれているような気がしました。






楽太郎がのことが大好きだったゆなは、遊び相手がいなくてとてもつまらなそうにしています。




いつもたくさんおもちゃが散乱していた家の中。
今はおもちゃがほんの少ししか転がっていません。

楽太郎の存在はこんなに大きかったんだな…と、しみじみ感じています。


私は、いつもの習慣でおやつを６個用意してしまったり、
ついつい「楽ちゃん」と呼んでしまったり。

わんこたちのご飯後、食器の片づけが早く終わることにも不思議な感じがしています。

「楽ちゃん、早く食べなさい！」
「楽ちゃん、食べないとゆなに食べられちゃうよ！」
…なんて話しかけていたことが懐かしい。

楽太郎がいないだけで、なんだか家の中が広くなったように感じます。