最近、詩を書いてなかったんですよね~。書かないでいると、いよいよ書く気がなくなるっていうか、その根底には実はこんな(↓)恐怖心があった訳なんですけど。でも、一行目をまず書いちゃったら、後は出てきました。なんか、詩に安心させてもらったというか、これで安心しちゃいけないっていうか・・・もっと詩家に帰らなきゃね。
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詩帰り
詩が書けなくなる気がして こわい
絵が描けなくなる気は しない
歌が歌えなくなる気も しない
なのに
日常を繰り返していると
詩から離れた生活をしていると
ある日突然、詩から見放されそうで
やっと家に帰った放蕩息子を
出迎えてくれるはずの詩は
もう
いない
がらんどうの家に
私の声だけが響く
もう一回 書かせて
もう一回だけ 書かせてくれ
と
私は、待とう
きっと 詩にだって
放蕩息子になりたい時があるのだ
そして
家に帰りたくなる時も
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詩帰り
詩が書けなくなる気がして こわい
絵が描けなくなる気は しない
歌が歌えなくなる気も しない
なのに
日常を繰り返していると
詩から離れた生活をしていると
ある日突然、詩から見放されそうで
やっと家に帰った放蕩息子を
出迎えてくれるはずの詩は
もう
いない
がらんどうの家に
私の声だけが響く
もう一回 書かせて
もう一回だけ 書かせてくれ
と
私は、待とう
きっと 詩にだって
放蕩息子になりたい時があるのだ
そして
家に帰りたくなる時も
私は、谷川俊太郎の詩をずっと読んできましたが、それと同じくらい長田弘の詩を読みました。「深呼吸の必要」(晶文社)が手に入るようでしたら、読んでみてください。
私が「詩人」ですか、確かに好きで詩を書いてはいますが、そう呼ばれても何かしっくりこないんですよね。やっと「先生」と呼ばれることに慣れてきたところ、です。
野中先生との会話は、本当に楽しかったです。あの日一日が、私の25時でした。そして、「この方となら、詩の話ができるかも!?」と思って切り出して、詩も読んで頂いて、本当に良かったです。明日には「深呼吸の必要」を買いに本屋に走ります!
P.S.何と呼ばれようと、教えることも、詩を書くことも、好きですけれどね。