「愛について」 殿岡 辰雄
ひとを
愛したという記憶はいいものだ
いつもみどりのこずえのように
たかくやさしく どこかでゆれている
ひとに
愛されたというおもいはいいものだ
いつも匂いやかなそよ風の眼のように
ひとしれず
こちらむいて またたいている
「愛」をいしずえとして
ひとよ
生きているといろんなことがあるものだ
***********************
「木肌がすこしあたたかいとき」 高橋順子
木肌がすこしあたたかいときは
優しい恋唄をうたっている
人間だったときに
うたえなかった うたを
ひとを
愛したという記憶はいいものだ
いつもみどりのこずえのように
たかくやさしく どこかでゆれている
ひとに
愛されたというおもいはいいものだ
いつも匂いやかなそよ風の眼のように
ひとしれず
こちらむいて またたいている
「愛」をいしずえとして
ひとよ
生きているといろんなことがあるものだ
***********************
「木肌がすこしあたたかいとき」 高橋順子
木肌がすこしあたたかいときは
優しい恋唄をうたっている
人間だったときに
うたえなかった うたを
一つ教えてください。
2節目ですが、
ひとに
愛されたというおもいはいいものだ
になっていますが、私が殿岡 辰雄の詩集から書き写したものは、
ひとに
愛せされたというおもいはいいものだ
で、「せ」が入っています。
詩集が手もとにないので、確認できません。
一字の違いとはいえ、大きな違いと思いますので、
知りたく、宜しくお願いいたします。
下記のブログで取り上げましたので、ご参考までに。
http://ameblo.jp/tutiya62/entry-11466042461.html
メールアドレス:tutiya@k05.itscom.net